会津八一に関するブログ 573
南京余唱・第39首(会津八一) 2015・8・20(木) 解説
鹿の鳴くをききて(第1首)
しか なきて かかる さびしき ゆふべ とも
しらで ひともす なら の まちかど
(鹿鳴きてかかる寂しき夕べとも知らで灯ともす奈良の街角)
古都奈良を愛した八一は寺や仏像の荒廃した姿を背景にして寂寥感を持って詠う。
南京余唱・第39首(会津八一) 2015・8・20(木) 解説
鹿の鳴くをききて(第1首)
しか なきて かかる さびしき ゆふべ とも
しらで ひともす なら の まちかど
(鹿鳴きてかかる寂しき夕べとも知らで灯ともす奈良の街角)
古都奈良を愛した八一は寺や仏像の荒廃した姿を背景にして寂寥感を持って詠う。