会津八一に関するブログ 568
南京余唱・第34首(会津八一) 2015・7・24(金) 解説
正倉院の曝涼に参じて
とほ つ よ の みくら いで きて くるる ひ を
まつ の こぬれ に うちあふぐ かな
(遠つ代のみ倉出で来て暮るる日を松の木末にうち仰ぐかな)
なかなか許可が下りなかった正倉院での感想を詠う。曝涼(ばくりょう)とは虫干しのことである。
南京余唱・第34首(会津八一) 2015・7・24(金) 解説
正倉院の曝涼に参じて
とほ つ よ の みくら いで きて くるる ひ を
まつ の こぬれ に うちあふぐ かな
(遠つ代のみ倉出で来て暮るる日を松の木末にうち仰ぐかな)
なかなか許可が下りなかった正倉院での感想を詠う。曝涼(ばくりょう)とは虫干しのことである。