このブログはすでに公開されている。誰もがこの「スーパーフラット2」というプロジェクト名について、「人の褌で相撲をとろうとしている」と思うことだろうだろう。だがしかし「スーパーフラット1」の提唱者である村上隆のキャリアこそが「人の褌で相撲をとる」ことから始まったことを忘れてはならないだろう。
彼の最初期の作品(おそらくはデビュー作)には、田宮模型のロゴマークを勝手に自分の名前「TAKASHI」に改変したものがある。また「加瀬大周宇Zプロジェクト」では加瀬大周の褌をしめ、そして「スモール・ビレッジ・センター」のパフォーマンスでは、こともあろうか赤瀬川原平の褌で相撲をとっているのである。いったい彼は人様の褌をいくつもっていることだろうか。
「スーパーフラット2」の可能性について考える前に、まずは村上隆オリジナルの「スーパーフラット1」について考えてみなくてはならない。そのためには「村上隆の仕事から学ぶ(まねる)」のではなく、かつての彼がそうしたように、一度は直接「村上隆の褌で相撲をとってみる」ことこそが必要なのである。「スーパーフラット2」というあからさまなプロジェクト名はそこから要請されている。
彼の最初期の作品(おそらくはデビュー作)には、田宮模型のロゴマークを勝手に自分の名前「TAKASHI」に改変したものがある。また「加瀬大周宇Zプロジェクト」では加瀬大周の褌をしめ、そして「スモール・ビレッジ・センター」のパフォーマンスでは、こともあろうか赤瀬川原平の褌で相撲をとっているのである。いったい彼は人様の褌をいくつもっていることだろうか。
「スーパーフラット2」の可能性について考える前に、まずは村上隆オリジナルの「スーパーフラット1」について考えてみなくてはならない。そのためには「村上隆の仕事から学ぶ(まねる)」のではなく、かつての彼がそうしたように、一度は直接「村上隆の褌で相撲をとってみる」ことこそが必要なのである。「スーパーフラット2」というあからさまなプロジェクト名はそこから要請されている。