SUPER FLAT 2

非ファルス的にもっこりするものを肯定せよ!(神の性的不器用あるいはその性的悪戯に由来するもの達について)

ロン・ミュエック

2008年06月29日 | Weblog

金沢21世紀美術館でロン・ミュエックの展覧会が開催されている(8月31日まで)。この作家を観ずにして他に何を観ろというのか、誰か頼むから教えてくれないか。とにかくその情け容赦の無いハイパー・リアリズムと圧倒的なスケール・エラーの美学には降参するほかないが、その二つの要素が何故ここで結合しているのか考えてみる必要がありそうだ。荒川修作の連載から繋げれば、ハイパー・リアリズムの本質が「琥珀の棺」にあるとして、そこでスケール・エラーが「身体」に起こる、そのメカニズムの謎である。恥をしのんで茂木健一郎にでも訊いてみようか。やっこさん、何か知っているかもしれないぞ。

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