カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ホリデー~

2020年08月28日 22時13分59秒 | 映画 / MOVIE

2014年の作品。パキスタンとの国境に位置する
インド北部カシミールで任務に就いているインド陸軍の
兵士の休暇時の話。サブタイトルは
A Soldier Is Never Off Duty。
「兵士に休息はない」。タミル映画「トゥプパッキ」のリメイク。

  <ストーリー> 

ムンバイ駅でカシミールからの兵士を乗せた列車を待つ家族。
陸軍大尉のヴィラート(アクシャイ・クマール)も帰省してきた。
ヴィラートはそのまま、お見合い相手サイバ
(ソーナークシー・シンハー)の家に連れて行かれる。
しかし、ヴィラートは帰り道に、自分のタイプではないと
サイバの父親に断りの電話を入れる。

ところが友人の警官ムクンド(スミート・ラグハバン)
に連れて行かれたボクシング大会で出場している、
サイバを見て恋に落ちる。

 人の好みって解らんものだ・・・・・。

ある日、ヴィラートは と市バスに乗ったところ、
偶然テロリストが仕掛けた爆弾が爆発し犯人を捕らえた。
犯人は病院から脱走したため、
ヴィラートは自宅で監禁し情報を得るため拷問する。
ヴィラ―トはただの陸軍の兵士ではなくDIAと言う
インド軍の情報組織、国防情報部に属する諜報員だった。

同時多発爆弾テロが計画された日、
ヴィラートは犯人をわざと逃がし、
結婚式に参列した休暇中の隊員たちを動員し、
12人の爆弾を抱えたテロリストたちの行動を追う。
そして爆弾テロを阻止した。

テロリストは仲間を射殺した12人を調べ、
結婚式の事を突き止める。そして5人の隊員の女性の家族を
一人づつ誘拐する。

ヴィラ―とは自分の妹を一人の隊員の妹の身代わりにし、
妹の匂いを警察犬に追わせ監禁場所を突き止め5人を開放する。

テロリストは12人の行動を監視し始め、
1人の家族のいるモールを爆破し、ヴィラートを脅迫する。

ヴィラートはムクンドに指令を伝え、
自分の腕に追跡用マイクロチップを埋め、
テロリストの要求に従い車を乗り継ぎながら
ムンバイ沖の指定場所へ向かう。

乗り継いだ車には爆弾が仕掛けられており、
それをヴィラートが運転して各所へ爆弾を仕掛けたわけだ。

ヴィラートの後を追跡した警察によって、
洋上の船には爆弾が仕掛けられた。
ヴィラートは時間を稼ぐためにあえて銃殺ではなく、
なぶり殺しを要求し、主犯格を捕らえ船で脱出した。
そして船の爆破を見せた後、射殺した。

休暇を終えた隊員たちは家族と別れ、
再び列車で勤務地へ向かう。ジャイ・ヒンド!

 家族のいる自宅の自室に監禁するって・・・
 現実的にどうなのか? とは思うが、
 しかも手荒い方法で拷問・・・・。

 カシミール地方などの国境地帯は高地で自然環境も厳しいし、
 隣国やテロリストからの攻撃に対する危険もかなり高い。
 休暇を終えて任務へ向かう時は、
 もう会えないかもしれないと言う悲壮感が漂っていた。
 軍人とは結婚できんな、笑。

 インド映画でよくあるのだが、
 最後の対決シーンで銃で撃てば簡単に終わるものを、
 あえて1対1で素手で決闘する意味って何だろう。
 1対1で素手で戦って勝ってこそ男!って事かしら。

コメント
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