カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ハラ・ペリ~

2020年08月16日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

タイトルはヒンディー語で「いんちき」。
2000年公開。パレーシュ・ラワル、
アクシェイ・クマールときて、スニール・シェッティ? 
この人、肉体派であるが、珍しくコメディである。

20年前は、アクシェイ・クマール32歳だけど、
凄く若く見えた。スニール39歳、意外といってた。

シリーズ物で2006年に続編、2021年にその続編が
リリースされる予定である。パレシュ・ラワルの他、
アクシェイ・クマール、スニール・シェッティも出演。
シリーズ物でもキャスティングが変わる事は珍しくないのだが、
このシリーズは同じキャスティングである。

  <ストーリー> 

シャーム(スニール・シェティ)の父親は
とある銀行の火事で亡くなっており、
彼はその銀行に就職させてもらおうと出かける。
マネージャー(アスラーニ)はアヌラーダ(タブー)に、
そのポジションを与えており、
シャームの事情は考慮できないと告げる。

帰り道、シャームはラジュー(アクシェイ・クマール)にぶつかり、
財布をすられたと思い込み追いかけるが逃げられる。

シャーㇺはガレージのオーナーのバブラオ(パレシュ・ラワル)の
所で部屋を借りる事になったが、ラジューも住んでいた。
ラジューはコルカタにいる母親に事業で成功していると、
嘘をついている。

シャーㇺの村からガラク・シン(パレシュ・ラワル)が
借金の取り立てにやってくる。バブラオも友人達に借金がある。
3人ともにお金に困っている。

ある日、カビーラ(グルシャン・グローバー)と名乗る男から
バブラオのガレージに脅迫電話が入る。
プラサードが経営するスター漁業とバブラオのガレージの
電話番号が電話帳に間違って登録されていたためだった。

カビーラはプラサードの孫娘を誘拐し身代金を要求していた。
3人は共謀してプラサードを装い要求に応じる。
そしてプラサードには犯人を装って2倍の身代金を要求する。

ところが警察には知らせないようにと言ったにもかかわらず、
プラサードの使用人が警察に通報してしまい、
現金受け渡し場所に警察が現れてしまい失敗する。
カビーラは身代金を2倍に吊り上げる。

3人は身代金受け渡し場所でプラサードに本当の事を話し、
身代金を持ってカビーラとの取引に向かう。
ところが孫娘がお爺ちゃんじゃないと言ってしまう。

カビーラ一味と3人は乱闘になるが、
シャームの後をつけて来たガラク・シン一派が助けに入る。
そこへ警察が駆けつけてきてみつどもえの乱闘。
3人は孫娘を連れお金を持ってプラサードの元へ行く。

ところが・・・プラサードの所へはシャームとバブラオの2人、
ラジューはお金を独り占めして逃げてしまった。
何も知らずに自宅に戻ったシャームとバブラオ・・・・。
事情に気づいた2人はラジューを呼ぶが姿はない。
シャームはラジューの母親の所へ電話を掛けるが、
ラジューが連れて逃げた後だった。

バブラオは警察に全てを話そうとシャームに言い、
シャームは警察に電話をかける。
そこへ!! ラジューが帰ってくる。
騙していなかったのだった。事情を説明し合う3人。

警察がやって来て3人を逮捕する。少し遅れて、
プラサードがやって来て3人のお蔭で孫娘が助かった事を告げ、
お金は3人の物であると話し、3人は解放される。

 最後の最後にどんでん返しがあり、はっとさせられた。
 パレシュ・ラワルの安定したボケっぷり、
 アクシェイ・クマールも昔は馬鹿っぽい役も多かった。
 スニール・シェッティのコメディは初めてだったけど、
 2人に助けられてと言うところか。
 インド映画にしては珍しくラブ・ロマンスはなかった。

コメント
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