カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ラウディー・ラトール~

2020年08月31日 21時58分59秒 | 映画 / MOVIE

ポスターは古いけど2012年の作品、
タイトルは無秩序なラトール。
ラトールは主人公の警官の名前。
フルネームはビクラム・シン・ラトール。

アクシェイ・クマールとソーナークシ・シンハの共演。
「ホリデー」と同じキャスティング。

  <ストーリー> 

病院で母親を待っている女の子・・・・。

デーヴァガルと言う村:
ビクラムが生きている!と言う電話を受けて驚く男達・・・
男達は墓を掘り起こす・・・。
ビクラム(アクシェイ・クマール)は、
犯罪者が怯えて逃げ出すほどの、
勇敢な警官だったが、やくざ者に殺されていたのだった。

ところ変わってムンバイ:
シヴァ(アクシェイ・クマール二役)は友人の2G
(パレシュ・ガナトラ)と組んでケチな泥棒をしている。
ある日、町で美しい女性を見かけて声をかける。

パロ(ソーナークシ・シンハ)は親戚の結婚式の為に
ビハール州のパトナから来ていた。
シヴァは愛の為に泥棒を辞めると誓うが・・・・
駅で女性から大きな箱を盗んでしまう。

箱を開けると中から女の子チンキ(冒頭のシーンの)が出てきて、
シヴァの事をパパと呼んだ。箱の中を調べると、
シヴァにそっくりな男ビクラムとチンキの写真が出て来た。

シヴァは手がかりを元に2Gと一緒に女の子のパパを探し、
デーヴァガルと言う村に行くが、やくざ者に追われる事になる。

パロはシヴァが子持ちで騙されていたと思い込み、
怒ってビハール州に帰ってしまう。

ビクラムだと思われているシヴァはヤクザ者に襲われるが、
そこに本物のビクラムが登場し助ける。
ビクラムは殺された・・・と思ったのだが実は生きていて、
脳腫瘍の治療のためにムンバイに来ていたのだった。
しかしビクラムはシヴァとチンキを助けたが、
刺された傷が元で死んでしまう。最期にシヴァが、
チンキは自分の娘であると伝え、ビクラムは安堵した。

ビクラムの同僚の警官が事情を話す。
6カ月前、ビハール州のデーヴァガル村にビクラムが赴任し、
警察も丸め込み村を牛耳っていたやくざ者を懲らしめた。
それで殺されかかったのだった。シヴァはビクラムになり、
警官と一緒に村に戻る事にした。

シヴァは村でパロに会い経緯を話す。
ヤクザ者はビクラムだと思っているので、
パロとチンキを誘拐する。シヴァはヤクザ者を倒して
二人を救う。そしてビクラムになり切って、
村で3人で幸せに暮らすのだった。めでたし、めでたし。

 一人二役はインド映画では本当に良くある。
 そして相手が泥棒でも愛は揺るがない、驚。
 警察がヤクザと繋がっているのも普通にある話。
 特にビハール州の田舎では当たり前かもしれない。

 パロはビハール州の州都パトナーからムンバイに来ていたんだけど、
 どうしてデーヴァガル村でシヴァと再会したのか?謎。

 インド映画を観ていつも思うのは、
 夫婦や恋人同士、親子等の関係において、相手の話を聞かない事だ。
 弁解を一切聞かないから、話を聞けばわかるのになぁ・・・
 と思う事がほとんどである。私なら信じるかどうかは別にして、
 とりあえず相手の言い分は聞くけどなぁ。

 ビハール州からならムンバイの病院に行くより、
 近隣のコルカタかデリーだと思うけど、
 ムンバイの方が医療が良いのだろうか?

 デーヴァガル村が実在するか解らないか、
 この映画で観る限りでは岩山に遺跡があって、
 行ってみたいと旅人の心をくすぐられた。
 まぁ村だとアクセスが大変だと思うが・・・。

コメント
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