行く年くる年。

２０１７年もあと数時間を残すのみである。
インドと日本の間には３時間半の時差がある。
（インドの方が３時間半遅い。）

今年もよく遊び、良く勉強したと思う。

インドに移住して８年半、
最初の５年間は日系企業で働いた。
その後、退職して次なるステップに進むために（笑）
ヒンディー語の学校に行き始めた。

「石の上にも３年」
私の好きな言葉の一つである。
ヒンディー語の学習も３年目に入り、
あと半分である。最後のひと踏ん張りだ。

自分でもこれほど真面目にやるとは思っていなかったが、
人生で一番勉強している。



さて、２０１７年１２月３１日は、
インドのマディア・プラデッシュ州にあるヒンドゥー教の聖地、
ウッジャインにいる。ここで年を越し、
元日の朝にラジャスターン州に移動する。

年越しはデリーの自宅で海老の天婦羅を揚げて、
天婦羅蕎麦と言うのが定番だったけど、
今年はカレー・・・・。

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

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シャニワール・ワダ（プネ）。

ホテルのすぐ近くにあった。
１７３６年に建てられたマラーター宰相の城である。
１８２９年に焼失してしまい現在は城壁しか残っていない。

だが・・・入場料インド人１５Ｒｓ（約２５円）。
外国人２００Ｒｓ（約３５０円）高すぎるなぁ。
最近インドでは外国人料金が２００Ｒｓが相場になっているが、
一律ってのはどうだろう・・・
正直言って２００Ｒｓの価値がない物もたくさんあるし。



最初、納税者カードを提示して、
インド国内どこでもインド人料金で入場できると言ったのだが、
外国人はダメとの事・・・が！
相手がアーダルカードと言ったのを聞き逃さず、
アーダルカードを提示して１５Ｒｓで入場した。
すごいぞ！アーダルカードの威力。

　

さて、城の前に颯爽とはためくインド国旗と共におわすのが、
マラーター宰相だったバジラオ１世。
あの映画「バジラオ・マスターニ」の主人公である。





内部は庭園で、城壁の上は歩いて一回りできる。　

　

それだけである・・・・２００Ｒｓはやっぱり高いなぁ。

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【インドの宿泊施設】 ～ホテル・バセラ ～（プネ）

メイク・マイ・トリップで予約したホテル。
ホテル探しの段階でプネにいわゆる安宿がないのは把握できた。
地図上ではシャニワール・ワダの南側だったが、
行ってみたらすぐ南側だった。

ちなみに鉄道駅（プネ・ジャンクション駅）近くから、
シャニワール・ワダ近くのホテルまでメーターで４３Ｒｓ（約７５円）。

ホテルの住所が寺院の前だったので、
寺院の名前を言ったらオートの運転手は知ってると言った。
インドなので１００％信用はしていなかったのだが、
本当に知ってたようで・・・。
しかもメーターを使ってくれたので５０Ｒｓ（約９０円）渡した。
（プネのオートリクシャーはほぼ１００％メーターを使用していた。）



行ってみたら寺院は祠のような大きさで・・・
これを知ってるとは・・・



エアコンなしの部屋は狭かったが、
ＴＶ、クローゼット、バスタオル、石鹸付き。
机はなかったが・・・なぜか椅子はあった。
お湯は朝８時から１２時まで。
ｗｉｆｉはかなり弱かったので繋がったり繋がらなかったり。
これで朝食付きで１泊１９０４Ｒｓ（約３３２５円）は高いなぁ。
だってエアコンなしの部屋だもん。冬場は必要ないけど。
空港からのバス料金で予想した通りプネはやっぱり物価が高いのであった。

　

朝食はこちら。奥にある別館の２階で８時から食べられる。
セルフサービスで好きなだけ食べられる。
メニューが入口に張り出されていた。



南インド式とバターサンドイッチ、ジャム、フルーツ、
コーヒーと紅茶。３泊したのだがあまり変わり映えがしなかったので、
３日目は朝食を取らずに早朝のバスでオーランガバードへ移動した。

　

周辺には軽食屋は数軒あったが、
飲み物を調達できる雑貨屋もなかった。
シャニワール・ワダがあったり、
本屋街があったり商店街はあるのになぁ。

この周辺はプネで一番古いエリアらしく・・・・
意外に発展していなかった。
ちなみにこの辺にホテルはここだけだった。

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【インドの空港】 ～ ロヘガロン国際空港 ～（プネ）

プネの空港は思ったより小さかった。
インドで８番目に大きい都市と言う事で空港も大きいのかと思ったら、
普通の地方都市の空港レベルだった。



空港は市内から北西に１０Ｋｍと言う事だった。
市内までの移動手段はプリペイドタクシー、プリペイドオート、
ＵＢＥＲタクシー、ＯＬＡタクシー、バスとあった。
ＵＢＥＲにＯＬＡとは時代の流れを感じる。

時間に余裕があったのでバスで行こうと思っていた。
空港の出口にいた警官に鉄道駅までのバスの発着場所を聞いた所、
「あれだ！」と指さした。空港の目の前に停まっていた。



１時間に１本程度あると言う事だったが時刻表はこちら。
料金も明記されている。



厳密には鉄道駅真ん前には行かず近くを通る。
６０Ｒｓ（約１０５円）だった。思ったより高かった。
普通バスと言えば１０ｋｍ程度なら１５Ｒｓ位（約２７円）である。



バスの値段でその街の価格の相場が読めるなら、
プネは意外と高いのかもしれないと思った。

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デリー空港ターミナル２。

昔の国際空港ターミナルだった所を
ターミナル２として再利用している。
デリー市内からは国内線のターミナル１と
国際線のターミナル３の中間に位置する。
到着できるかどうか本当に不安だった。



今回はいつもりようしているＵＢＥＲタクシーではなく、
初めてＯＬＡタクシーを利用した。
その理由はアンドロイドのＵＢＥＲアプリが上手く作動しなかったので、
一旦削除して再インストールしようとしたところ,

今度は重すぎて時間がかかった。
その隙にＯＬＡアプリの方が断然小さかったので、
すんなりインストールに成功。
しかも配車予約まで完了したのだった。

で、予約段階でターミナル２が選択出来たのだが、
インドなので不安だった。予定時間より早くタクシーが来て、
運転手にターミナル２であることを念を押した。

行ってみれば「ターミナル２」の看板が各所に出ていて、
迷うことなく到着出来たのだった。
今後ターミナル２を利用する方もご安心を。



で、スパイスジェットとＧＯエアのターミナルとの事だったが、
現在ターミナル２はＧＯエアのみ発着している。



内部には小さいなりにフードコートもあったが、
コーヒーを飲んでみた。

　


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今日のパラタ。

こちらも学校の近所の露店。

たった２０Ｒｓで食べられるインドで一番美味しい、
チョーレ・パラタの店の隣の店。
２軒とも朝１０時には開店している。

私は隣のチョーレ・パラタの店の常連なのだが、
たまには・・・とこちらで食べる事にした。

　　　　　　　　　　　

住　所：28-A, Defence Colony Market, New Delhi, India
電　話：不明
予　算：４０Ｒｓ～

＜食したメニュー＞
　
ゴービー・パラタ　４０Ｒｓ（約７０円）

＜店内の雰囲気＞

店頭に４人掛けのテーブルが１席ある。

＜感想と評価＞


　　　　　　　　　　　　
アールー・パラタにしたかったのだが、
なかったようで・・・仕方なくカリフラワーを選択。

かなりアツイ・・・・。熱いのと厚いのと両方。
バターも付けてくれるが断った。


　　　　　　　　　　　　
広げて見れば・・・唐辛子がたっぷり。
取り除ける物は取り除い食べた。
かなり塩味が強かった。

こないだのターリー屋もそうだけど、
やっぱりいつもの店が一番美味しいな。
　
　評価は○（他の店がない非常時に・・・。）
　　　　　　（３段階、◎：おすすめ　○：まぁまぁ　●：う～ん）

■お断り■
　味に関しては、間違いなく主観でしかありません。（１００％！）
　同意見・反対意見など、あると思いますが、
　あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
　気にしないでください。あしからず。

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アーダルカードが届いてた！

インドの場合、郵便物は何処に届くんだろう？
と思っていた。自宅まで届けてくれるなんてシステムは、
日本ならではの物だと思う。しかも数十円で。

さて、我が家の場合、集合住宅（と言ってもマンションではい）で、
１つの建物に１０軒ほどの人々が暮らしている。
郵便受けが各家に設置されているわけではなく、
門の所にポストみたいな投函口があって、
どうもそこに全ての家の配達物が届くらしい。

もちろんそこに全員の名前が書いてあるわけではなく、
住所と住宅番号だけである。
なので、果たして正確に届くのかかなりの不安がある。

で、銀行の取引明細は数回届いているので、
住所さえ正確であれば郵便屋さんとか、
バイク便の人が届けてくれるようだ。

ただ、私はこの郵便受けを覗いた事は一度もない。
なんか他人の物をのぞき見してるようで・・・。
いつも大家がチェックしてると思っていたので、
放っているのだ。そんなに届け物があるわけでもないし。

先日、例のごとく大家がやって来た。
手に封筒を持っている。「アーダール・カード」だ！



さっそく開けてみた。
ペラペラの紙である。正確に言えばペラペラではなく、
つるつるした紙だが・・・。

日本国のマイナンバーのカードもただの紙だけど、
それよりはいい紙を使ってはいるが、
紙には違いがない。手続きをすれば、
プラスチックのカードにしてくれるみたいだけど。
まぁ届いただけましか。

　

もっとちゃんとした顔にして欲しかった。



なお、いつ届いていたのかは不明。
申し込んでから約２カ月だったので、
思ったより早かった。（笑）インドなので、
１年くらいかかるかと・・・・思ってた。
だってインド人の友人が４年前に申し込んで、
まだ届いてないって言ってたもん。


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スーパーがオープン！

クリシュナ・スーパー・マルシェが開店した。

全く知らない店名だけど、１９９０年からあるみたい。
チェーン店何だろうね・・・知らんかった。



以前、ネイチャー・バスケットと言う、
ちょっと高級な輸入品があるスーパーが近所にあったのだが、
今年、私が日本に２ヶ月一時帰国してる間に閉店してしまっていた。
場所も通学経路ではないし、高級なので、
ちょくちょく行っていたわけではないのだが、
野菜も高くなかったし、シンガポールやタイ辺りから輸入した
袋のインスタントラーメンや肉類を買うのに重宝していた。

で、残念に思っていたところ・・・・
そのネイチャー・バスケットの跡地と同じリングロード沿いに、
クリシュナ・スーパー・マルシェが開店した。
アンドリューズ・ガンジと言うバス停の裏なので、
開店前から楽しみにしていた。

地階と１階の２フロアーだが、レジは別々である。
まぁそれはいいとして、品揃えであるが・・・・
１階は輸入食料品が多い、左側が食品で、
右側にはシャンプーや香水類。
地階は洗剤類とスナック、粉物が混じっている。

何でこうなるのかな、食料品と日用品がごっちゃである。
インド人は買う人の事を考えていないからな。
例えば地階に日用品をまとめて、
１階は食衣料品にすれば買いやすいのにな。

入口の外側にわずかに野菜類を売っているが、
この品揃えじゃ使えないわ。
肉魚など生鮮が少ないし・・・・。
ただ開店セールかもしれないが多少割引があったので、
定期的に行ってみて店内を点検して、
割引の物だけを買うのはありかもしれない。

なお、客層だがインド人ばかりだった。
このエリアは外国人が多く居住しているのだが、
この日は１人も見なかった。
それから外側から写真を撮っていたら注意された。
店内はともかく外見は良いと思うんだけどなぁ。


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カラン・ジョハール。

インドの映画監督である。１９７２年生まれ。
父親も同じく映画監督のヤシュ・ジョハール。

監督作品はラブストーリーが多い。

１９９５年　ＤＤＬＪラブゲット大作戦
１９９８年　何かが起きている
２００１年　家族の四季 愛すれど遠く離れて
２００６年　さよならは言わないで
２０１０年　マイ・ネーム・イズ・ハーン

シャー・ルク・カーンの出演が多いように思っていたが、
ランビール・カプール主演の下記の作品にも、
ＳＲＫがカメオ出演していた。

２０１６年　心～君がくれた歌～

で、最近ちまたで宣伝しているのが、こちら。
ＦＭラジオである。



初めて見た時から思っていたのだが、この方たぶん・・・



青い髭の剃り跡、赤い唇、うるんだ眼差し・・・。



ウインクしてる・・・。

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交通事故。

インドでは交通ルールを守らない人が多い。
（交通ルールだけではないが・・・
　この国には・・・ルールを守ると言う習慣がない。）
運転免許を取得する際に試験を受けている人はいても、
それが正規のルールに沿っているのかは怪しい。
解りやすく言うと・・・・お金で買えると言う事だ。

だから・・・免許を持っていたとしても、
たとえ車を動かして止める事は出来たとしても、
交通ルールを知っているとは言えない。

ウインカーを出さない。むやみにクラクションを鳴らす。
車線を守らない、車間距離を取らない。
急発進、急停車、急ハンドル、急ブレーキは当たり前。
信号を守らない。どこでも追い抜き、追い越しをする。
スピードを出す。自由な場所で駐停車をする。
右折左折レーンはない。逆走をする。数えたらきりがない。

この国の人々は・・・自分本位の考え方なので、
他人の事を思いやる事はないし、道路状況など考えて運転していない。

車両整備の規則もないように思う。
ウインカー、ライト、ブレーキランプがつかない又は割れている。
ガラスが割れている。バンパーがへこんでいる、取れている。
バックミラーがない。これも数えたらきりがない。

で、交通事故も当たり前にあるのだが、
運転の荒さから考えると少ないような気もする。



先日、我が家の近所の交差点で事故車が２台放置されていた。
危険がないように路肩に寄せるとかも、この国にはない。

現場検証（したのか？）は終わっているらしく、
周りに警官の姿はなかったし、事故車両の関係者もいなかった。
野次馬が車内をのぞき込んだり、
写真を撮ったり（私）していた。

　

右前方が壊れた乗用車と、車体の前方が壊れた乗用車。
逆走でもしたか？Ｕターンしようとした所に突っ込まれたか？
というような当たり方・・・・。

ちなみに２台の車両は夕方にはまだあったが、
翌日には撤去されていた。


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デリーのブレッドオムレツ屋

学校の近所には露店が出ている。
警察の手入れがある時に一時的に退去するのだが、
ほとぼりが冷めると（大抵は翌日）また営業している。



そんな店の一軒・・・・。
警察の手入れの影響で数日間にわたって露店が出なかった。
いつもの店がなかった（店そのものがなかった）ので、
仕方なくこの店で食べる事にした。

デリーではあまり見かけないブレッド・オムレツの店だ。
玉子を焼いて、その中にパンを入れて焼いたもので、
マサラ味（インドでは全てマサラ味だが）に仕上がっている。

　　　　　　　　　　　

住　所：Qutub Institusion Area, New Delhi, India
電　話：不明
予　算：３０Ｒｓ～

＜食したメニュー＞
　
ブレッド・オムレツ　４０Ｒｓ（約７０円）

＜店内の雰囲気＞

露店、立ち食い。

＜感想と評価＞


　　　　　　　　　　　　
パンは２枚だが、小腹が空いたときにはいいかもしれないが、
残念ながら・・・ちゃんとした食事にはならない。

しかも周りに安い店が多いのに４０Ｒｓでは、
コストパフォーマンスが悪い。
隣の２０Ｒｓのチョーレー・クルチャ屋、
同じ４０Ｒｓのターリ屋がこの辺ではベストな選択である。
　
　評価は○（選択の余地がない場合。）
　　　　　　（３段階、◎：おすすめ　○：まぁまぁ　●：う～ん）

■お断り■
　味に関しては、間違いなく主観でしかありません。（１００％！）
　同意見・反対意見など、あると思いますが、
　あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
　気にしないでください。あしからず。


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インドの犯罪 その②。

	防犯バイブル2016 (三才ムックvol.858)
	クリエーター情報なし
	三才ブックス

＜私自身が被害にあったもの＞

１、最近ではバスの中で携帯電話をスラれた。
２、バザールの中で小銭入れをスラれた。
３、ＡＴＭで不正に現金を引き出された。
４、道で携帯電話をひったくられた。

＜知人被害＞

５、バスの中で財布をスラれた。
６、オートリクシャーに乗っている時に携帯電話をひったくられた。
７、歩いていたらバッグをひったくられた。
８、駐車場に止めていた車が車上荒らしにあった。
９、駐車中、運転手が一服盛られ、荷物を盗まれた。

５、バスに乗車しチケットを買っているスキに、
背負っていたリュックの中から財布を抜き取られた。
これは注意していれば防げた・・・。
被害者本人も言っていたが、
面倒でも荷物は身体の前に抱える事だ。
また、財布を出すところを見られていたと思うので、
大衆の前では財布を出さないようにした方が良い。
行き当たりばったりのこともあるけど、
犯人は絶対に監視したり様子をうかがっている。

６、これは運が悪かったと思うけど、
オートリクシャーに乗車中に携帯電話を見ていたところ、
後方から来たバイクの男女二人組にひったくられた。
男が運転して後ろに乗った女がひったくって逃げた。
私の携帯電話をすったのが子供だと思われるし、
女性や子供でも気を抜いてはいけない。

７、これは防げない。道路を歩いていた所、
後ろからきたバイクにショルダーバッグをひったくられた。
しかも転倒し引きずられて怪我をした。

８、駐車場に止めていた車が車上荒らしにあった。
これは・・・ちょっと「？」と思うのだが、
インドにいる駐在員の場合、必ず運転手がいる。
通常、駐在員が仕事又は食事や買い物等をしている場合、
運転手は駐車場で待っているものだが、
運転手が食事や用足しに行ったスキに車のガラスが割られて、
中に置いていたバッグを盗まれた。

この時はレストランの駐車場に入れていなかったのか？
レストラン等の駐車場の場合は係員がいるので、
恐らくは駐車場料金をケチって路上に駐車したのだと思われる。
でも２台まとめてだしな・・・・。

９、駐車中、運転手が一服盛られ、荷物を盗まれた。
これもあり得ない話・・・・。この場合、
運転手が車の中にいたところ、知らない男がやって来て、
お祝いのお菓子をふるまってくれた。
それを食べたところ昏睡してしまい、荷物を盗まれた。

うんて・・・最悪の場合、運転手もグルだった・・・
なんてこともあり得るわけだし。

とにかく世知辛い世の中「人を見たら泥棒と思え」。
インドは日本とは違うと言う事を肝に銘じよう。
（自身に言い聞かせている。）

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インドの犯罪 その①。

インド在住８年半になるが数回、犯罪に遭っている。
自分の気持ちを引き締めるためにも記載しておく。

インド国外で報道されるような大事件ではないが、
小さい事件の方が数多く発生しているし、
自分の身の回りに発生してもおかしくないと言う事を
心にとめておくためにも。

	学校では教えてくれない大切なこと 10 身近な危険~防災と防犯~
	クリエーター情報なし
	旺文社

以下は私自身が被害にあったものだ。

１、最近ではバスの中で携帯電話をスラれた。
２、バザールの中で小銭入れをスラれた。
３、ＡＴＭで不正に現金を引き出された。
４、道で携帯電話をひったくられた。

以下は周りの人の被害だ。

５、バスの中で財布をスラれた。
６、オートリクシャーに乗っている時に携帯電話をひったくられた。
７、歩いていたらバッグをひったくられた。
８、駐車場に止めていた車が車上荒らしにあった。
９、駐車中、運転手が一服盛られ、荷物を盗まれた。

この中で注意していれば防げた事もある。
特に自分が被害に遭った４件は私がマクケだったからだ。

１と３については書いているので今回は書かないけど、
２と４、そして知人の被害５～９については、
これからインドに来る人の為にも書いておく。

２、物凄い混雑のバザールの中で、
リュックの小ポケットに入れていた小銭入れを盗まれた。
恐らく混雑で前に進めない状態の時に後ろから盗んだのだろう。
１００数十ルピーしか入っていなかったのがせめてもの救いだが、
かなりショックだった。

これはリュックを前に抱えていなかった私の不注意だ。
実は私は財布を２つ持っている。
カード類や大金を入れた大きい財布は、
リュックのジッパーのツマミにチェーンでつなげている。
小銭入れの方はすぐに取り出せるように小ポケットに入れていたが、
チェーン等でつなげていなかったので、
その後はこちらもチェーンでつないでいる。

４、今回スラれた携帯電話だが・・・
実は５年前に買った時にも一度ひったくられている。
その時は腰からぶら下げていたのだが、
後ろからつけて来た若い男にひったくられた。
その時は「泥棒！！」と叫んで追いかけた。
白昼のメトロ駅の前だった事もあり、
一人の親切なインド人男性が一緒に追いかけてくれたので、
泥棒は携帯電話を投げ捨てて逃げた。

この後、腰から下げずにポシェットに入れて、
たすき掛けしていたのにスラれてしまった。
現在はたすき掛けしたポシェットには入れているが、
別のストラップで首からも下げている。

やりすぎかもしれないけど、注意一秒、怪我一生である。
「人を見たら泥棒と思え！」も世知辛い世の中では仕方がない。

知人の事件については、別途記載する。

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次なる旅行の行き先。

インド２９州のうち１８州を周遊しているので残り９州であるが、
観光地がなかったり、行きにくい場所だったりするので、
もう少し先にとっておくことにして・・・・
先に行きやすい場所でまだ行ってない所を、
つなぎ合わせて行っておく事にした。

　＜ターゲット＞

インド全２９州と連邦直轄領５ヶ所　⇒　残り９州と２ヶ所
ヒンドゥー教７大聖地　⇒　残り２ヶ所
世界遺産３２カ所　⇒　残り自然遺産７ヶ所
仏教遺跡　⇒　数か所

地球の歩き方などのガイドブックを見てもほとんど行った事がある場所である。
もはや私は自称「歩く地球の歩き方」になっているのだ。

学校の試験が終わり新年に新学期が始まるまでの２週間、
フルに旅行する事にした。

ルートはマハラシュトラ州のプーネに入りそこから北上し、
マディア・プラデッシュ州、ラジャスタン州を抜けてデリーに戻る。

下の地図に行き先に★印をつけた。
　　マハラシュトラ州＝青い★印、
　　マディア・プラデッシュ州＝黄色★印、
　　ラジャスタン州＝紫の★印



プーネ　⇒　アウランガバード　⇒　ムンバイ　⇒　
ウッジャイン　⇒　コーター　⇒　ジャラワール　⇒　デリー

実はプーネには行った事がない。日本語を勉強するインド人も多い、
学園都市と言ったイメージがある。

そこからバスでアウランガバードに行く。
ここは１９９７年に行っているが、
その時はエローラとアジャンター観光がメインだったため、
全く観光していないので、漏らした観光地へ行ってみる。

そこから列車でムンバイに行く。
ムンバイは１９９７年に観光した後、
空港周辺には２回行っているが市内には行っていない。
ここでは映画「インドへの道」のロケ地となった、
カーンヘンリー石窟に行くだけなので宿泊せず、
次のマディア・プラデッシュ州のウッジャインに行くために、
列車でインドールへ。インドールは今年の年始に行っているので、
素通りしてバスでヒンドゥー教の聖地ウッジャインへ向かう。

ウッジャインから列車でラジャスタン州のコーターへ。
コーター自体も見所がある。そこからバスでジャラワールへ。
ジャラワールに何があるかと言うと・・・・
世界遺産である「ラジャスタン州の丘陵要塞群」には、
５ヶ所の城塞が登録されているが、
そのうちの一つがジャラワールのガグロン・フォートである。

最後はコーターへ戻ってそこから列車でデリーに帰ってくる。
全１４日間の行程である。


いつまでも化石のような昔の武勇伝を語る古いバックパッカーもいるが、
今はもう昔とは大きく変わっている。
自分の足で歩いて行き、行き当たりばったり、
その場でホテルも行き先も決める時代ではない。

予め列車などの移動手段とホテルは、
自分でインターネットで予約していく時代だ。
インド人だってネットを使える人はそうしている。
ホテルはその方が安い場合が多い。ホテルの予約をしないで、
現地で歩き回っても（それが好きな人はどうぞ）
時間と体力の無駄である。
時期によっては１０軒以上満室が続く場合もあるし、
予算通りの部屋にありつけない事も多い。

列車はインドの人口に比べて本数が少ないのと、
最近のインド人は旅行をする人が増えた事もあり、
行き先と時期によっては２カ月前でも予約できない事もある。

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ATM。

インドにもＡＴＭはある。
ものすごい田舎に行かなければ、
観光地であればどんな小さい村でも大抵ある。

しかも嬉しい事に２４時間営業で、
インドの銀行であれば同じ銀行のＡＴＭでは、
手数料なしで現金が引き出せる。
これは日本より優れている。

またインドの銀行口座の場合、
引き出すと同時に登録している携帯電話にメッセージが来るので、
どこでいついくら引き出した（使用した）のかが解る。

そしてＡＴＭにはライフルなど持った警備員がいる。
インドのＡＴＭはカードは吸い込まれない・・・
などと書いている人がいるが１００％ではない。
銀行によってＡＴＭによっては日本と同様に吸い込まれる機械もある。

私は２度吸い込まれてしまい警備員に助けられた事がある。
最初は銀行に併設されているＡＴＭだったのだが、
警備員が中に入って係を呼んでくるのかと思ったら・・・
フォークを持って来てそれでカードを取り出してくれた。
唖然とした。

２度目は警備員が自分のカードを挿入して、
吸い込まれた私のカードを押したら、
なんと不思議・・・カードが出て来た。
この時は警備員が神様に見えた。
その足でお菓子屋に行ってお菓子を買って届けた。

警備員が良い人の場合もあるし、
詐欺師の場合もあるが、それはその時の運だ。

そして・・・・さすがはインドなので、
故障していたり現金が入っていない事もよくある。
やっと見つけたＡＴＭにこんな張り紙がしてあったら、
ショックのあまりその場に倒れてしまうかもしれない。

　


さて警備員が詐欺師・・・・
これは実際に私が被害に遭っているので参考までに記載しておく。
（その時は私がマヌケだったので反省している。）

手口はこうだ！
ＡＴＭにカードを入れ暗唱番号を入力した時点で
警備員が声をかけて来た。
「マダム、ノーキャッシュ！
　隣の銀行のＡＴＭでやって。」

えーー早く言ってよと思いならその場を離れた。
そして隣の銀行のＡＴＭで無事にお金を引き出して、
その場を離れたら・・・携帯電話にメッセージが送られて来た。

声をかけた警備員が不正に引き出したに違いなかった。
この場合、私が最初のＡＴＭを離れる時に、
キャンセルやリセットボタンを押して、
初期画面に変わった事を確認していれば防げた事だ。

インドのＡＴＭにも防犯カメラが設置されているが、
あまりあてにならない。私は警察にも被害届を出したし、
銀行にもその旨の申請をしたが、なしのつぶてである。

まぁ自分がマヌケだったので、
授業料を払ったと思う事にした。
その後はしつこいくらいに・・・
キャンセルとリセットボタンを押しているのは言うまでもない。

初インドから２０年、インドに移住して８年半の私でも、
過去にはこんなマヌケな事をしでかしている。
最近は携帯をすられたし・・・・。

とにかく、気をつけていてもウッカリと言う事もあるし、
予想していない事が起きるのがインドである。
気を引き締めていこう。


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