カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ジャングル~

2020年08月18日 21時59分59秒 | 映画 / MOVIE

2000年の作品。
スニル・シェッティとファルディーン・カーンは、
2006年のファイト・クラブでも共演している。

単純なラブストーリーかと思ったら、
ジャングルで山賊に誘拐されて・・・・。
ここに出て来る山賊は女盗賊プーラン・デビのように、
州境の山間部に集団で住み強盗や殺人を繰り返す悪党である。

車のナンバーからマディア・プラデッシュ州と
アンドラ・プラデシュ州の州境あたりと思われる。

  <ストーリー> 

ジャングルの中を警戒しながら動く、
迷彩服の武装した集団のシーンから始まる・・・。

シッドゥ(ファルディーン・カーン)とアヌー
(ウルミラ・マトンドカール)は恋人同士。
ある日、アヌーの父親が友人の息子との縁談を勧める。

アヌー一家はタイガー・サファリに出かけるが、
現地にはアヌーの婚約者家族も来ていた。
アヌーの後を追ってシッドゥも同じリゾートにやって来る。
アヌーとシッドゥはリゾートのオーナーに打ち明け、
二人だけで別行動をする。

 

ジャングルの中には冒頭に出て来た迷彩服の集団(軍)が、
地元民らしい武装した山賊集団と銃撃戦となり、
シヴラージ司令官(スニール・シェッティ)は、
一人の敵の兵士を生け捕りにする。

リゾートの宿泊客はバスに乗ってサファリに出かけるが、
山賊に襲われ身ぐるみをはがされてしまう。
シッドゥは部屋で寝ており助かる。
警察と軍が出動し州知事もやって来る。
山賊は仲間の釈放を要求し、
人質を一人殺し見せしめにさらす。

(意外にも)山賊は約束を守り人質を解放するが、
アヌーは首領のチョードリー(スシャント・シン)に、
気に入られてしまい解放されなかった。

山賊はジャングルを熟知しており、
警察と軍は有効な対策を講じる事ができない。
リゾートのオーナーはチョードリーを知っているので、
自分がなんとかしようとシッドゥに告げ、
ジャングルに入って行く。その後を警官とシッドゥが追う。

オーナーがチョードリーに会った時、
シッドウが現れてアヌーをかばうが警官が現れ銃撃戦となり、
シッドゥはアヌーを連れて逃げる。警官は殺られてしまう。

チョードリー一味は二人を追う。そしシヴラージも
軍隊を率いてその後を追う。所々で銃撃戦になり、
最後にはチョードリー一人が残る。

シッドウとアヌは山の頂へ逃げるが、
そこでシッドゥが足を滑らせて転落する。
シヴラージが駆けつけて谷底へ手を伸ばすが、
そこへチョードリーがやって来てシヴラージを刺す。
そしてアヌーを連れて逃げる。
シヴラージは力を振り絞ってシッドゥを助け力尽きる。

シッドゥは二人を追いチョードリーを倒し、
アヌーと抱き合ったところへ軍隊が駆けつける。

 シッドゥとアヌーがジャングルの中を逃げるシーンは、
 ハラハラと言うよりムカついた。
 追手がいるのに大声を出したり泣きわめいたり、
 アヌーが我儘言ったり・・・・。
 もう面倒くさいなぁインド人は・・・と思った。

 それにジャングルの中は虎やワニ、コブラやサソリもいるし、
 山賊だけが敵ではない。道しるべもない所へ入るとは、
 シッドゥは本当に馬鹿。軍隊に任せておけばいいものを。
 それで助かったかどうかはわからないけれど。 
 少なくともチョードリーはアヌーを気に入っていたので、
 抵抗しなければ殺されはしなかったと思われる。 

 インド映画ではシリアスなシーンであっても、
 歌って踊ってが入るんだけど・・・・
 命かけてる状況で、やってる場合か? 
 と私的には賛成しかねるのだった。

コメント
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