カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~バーガム・バーグ~

2020年08月15日 22時06分59秒 | 映画 / MOVIE

タイトルはヒンディー語で「駆けずり回る」。
2006年の作品。タイトルの通り、
全編的に駆けずり回っているドタバタコメディ

  <ストーリー> 

セトゥ(パレシュ・ラワル)率いる人気劇団の一員、
バブラ(ゴビンダ)とバンティ(アクシェイ・クマール)が
女優に言い寄ったため、逃げられてしまった。

一行はロンドン講演のため出発するが女優がいないため
ロンドンで運転手のグッドゥ(ラジュパル・ヤダブ)の紹介で
女優を紹介してもらおうとするが仲介者がアル中で、
話が進まない上にトラブルになってしまう。

バブラとバンティは、ホテルの近所の公園に行くが、
そこで麻薬の取引相手に間違われる。
言葉が通じなかったためヘロイン入りのケースを渡され、
現金と間違われて衣服の入ったスーツケースを奪われる。

取り引き相手は スーツケースの中身が衣類だった事で、
二人をインド警察のおとり捜査だと思い込む。
二人は警察にヘロインを届けヒンディー語で説明するが
言葉が通じないので信用してもらえない。
メーラ警部(ジャッキー・シェロフ)が登場し
二人はなんとか解放される。

バンティは、ホテルへ戻る途中で自殺願望のある女性
ムンニ(ララ・ダッタ)を助け劇団のヒロインになってもらう。
ヒーロー役のバンティと練習を積むうちに心も近づいて行き、
告白するがムンニは車に飛び込んでしまう。

一命はとりとめた記憶を失ってしまっていた。
・・・・と言うよりは、自分が誰であったか、
過去の全ての記憶を取り戻していた。

ムンニことニシャは夫ヴィクラム(アルバーズ・カーン)と
共に自宅に戻るが、錯乱して焼身自殺する。
しかしバンティとセトゥはその後もニシャを見かける。

公演の日バンティ、バブラ、セトゥの3人は銃声を聞き、
駆けつけた先で拳銃を持ったニシャの夫ヴィクラムを見つける。
しかしヴィクラムは射殺されてしまったため、
3人は死体を隠してステージに立つ。
しかし公演の途中で隠しておいた死体が天井から降りてくる。
客席にいたメーラ警部が3人を逮捕する。
護送途中のパトロールカーに麻薬取引の相手が、
手榴弾を投げた為に3人は逃げ指名手配犯になってしまう。

バンティは2人を誘いニシャの家に忍び込み、
旅行会社のメモを見つける、そこで・・・
ムンニはニシャでありアディッティでもある?事を知る。

ヴィクラムは妻ニシャの財産を奪う為に
自殺に見せかけて殺害しようとしており、
アディッティにお金を渡してニシャを演じてさせたのだった。
アディッティはバンティにそれを伝えようとしたが、
ヴィクラムに知られてしまった。

実はニシャはメーラ警部の妹であったため、
メーラ警部がヴィクラムを殺害したのだった。
そして共犯としてアディッティを狙っていた。

バンティは時計台でアディッティを捕まえ、
アディッティは事情を話し始める。
そこへメーラ警部らがやって来て、真実を告げた。
ヴィクラムはニシャの精神に異常をきたすように、
薬を打っていたのだった。
メーラ警部はアディッティを撃とうとする。

一方、麻薬取引犯人の一味も時計台にやって来て、
天井に向けて発砲した。それが大きなハチの巣に当たり、
蜂が襲って来たため全員が時計台のガラスを割って外に出た。
はしご車が救出に向かったが定員を遥かにオーバーした人数が
乗ったため制御できなくなり、
それぞれは地上に振り落とされた。

病院に収容された3人の元にメーラ警部が、
パスポートを返却しに訪れ、その後、殺人罪で逮捕される。

 珍しく警官が逮捕された~と思ったら、
 舞台はロンドンだった。インドだったら、
 これくらいの事では逮捕されない(たぶん)。
 ジャッキー・シェロフ(メーラ警部)の登場で、
 ちょい役かと思ったら、重要な役だったわ。

 登場人物が多く、劇団、麻薬取引、アル中のごろつき、
 財産目当ての殺人、その報復・・・と、ごちゃごちゃだった。
 最終的に時計台に全員集合して、あっという間に終結させる、
 強引とも言える手法・・・・さすがインド映画。

コメント
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