カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

メイド・イン・ヘブン:第8話

2020年04月30日 22時00分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第8話は「 プライドと花嫁」。

これまでヒンドゥー教徒とシク教徒の結婚式が続いたが、
初めてイスラム教徒の結婚式である。
しかし結婚式の企画が中心のドラマであるが、
主人公やその関係者のエピソードが多いため、
結婚式の式次第やしきたり等については、
かいつまんで見える程度でしかないのが残念である。

さて今回は花嫁タラーナはありきたりのビデオではなく、
自分が主役のミュージック・ビデオを制作したいと言い出した。
通常はカメラを回すだけであるがミュージック・ビデオとなると、
カメラやセットやエキストラなど大掛かりな準備が必要になり、
2500万ルピーもの費用がかかる。しかし父親は、
愛する娘のために借金をしてでも夢を叶えると言う。

タラーナは自分を顧みず傍若無人にスタッフをこき使う。
カビールがキレて言い返してしまった事でクレームになった。

 インドでは、お客様=神様ではないので、
 こういう態度にでる人もいるがダメである。

カランはインド司法に対して刑法377条を訴える事で、
ゲイである事をカミングアウトした。
彼によるとインドには11%のLGBTQがいるそうだ。
そんなにいるのか・・・・
インドの人口を13億人として1億4千万人・・・。
しかしその勇気が功を奏して、
政治家の娘の結婚式の企画を受注した(第9話)。

メイド・イン・ヘブン社の雑務スタッフの娘が結婚する事になり、
スタッフが60万ルピーもの大金を借りたいと言ってきたが、
一生かかっても返せる額ではなかった。
それにしても庶民の結婚式でもこんなにお金がかかるのか。
雑務スタッフであれば月給1万ルピーにも満たないだろう。

雑務スタッフの娘の結婚式は民家の屋上で行われた。
莫大なお金はかかっていないけれど、
みんなが幸せになるいい式だった。、
本編も雑務スタッフもイスラム教徒だったので、
イスラム式の挙式の全容が見られなかったのは本当に残念。

タラは会社の経費として捻出する事にしたが、
カランの借金を棒引きにするために高利貸しを、
会社の役員にしている。上手くやれるのか?

 インド人はなぜ結婚式にお金をかけるのだろう。
 一つ目の理由は花嫁にとって人生最大のイベントで、
 映画のようなヒロインになれるからだ。
 もちろん両親にとっても娘の一生に一度の晴れ舞台、
 盛大に祝ってやりたいだろう。
 また世間に対して財力があると言う事を知らしめる、
 「見栄を張る」ためにもお金をかける必要がある。
 ジミ婚は恥ずかしいのである・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第7話

2020年04月29日 21時56分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第7話は「王家の事情」。

ラージプート王家の息子サマル・ラーナウトは、
パイロットのディヴィヤニと婚約中。
王家にとって仕事を持つ女性を嫁にする事は初めての事だった。
サマルや父親はディビヤニを誇りに持っていたが、
伝統を重んじる親戚は良く思っていない人もいた。

 パイロットと言えども雇われ人なので、
 王家にとっては落ちぶれたと思うのか。
 インド独立時に藩王制度はなくなり、
 その子孫はホテル経営などビジネスマンに、
 転身した人々もいる。

式はラーナウト家が所有するジャイプルの城で行われた。
しかしメヘンディ(花嫁や出席者の身体に吉兆模様の絵を描く)
担当のプージャがラーナウトに襲われると言う事件が起き、
訴える事になったが・・・。

 自分の息子の結婚式で女性にセクハラをするとは・・・。
 王様なので女性は全部自分の物と思っているのか?
 それにしても息子の結婚式でやるかね?

ディヴィヤニが会社に謝罪にやって来てお金で解決する事に・・・。

納得いかないカランは友人の記者を使って、
記者会見の場でラーナウトの悪事を暴露した。

 義理の父親の起こした不祥事の後始末は、
 嫁がするものなのだろうか?
 嫁いだ家の父親がセクハラ事件を起こし、
 お金で解決する事が普通であるとしたら悩むなぁ。
 でも王家だと解ってるから、そこのしきたりに従うのは、
 当たり前と考えるものなのだろう。

 インドではセクハラやレイプ被害は
 ニュースにならないほど多く発生しているが、
 背景にはカースト問題もある。
 上位カースト、権力者、お金持ちなどは、
 その優位性やお金の力によって事件をもみ消す事ができる。
 警察なども下位カーストや弱者に取り合わない場合も多い。
 ただ事件が明るみになると被害者の精神的負担も大きく、
 示談になるケースもある。日本でもそうであるように。

帰宅したタラにアディルがファイザとは終わったと言ったが、
ファイザの部屋を破壊した事をなじった。
原因を作ったのは自分だと言うのに・・・・
タラは興信所を使ってアディルがファイザとの関係を調査した。
アディルはファイザにセンスを生かした仕事をするようにと勧め、
そして関係は続いていた・・・。

タラの母親は離婚歴のある異教徒のファイザとは
アディルは結婚できないしタラが正妻であるから、
仲直りするように忠告する。

ファイザはアディルが電話に出ないので会社に押しかけて来た。
元はと言えば妻の親友に手を出したアディルが悪いが、
ファイザも潔く身を引くべきだろう。

カランの大家は告訴を取り下げた。
カランは性的暴行未遂事件を踏まえて、
司法に対して声を挙げた。

シバニは娘の為にお金が必要になり、
メイド・イン・ヘブン社のライバル会社へ転職した。
その会社は政治家の結婚式(第9話)を受注するために
カランの性癖を暴露すると言う卑怯な手を使おうとしていた。

アディルの会社で社長室でのアディルとタラの情事の映像を、
誰かが公開したためタラの会社での立場が危うくなった。
最近は駅やショッピングモール、オフィスやレストランなど、
インドでもCCDカメラが付いている。
自分の会社であっても社長室で白昼するかしら・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第6話

2020年04月28日 21時55分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第6話は「 古いものと新しいもの」。

ペンシルベニア大学を卒業したのギーターンジャリは、
ロンドンで銀行に勤務し、医師のニキルと婚約中。
ギーターンジャリは養女だった。ビハール州で出生したが、
男の子を希望した両親が彼女を養護施設に入れた。
平たく言えば欲しくなかった女の子が生まれたので、
育児を放棄したのだった。

 インドでは男尊女卑である。
 子供は男の子が望まれる。男子は父親の葬儀に時に、
 火葬の薪に火をつけると言う大事な役割があるが、
 一番の理由は結婚の際の持参金である。
 昔はマハラジャでも娘が3人いると破産すると言われた。
 第4話でもあったように特にお見合い結婚の場合は、
 花嫁が持参金を持って嫁ぎ、式の費用も全て支払う。

 と言う理由で(禁止されているが)妊娠した場合、
 お腹の子供が女の子であると中絶してしまったり、
 女の子が生まれた場合、捨てたり、殺したりしてしまう。
 結果として(インド人が馬鹿だと思う理由の一つ)、
 男性100人に対し女性83人と言う人口割合となり、
 17人の男性は結婚できないのである。馬鹿だ。

相手側がホロスコープを見るために出生証明書を希望したが、
結婚するにはギーターンジャリの星周りが悪いと言う事で、
まず木と結婚し厄払いをする事になった。
(俳優のアミターブ・バッチャンもやったそうだが。)

ところが・・・・ニキルはインド占星術を否定し、
そんな昔に縛られた馬鹿げた事をする人とは、
結婚できないと言い出した。ただの儀式であるが・・・
そういう考えの人は子供に悪い影響を与えると言う。
考え過ぎだと思うのだが・・・・
こういう頭の固い人もいるのである。

ギーターンジャリはニキルに内緒で、
木との結婚の儀式を行った。

 主人公や取り巻きの動きが活発になってきた。
 それぞれの人生でいろいろな事件が勃発する。

ジャズは弟がヤクを買うため貴金属を持ち出してしまい、
仕事に復帰させてもらうしかないとタラを訪ねたが不在。
カビールが家まで送ったが車に携帯電話を忘れ、
カビールが家まで届けた。カビールはジャズの家庭の事情と、
家の周りがヤク中が多い危険な地域だと知った。

カランの家の大家の娘は隠しカメラを発見し、
父親に間違った事をしたと意見した。
恐らく・・・・大家も隠れゲイである。

留置場のカランは警官に言いがかりをつけられ拷問を受ける。
そして新聞に載ってしまった。
カランは保釈され自宅に帰るが、今まで事業に失敗しても、
借金をしても味方だった母親までも冷たくなっていた。
母はカランが学生の頃からゲイであった事を知っていたが、
父親には黙っていた。
自宅に押し掛けたメディアに父親が冷静に話す。
カランは私達の息子であり、世間や法律がどうあれ、
息子は間違っていません。と・・・・。立派だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第5話

2020年04月27日 21時54分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第5話は「都合のいい結婚」。

アメリカ在住のシク教の富豪ジートは結婚相手を選ぶため、
出身地でミス・コンテストを開催した。
優勝者はスクマニだった。

ジートは玉の輿を狙う女性が貧乏生活から抜け出す為に、
手助けをしていると言う考え方の男だった。
裏では麻薬パーティーをやったりと、
お金はあってもいわゆるクソな一家だ。

スクマニの方も19歳からミスコンに出ており、
花婿側にウケる答えや表情を用意していて、
貞淑な妻を演じるつもりだ。アメリカへ行く為に・・・。

お金があっても時間がない男性は、
このようなミスコンを開催して花嫁を選ぶらしい。
女性を商品みたいに考えるのってどうよ? 

ジートは再婚で元妻の浮気が原因で半年で離婚していた。
前妻からスクマニに電話が入るがスクマニは取り合わない。
結婚初夜・・・スクマニはいろいろ努力するが・・・・
・・・ジートはEDだったのだ。

EDは結婚を取り消す理由になるとタラとカランは言うが、
田舎では破談も離婚も同じで、二度と結婚はできない。
一生が終わる・・・スクマニは夫がEDであっても、
一生を終えるくらいなら・・・・とアメリカへ行った。

最初から愛があるわけでもないので、
良き妻を演じきれれば良いか・・・。

インドの田舎で結婚式をするために、
カランとタラの会社は奔走するが、
設営の男たちは女性の指示は受けないと言う考えだったり、
材料がなかったり高かったりする、田舎にありがちな問題があった。

 第3話の所でも説明したが、
 インドでは女性が破談、離婚、寡婦になると、
 次はないのだ。特に田舎では・・・・。

 私がインドの日系企業で働いていた時、
 私の部署の上司の女性は離婚していた。
 理由は病気で子供が産めない身体になったからだ。
 子供が産めないと離婚、それがインドである。

 私は採用の仕事もしていたのだがある時、
 離婚歴のある女性が来た。その時一緒にいた課長が、
 離婚歴のある女性を我が社が採用していいものか?と、
 真剣に言っていたのには驚いた。

 時は経ち・・・時代は変わっているが、
 女性の離婚と再婚のハードルは高い。

シバニは娘の旅費を捻出したいが別れた夫は、
お金がないので娘に挫折を教えた方が良いと言う。

大家の奥さんが大家の留守中にPCを開いてしまったため、
カランとBFとの情事の録画を見てしまった。

自宅に帰ったカランは翌朝、警察に逮捕される。
理由は刑法377条違反・・・・同性愛行為の禁止。

一方、タラは妊娠していなかった。
医師の診断では、原因はアディルにあるらしい。
タラはアディルとファイザは浮気ではなく本気だったと思っている。
そうでなければ親友と夫が関係するはずがない。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第4話

2020年04月26日 21時52分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第4話は「愛の代償 」。

交通事故を起こしたアディルとファイザは病院に運び込まれた。
アディルは命に別状なかったがファイザは重傷だった。
病院に到着したタラも驚くが家族はもっと驚いた。

タラはファイザに輸血をして彼女の命を助けた。
タラの誕生日パーティをサプライズで計画しており、
その下見で二人は一緒に行った事にした。
アディルはファイザが不動産を買いたいと言う事で、
一緒に行ったと言い訳をした。

プリヤンカは公務員のヴィシャールと婚約しており、
結婚式の費用は二人で何とかすると言う。

インドの結婚式の場合は、お見合い結婚であれば、
式の費用など全部は花嫁側の負担となるのがしきたりである。
その上、持参金や不動産、装飾品、家具、車、牛?などを
花嫁道具として持参するのが慣習である。
恋愛結婚の場合は折半であったり話合って決める。

ヴィシャールも両親もジミ婚を望んでおり、
豪華な式を挙げたいと言うプリヤンカの家は我慢した。

しかし式の当日になりヴィシャールの両親は持参金を要求、
(不動産と2000万ルピー、現金だけなら4000万ルピー)
要求が受け入れらえなければ破談にすると言う。
これが現在の持参金の相場なのか?ビックリ・・・。

カランがそれをプリヤンカの両親に告げ、
娘に内緒で支払う事になった。
しかし・・・・式の途中でプリヤンカが
ヴィシャールも承知している事なのかを聞いた所、
承知している事がわかりプリヤンカは式を止めて出て行った。

ヒンドゥー教徒の結婚は僧侶立ち合いの元に行われ、
新郎新婦が聖なる火の回りを7回周われば成立する。
この場合、儀式がまだそこまで進んでいなかったので、
結婚は不成立であるが、プリヤンカは勇気がある。
持参金目当ての結婚と知れば当然かもしれないが。

第1話、第2話と豪華な結婚式、第3話は再婚、
第4話は一般的なインドの結婚式だった。
ヒンドゥー教徒の式の場合はだいたいこんな感じ。

タラは病院に戻りアディルは過ちを認めたが、
当然わだかまりは残った。

妻の親友と知っていて不倫関係になった夫、
親友の夫と知っていてと不倫関係になった親友。
これは人間としてどうかな・・・イカンな。

ジャズの家ではヤク中の弟が宝石を持ち出して家出、
ジャスは出来心で会社のカードで洋服を買った事がバレて首になり、
雨の中を恋人に会いに行った。

恋人がいる20歳そこそこの女子が自分の会社の社長に
モーションかけることにも驚いたが、
普通に男性と婚前交渉を持っているとは、
最近のインドは変わったのかな? 私が遅れているのかな?

カランは部屋にBFを呼んだが、。
大家が隠しカメラをつけた事で全てがバレてしまった。、

インドでは同性愛は法律で禁止されていた。
車の中で男同士でキスとしている所を警官に注意され、
賄賂を渡していたし、大家は警察に通報した。
なお、刑法377条は同性愛行為の禁止であったが、
2018年9月6日に違憲との判決が下った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第3話

2020年04月25日 21時51分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第3話は「第二の人生」。

タイトルから解る通り再婚がテーマであるが、
インドでは女性の再婚はかなり難しい。

男性上位と言う考え方があるので、
男性の再婚は問題がないが、女性の場合はほとんどない。
例えば旦那が早く死んでしまった場合、
今は法律で禁止されているが昔はサティと言う風習があった。、
火葬の火に奥さんが飛び込み一緒に焼かれるのだ。

また旦那さんが早死にしてしまうと言う事は不吉な事で、
寡婦となった女性は一生家から出られなかった。
白いサリーを身に着け装飾品や化粧もダメ、
人目につく事すら禁止されていた。

ちなみに女性にとっては離婚もダメ、
離婚された女性は世間体から実家に帰る事もできず、
そう言う女性達が集まる所に身を寄せるしかなかった。
だから我慢して結婚生活を送るしかなかった。

さて・・・葬儀で出会った二人の場合。

ガヤトリ―は38歳で未亡人となったが、
女で一つで2人の子供を育てた。
墓地で偶然、建築家のビジョイに出会い、
交際1年で再婚する事にしたが・・・
二人の子供は世間体を気にし老人の再婚は恥ずかしいので、
式には出ないと言う。

どうしても出席して欲しいガヤトリ―にジャズが、
ビデオレターの作成を提案する。

結婚式は廃墟の古い屋敷を飾り行う事になった。
ベンガル人であるビジョイはベンガル式の婚約セレモニーを行い、
そこにガヤトリーの息子夫婦も駆けつけた。
結婚式には反対していた娘も家族でやって来て、
新しい家族となった。

素敵な老夫婦と家族だ。

一方、スタッフのバブルズが結婚すると言うので、
相手に会ったらなんとカランのBFゴーヴィンドだった。
ゴーヴィンドはカランに会えない日が続いていたので、
本気かどうかは解らないが、こういう行動に出たらしい。

カランはゴーヴィンドを突き放す。
二人の事を知ったバブルズはカランに、
誰にも言わないで欲しいと告げ仕事に来なくなった。

自分の婚約者がバイセクシャルで、
しかも自分の友人と付き合っていたと知ったら・・・。
初めから知っていたのと、後で知らされるのとでは違うなぁ。

また一方、タラの夫アディルはファイザの誕生日に
一緒にニムラナ(ラジャスタン州)へ行く計画をしていた。
ファイザはタラに嘘をついている事で、
精神的に不安定になっていたが
アディルに上手く言いくるめられ同行する。

帰宅の途についた二人だが悪い事は出来ないもので、
アディルの脇見運転が原因で事故に遭う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第2話

2020年04月24日 21時48分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第2話は「恵まれすぎた子供たち」。

シク教徒の富豪の娘とホテル・オーナーの息子の場合。

ドバイの富豪の娘ハルシムランはホテル・チェーンの
オーナーの息子ジョーギーと結婚する事になり、
花婿のホテルで婚約パーティーが行われた。

ところがゲストで出演した俳優が花嫁と一夜を共にしてしまった。
パーティーでキスシーンを目撃した花婿が俳優の部屋を襲撃し、
自業自得とは言え俳優は2時間監禁され激怒。

ホテルのCCDカメラに花嫁が俳優と一緒に部屋に入るところが、
バッチリ映っていたがタラとカランの指示で消去。
しかしスタッフ(ジャズ)がインスタに写真をあげると言う、
あってはならない顧客情報漏えい・・・・。

キスは角度の問題でそう見えたと言う結論に達し花婿も納得はした。
ジャズの提案で花嫁が手料理でご機嫌をとり一軒落着。
しかし今度は花嫁が純真で無垢な新郎に、
嘘をつきとおす事は出来ないと・・・。

幸せな結婚を望むのであれば、秘密は墓場まで持って行き、
人生の上で償う時間はあるとカランが説得。

22歳の娘が自分の婚約パーティで過ちを犯すとは。
まぁこの結婚は親同士がビジネス的に決めたのだけど・・・。
花婿の方は無垢っぽかったから、ドバイに住む富豪は、
インドに住む富豪とは違って遊んでるんだね。

一方、カランの大家がカランの部屋に隠しカメラを設置し、
カランの秘密を探ろうとしていた・・・。

タラは夫の様子がおかしい事に気づく。
親友のファイザに相談すると彼女は浮気ばない・・・と言うが、
なんと浮気相手はファイザ自身だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:第1話

2020年04月23日 21時46分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾンプライムで観る事ができる、
インドの結婚に関するドラマ・シリーズである。
さて、第1話は「人は見かけ」。

 タラとカラン


500億ルピーを超える資産家の御曹司の場合。

大手自転車会社のローシャン家の息子の結婚式。
息子アンガドは恋人のアーリヤと結婚する事にしたが、
両親は興信所を使って相手を調べ、
嫁にはふさわしくないと猛反対した。

アーリヤには妊娠中絶の過去があったためだが、
これは結婚まで純潔を守り通さなけれなならないと言う、
インドの考え方による。(特に女性は。)

未だに男尊女卑で男性上位の考え方があり、
花嫁アーリヤが処女でない事は大問題だ。
アンガドが僕も違うよ、と答えると父親は、
お前はいいんだ・・・・と言うあたりからもうかがえる。

特に上流階級の場合は家同志の格が重要で、
ビジネス上の取引や資金関係などで結婚を決める事が多い。
その上相手には1ミリの傷もない無垢である事を求める。
何かしらの問題がある事は良しとしないからだ。

こういう間違いがあるから恋愛結婚はダメで、
結婚相手は両親が決めると言うのが一般的である。

もちろん子供の父親はアンガドではなかったが、
アンガドだったと言う事にして乗り切った。

しかし今度はアーリヤが納得しない。
自分の人生を認めない義理の両親とは家族になれないと言う。
もっともであるが・・・・・。

アンガドは相続を放棄しても結婚したいと言い出す。
アーリヤも財産目当てではないが、
アンガドが無一文になるのは忍びない。

式の当日で招待客も来ているのに、
キャンセルはできない・・・・どう乗り切る?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メイド・イン・ヘブン:序章

2020年04月22日 21時50分59秒 | 映画 / MOVIE

アマゾン・プライム(有料会員サービス)で観る事ができる、
インドのドラマ・シリーズである。

ネタバレがあるので、
序章だけ読んで続きは観てのお楽しみでもいいと思う。

<ドラマの内容>

カラン(アルジュン・マートゥル)とタラ(ソビタ・ドゥリパラ)は、
共同でウエディング・プランナー会社を経営している。
いろいろなパターンの結婚式で、
どれもが式の直前になって問題が起きるが、
機転を利かせて乗り気って行く様子を背景に、
インドの上流階級の結婚についてを描く作品。

インドの都市部では30%以上が恋愛結婚になったようだが、
未だに結婚には宗教とカーストが立ちはだかる。
結婚は家同士の結びつきと考える両親の世代では、
恋愛が結婚に結びつくには高いハードルがいくつもある。

これはインドの人口13億人の全ての家庭に当てはまるドラマではないし、
13億人の平均的なレベルの家庭を描いたドラマでもない。
ごく限られた恵まれた階層の家族にのみ当てはまるドラマである。

全9話、それぞれ結婚式を行う顧客の話題を中心に、
主人公とその家族、会社のスタッフの人間関係が動いてゆく。

全体的な感想だが、
このドラマシリーズを制作したインド人達は、
欧米諸国や日本と同等レベルの生活を送っているか、
少なくともその感性や考え方が解る人達である。
つまり・・・一般庶民とはかけ離れていると思う。

最近はインド映画でもキス・シーンやラブ・シーンは、
普通になってきているが、このドラマでは、
女性のヌード・シーンこそない(ご法度)が、
男女、男性同士のラブ・シーン描写は激しい。

いつからインドでは自由恋愛で、
フリー・セックスになったのか?
普通に俺はゲイなんだ・・・と言える社会になったのか?

インドの習慣や宗教、カースト、一般常識などを知らず、
このドラマを観たら、インドは日本と変わらないと
思うかもしれれないが・・・
インドはそう言う国ではない! と強く言っておく。

<主人公>

カラン:メイド・イン・ヘブン社の代表。
    裕福な家庭の息子で以前はバーを経営していたが失敗。
    会社の経営は火の車で共同経営者のタラや町の高利貸しにも
    多額の借金がある。父親にも2000万ルピーの借金がある。
    ゲイである事を周囲には知らせている。弟がいる。

タラ :カランの共同経営者でカンナー・スチールの社長アディルの妻。
    本人も同居の両親も妊娠を望んでいる。夫婦仲は良好。
    一般家庭である実家には母親、姉夫婦には姪がいる。

<その他の登場人物>

アディル:(ジム・サルブ)タラの夫でカンナー・スチールの社長。
     婚約者がいたがタラと結婚。

ファイザ:(カルキ・ケクラン)タラの親友でドバイから来たが
     離婚歴があり、家庭の事情でドバイに帰れない。

シバニ :メイド・イン・ヘブン社の敏腕ディレクター。
     2年前の会社設立時からのメンバー。     
     離婚しており娘の教育には力をいれている。、

バブルズ:メイド・イン・ヘブン社のスタッフ。
     カランの学生時代の同級生。

カビール:メイド・イン・ヘブン社の撮影スタッフ。

ジャズ :メイド・イン・ヘブン社のスタッフ。シク教徒。
     貧乏な家庭で20歳の弟はヤク中。

タラの母:女で一つでタラと姉を育てた。
タラの姉:貧乏人(普通だと思うが)と結婚したため、 
     母親とタラから蔑まされている。娘がいる。

<全9話のタイトル>

第1話:人は見かけ
第2話:恵まれすぎた子供たち
第3話:第二の人生
第4話:愛の代償
第5話:都合のいい結婚
第6話:古いものと新しいもの
第7話:王家の事情
第8話:プライドと花嫁
第9話:大脱走

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マハー・バーラタ。

2020年04月21日 21時36分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

インドの2大叙事詩は「ラーマ・ヤーナ」と
「マハー・バーラタ」である。
「ラーマ・ヤーナ」はヒンドゥー教のラーマ神の物語で、
「マハー・バーラタ」は偉大なるインドと言う意味で、
全18巻、10万誌節、20万行を超える世界最大の叙事詩だ。

紀元前4世紀頃の物と言われていれが、
実際にはそれ以前の物も含まれているらしい。

「マハー・バーラタ」では、
ここにあるもの総ては何処にでもあり、
ここに無いものは何処にもない。
と豪語しているのだが、バラモン至上主義の内容であるので、
当然都合の良い事しか書いてないし、偏っている。

本編はパーンドゥ王家の5人兄弟にまつわる話である。
18日間の戦いで4億人が死亡し最後に生き残ったのは、
パーンドゥ王家の5人兄弟と6人の王妃だけだった。

全体の3分の1は民間伝承の物語で、
イソップ物語のような動物を主人公にした話もある。
私はインドの昔話を読んだ事があるが、
確かに知っている物語も多かった。

そんな長い物は一生かかっても読み切れないので、
とりあえず(家にあった)本を読んでみた。
買ってんだけど記憶がないので・・・・
たぶん買って安心してしまい読んでなかったと思う。

部屋のお片付けの中で発掘されたこの本、
全16話、258ページ。
これなら1日で読める~と言うわけで読んだのだった。

ヒンドゥー教の神様や王様や聖仙の話が多いが、
昔は性に対しておおらかだったのか、
(ヒンドゥー教の神話はその手の話も多い)
みな一様にまぐわっているのだった(笑)

一番良かったのは第4話の「虫の幸せと人間の幸せ」だ。
これは前世人間だった小さな虫が輪廻を繰り返して、
再び人間に生まれ変わり王にまでなる。

インドなのでカーストがあり、この虫はクシャトリアだった。
社会科で習ったカーストは4つあり、
バラモン、クシャトリア、シュードラ、ヴァイシャ。
(実際には数千もの職業別カーストがある。)

再びクシャトリアの王になった虫は、
最上級カーストのバラモンになりたいとは思わない。
バラモンの最高の資格は徳性であり、
その徳性の力によって畏れられ尊敬されている。
バラモンにならなくとも同じ生き方はできる。
バラモンであっても特性の乏しいバラモンは、
バラモンとは言えない・・・。

これよ、これ!!
バラモンに生まれても心の卑しい人間はいる。
バラモン以外でもバラモン以上の徳性を持った
人間もいる。
カースト、生まれは関係ない、のである。

「マハー・バーラタ」の中にちゃんと書いてあるのに、
なんでインド人は知らないのだろう。
ぜんぜん解ってない、と思った。

と言う事で、この本はお勧めである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インド映画】 ~ラーズ~

2020年04月20日 21時54分59秒 | 映画 / MOVIE

インドでは2020年3月24日より5月3日まで、
ロック・ダウンとなっている。
従って家にあったDVDを見直しているところである。

シリーズの4作目だが、毎回キャスティングは違っている。
1作目と3作目はそこそこ当たったようだが・・・。

2002年:ラーズ
2009年:ラーズ・謎は続く
2012年:ラーズ・3D
2016年:ラーズ・リブート

なお、ホラーには全く興味はないが、
DVDに入っていたし、食わず嫌いはよくないしね。

ラーズとはヒンディー語で謎とか秘密と言う意味である。
映画の内容には秘密の方が合ってると思う 

  <ストーリー> 

2016年1月1日、リハーン(ゴーラブ・アローラ)と
シャイナ(クリティ・カルバンバ)夫妻が、
ムンバイからルーマニアに引っ越して来た。
二人は5年前、結婚前にもこの地に住んでいた事があった。

シャイナが自宅で引っ越し荷物を空けていると、
ケースの上に水がしたたり落ち、その水を拭うと、
水は血に変わり、手を洗っても落ちなかった。
シャイナがその出来事をリハーンに話しても、
彼は信用しようとしなかった。

1カ月後、リハーンは恐怖にかられたシャイナからの電話を受ける。
リハーンが急いで行くと、彼女は郊外の電話ボックスの中で、
恐怖におののいていた。
シャイナは郊外に住む占い師に相談に行ったのだった。

 シャイナはルーマニアに対していい印象を持っているのだが、
 リハーンは移住が自分の意思ではないと度々口にしていた。
 何か秘密があるに違いない。

自宅で友人たちと食事をしている時、
ワインを取りに行ったシャイナに悪霊が乗り移る。
リハーンは友人夫婦に協力してもらい、
心理学を勉強している盲目のインド人に恐怖の正体を探ってもらう。

盲目のインド人はシャイナにとりついている悪霊から、
これまでの出来事を聞き出し文章にしていくが、
最後までいかないうちに悪霊に妨害されてしまう。

<左:シャイナ、中央:アディティヤ、右:リハーン>

ある日シャイナは昔付き合っていたアディティヤに町で再会する。
アディティヤはシャイナの身に起きている出来事を知っており、
苦しみや恐怖から解放されるために協力すると言う。
シャイナはアディティヤを信用しなかったが、
恐怖の原因はリハーンであるらしいと気づき始める。

リハーンは友人夫婦と話し合い、
教会の司祭に協力を求める。司祭はリハーンの自宅に行き、
シャイナに取りついた悪霊に語り始める。
お前は誰だ・・・・。正体を現せ・・・・。
粘り強く問いかけるが悪霊はしぶとい。

盲目のインド人も真言を唱える。
すると・・・・悪霊は自分がアディティヤであり、
リハーンに殺されている事を白状する。
リハーンはシャイナと結婚するために、
妨害したアディティヤを殺してしまっていた。

そしてその秘密を隠していたためリハーンは、
ルーマニアに戻る事には消極的だったのだ。
殺されていたアディティヤは殺されていると言う事を知らせるために、
シャイナに乗り移ったのだった。

 全体的に画面が暗く怖かったが、
 こういう映画は自宅で観た方が恐怖が少なくまって良かった。
 劇場で観たら・・・ちびっちゃうかも・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インド映画】 ~アティッティ・トゥム・カブ・ジャオーゲー~

2020年04月19日 21時41分59秒 | 映画 / MOVIE

インドでは2020年3月24日より5月3日まで、
ロック・ダウンとなっている。
従って家にあったDVDを見直しているところである。

これも2010年の作品だが、
他の作品と違って名の知れた俳優が主演していた。
アジャイ・デーブガンである。
そして、なんと・・・先日観たカームヤーブの主演、
脇役一筋500本(?)のサンジェイ・ミシュラも出ていた。

 この人ね。

もしかしたら結構当たったのかな?と思い調べたら、
制作費の約2倍もの収益を上げたらしい。

タイトルはヒンディー語で「お客さん、いつ出て行くの?」
又は、いつ帰るの?。

  <ストーリー> 

ムンバイに住む脚本家のプニート(アジェイ・デーブガン)と
インテリア・デザイナーの妻ムンムン(コンコナ・セン・シャルマ)は
息子のアユーシュとセレブな暮らしをしている。

ある日突然、部屋にプニートの叔父と名乗る男(パレシュ・ラワル)が、
故郷の村からやって来る。プニートは全くだ誰だか解らなかったが、
叔父はプニートをパップーと呼び家に居座る。

突然の訪問者にムンムンは怒り心頭。
しかも叔父は所かまわず臭いおならをまき散らし、
時代遅れで田舎者丸出しの振る舞いをするので、家族は困ってしまう。
サーバントの掃除の仕方に口出ししたり、
近所の人々の迷惑になっていても本人は気がつかない。

そして数日の我慢だと思っていたのだが数週間になり、
いつしか1ヶ月を過ぎるが全く帰るそぶりがなかった。

ある日、プニートは叔父を映画製作の現場へ連れて行くが、
叔父のせいで500万ルピー(約800万円)のセットを
破壊してしまう。

夫婦はいろいろな手段で叔父に帰るように仕向けるが、
全く上手くいかなかった。

家でプージャ(祈祷)などしない家庭だったが、
叔父の指示でガネーシャ・プージャを行うようになり、
ガネーシャ祭りの最終日にガネーシャ像を海に流しに行くが、
そこで叔父が迷子になってしまう。
雑踏の中で事故が起き大勢の人が怪我をしているニュースを見て、
心配する二人だったが見つからなかった。

翌日・・・叔父はタクシーでひょこり帰って来て、
「明日、帰る事にした。」と言う。心配していた二人は怒り、
「今すぐに出て行ってくれ!」と告げる。

そこへ・・・・一台のタクシーがやって来て、一人の男が降りるなり、
叔父を見て「チャーチャージー(叔父さん。)」と言う。
呆然とする叔父に男は「叔父さん、僕だよ。パップーだよ。」

!! 

なんと、叔父は訪ねる部屋を間違えていたのだった。

 マジかっ!? と言うようなオチだった。
 だいたい、全く見覚えのないオッサンだし、 
 パップーなんで呼ばれた事もない名前で呼ばれるし、
 どうして知らない人だと気付かないんだろう・・・。



 ちなみにサンジェイ・ミシュラは住宅の守衛役で、
 見事に演じていた。今から10年前で46歳のはずなのに・・・
 全く若さがなくてびっくりした。(写真左側)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デリー・ロック・ダウン生活 その④。

2020年04月18日 22時26分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

ここのところ我が家の周りのスーパーや商店が、
閉まっている事が多くなった。
時間帯によるのかもしれないけど。
そうすると少し遠くまで行く事になる。

普段はできるだけ人通りの少ない方面に行っているのだが、
物資を求めて人通りの多い方に行かざるを得なくなる。

すると・・・・!!
このように紐と梯子で封鎖された小道を発見した。
張り紙があるので危険を察知し望遠で撮影すると・・・

あ~やっぱり・・・・。
コロナのため封鎖と書いてある。
でも普通におっちゃんが歩いて入って行ったけど・・・。
消毒終わってるから安全なのかなぁ?

大丈夫だと思っていても、やっぱり心配になる。
これはいつも行ってるスーパーの先200メートルくらい。
隣のエリアで3名の感染者が出た話でも驚いたが、
これは近いわぁ・・・。
見た通り狭い路地を入って行く密集した住宅地である。

我が家の周りは牛も多いのだが、
牛ってスパゲッティも食べるんだね。

ちょっと遠出をしてAIIMSと言うインドで一番優秀な病院の近所。

ロックダウンが3週間も過ぎると、ちょっと緩んできて、
けっこうな人出、車も多い。
サブウェイと言うのはインドでは地下道の事で、
外出禁止なので閉まっている所がほとんどだが、
ここは開いていた。

AIIMSの周辺は路上生活者が多いのだが、
全くいなかった。冬場にできたシェルターはまだあり、
その中には多少の人々がいたけど、
みんなどこかに収容されてるのかな。

ロックダウンが長引くと低所得者(私もね)や、
地方から出てきている出稼ぎの人には厳しい。
そう言う人々は蓄えもないだろうから、
モディさんがなんとかしないとね。

完全終結は難しくとも、
なんとか終わりが見えない事には不安は尽きない。
世界に平和な日々が戻る事を祈って止まない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【インド映画】 ~ガヤル~

2020年04月17日 21時51分59秒 | 映画 / MOVIE

インドでは2020年3月24日より5月3日まで、
ロック・ダウンとなっている。
従って家にあったDVDを見直しているところである。

2016年の作品で、1990年の大ヒット映画の続編。
タミル語、テルグ語、カンナダ語版でも、
リメイクされている名作のようだ。

サニー・デオルは1990年のこの映画のヒットで、
スターになったらしい。

タイトルのガヤルはヒンディー語で負傷と言う意味。

  <ストーリー> 

ガヤル前編のフラッシュバック・シーンから始まる。
アジェイ・メーラー(サニー・デオル)がある男を射殺する。
兄を殺害したため仇を討ったのだ、そして服役する。 

服役を終えたアジェイはムンバイで新聞記者になり、
その裏で警察に協力する仕事もしている。

しかしアジェイは時折、発作を起こすようになっており、
精神科医のガールフレンドによって助けられている。
ある日、上司から薬を盛られレイプされた女性が自殺した事件で、
その上司を拉致しDNAを採取し事件を暴いた事により、
アジェイは一躍ヒーローとして有名になった。

アジェイは社会活動家のジョー(オーム・プリ)と協力して、
仕事もしていたが、ある日ジョーは10人もの人を巻き込んだ、
交通事故を起こし死んでしまった。

ところが、ゾヤと言う女の子が撮影していた動画のバックに、
ジョーが殺害されるシーンが映っていたのを発見した彼女は、
一緒にいた友人たちにそれを知らせる。
そして警察に知らせようとするが、アヌーシュカの祖父が制止した。

祖父は犯人がビジネス界の大物ラージ・バンサルの
息子カビールだと気づきバンサルに忖度したのだった。
ジョーは土地の買収についてバンサルを訪問し非難したところ、
バンサルはジョーを買収しようとしたが拒否され、
激高したカビールが射殺してしまったのだった。

アヌーシュカは祖父のアドバイスで、
動画を弁護士であるロハンの父に渡した。ところが、
ロハンの父は、息子の命はない、とバンサルに脅迫され、
なかった事にしてしまった。

ロハンは弁護士である父親が正義を曲げた事に腹を立て、
みんなに相談してアジャイに話をする事にした。

4人はデータをアジェイに渡そうとするが、
バンサルは手下を使って暴力的に妨害する。
その上、政治家やTV局や警察にも圧力をかけ、
全てを闇に葬り去ろうとする。

 (恐らく)大学生になったくらいの子供を相手に、
 そこまでするのかと思うほど徹底的に痛めつける、
 冷酷非道のバンサルには戦慄を覚えた。

4人の元へアジェイが先に到着するか、
バンサルの手下が先か、手に汗を握るカーチェイス。
なんとかアジェイが先に救出するが、
大怪我を負った4人をバンサルの手下が奪う。
そして、アヌーシュカがアジェイの娘である事が判明する。

バンサルはアヌーシュカを人質にして、
他の3人を解放した。
そしてアジェイを逮捕するように要請した。

アジェイは警察を振り切り、なんとバンサルのヘリコプターを
奪ってバンサルの家に体当たりする。
その衝撃で家に火が付きバンサルの母親、妻、娘が、
火の中に閉じ込められたしまった。
アジェイは先にそちらを救出した事でバンサルは降伏。
最後まで抵抗した息子のカビールをアジェイが叩きのめすと、
家族全員が助けを乞うた。

アジェイはアヌーシュカと一緒に病院へ。
最後はめでたしめでたし。

 タイトルも聞いた事がないし、
 主演のサニー・デオルの作品も観た事がなかったし。
 全く期待していなかったのだが、とてもいい映画だった。
 アジェイのタフネスぶりも凄かったが、
 4人の子供達の正義感、アジェイと娘の関係、
 バンサル一家の心模様・・・・
 本当に良い作品だった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド映画のDVD。

2020年04月16日 21時42分59秒 | 映画 / MOVIE

インド映画のDVDはDVD屋や本屋などで買える。
キャストがいい作品やヒットした映画は当然だが、
そうでない作品もけっこうある。

これはシャー・ルク・カーンとカージョル主演の
「マイ・ネーム・イズ・カーン」であるが、
1本で定価199Rs(約320円)だ。
映画館で観ると、場所と時間にもよるが、
郊外の古い映画館であれば100Rs位で観る事ができる。

上記で1本で、と書いたのは正規品の場合である。

正規品でない物は1枚に4作品入っている。
正規品からコピーした物もあれば、
劇場で無断撮影した物まである。
だいたい同時期に封切られた作品を抱き合わせにしている。

こういうヤツね。
DVDの盤面にはそれらしく印刷されているが、
ケースは紙製だ。定価は149Rs(約200円)と
いちおう印刷されているが・・・・
露店の屋台の上に乗せて売っている所では、
50Rs(約80円)程度で買える。

海賊版と言えば聞こえがいいが品質はそれ以下だ。
音声が飛んでいる、画面に傷や汚れがある、
劇場名が入っている、酷いのだと継ぎはぎ部分が
ハッキリと解る物もあった。

これはビニル袋に印刷された紙が入っているだけで、
DVDの盤面に印刷すらなかった・・・。
5作品入りなのでコストパフォーマンスはいいが、
5つの品質が全部違った(笑)。

インドではこういう物が堂々と売られている。
逮捕されたりしない。買う方にも罪があるが、
言い訳をさせてもらうと、
インドも場合、1週間で上映作品が変わる。
人気のある物はロングラン上映するが、
そうでなければ1週間しか観る事ができない。
名画座はないので、DVDがあれば買うのだが、
インドなので売っていない事も結構ある。

で、街頭で見かけた場合に買ってしまったわけだ。
我が家には4枚あった・・・・。
10年間で4枚だから少ないと思う。
(2010年、2015年、2016年2枚)
最近は買ってないし・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする