タイトルはヒンディー語で「愛が芽生えるのは当然だった」。
1998年公開でアジェイ・デーブガンとカジョールの主演。
恋愛中に何本も撮ってるなぁ・・・・笑。
<ストーリー>
叔父と一緒にパリに住むサンジャナ(カジョール)は、
ラフル(ビジェイ・アーナンド)と婚約中である。
サンジャナは何をやっても問題を起こしてしまうほど、
そそっかしい。
ラフルと離れたくないサンジャナは強度の飛行機恐怖症だが、
ラフルが仕事でインドに行く事になった時、
一緒に行きたいと言い出す。
しかし飛行機が滑走始めたとたんにパニックとなり、
飛行機を止めて降りてしまう。
フランス生まれなのか?
インドに行ったラフルはニシャ(カシミラ・シャー)と言う、
運命の女性と出会いパリに戻るつもりはないと電話をかけてくる。
サンジャナはインドへ行く事にするが飛行機で行くしか方法はない。
意を決して飛行機に乗ったサンジャナの隣に、
シェカール(アジェイ・デーブガン)が座る。
サンジャナはパニックになるがシェカールは彼女を挑発する事で、
飛行機恐怖症の注意をそらす事を思いつく。
ムンバイに到着した時、シェカールはパリで盗んだ、
ネックレスを忍ばせた植物をサンジャナのバッグに隠す。
そしてサンジャナと一緒にホテルへ行こうとしたが、
シェカールを追っている警察のカーン署長(オーム・プリ)が、
やって来て捕まってしまう。
サンジャナはラフルの滞在するホテルに行くが、
ラフルとニシャのラブラブな様子を目撃し、
ショックで卒倒してしまい、そのすきに荷物を盗まれる。
シェカールが犯人を追い問い詰めるが、
ネックレスはサンジャナのバッグの中にあると言う。
一方、サンジャナはラフルがニシャとゴアに向かったと聞き、
列車で後を追う。シェカールはサンジャナを追う、
そのシェカールをカーン署長が追う。
サンジャナは途中でお腹の具合が悪くなり列車を降りる。
シェカールはサンジャナを介抱するが、
降りた駅はシェカールの地元の駅だった。
シェカールは実家にサンジャナを連れて行く。
丁度、シェカールの妹の結婚式だった。
そこでサンジャナはシェカールが病気の甥の手術代を工面するために、
ネックレスを盗んだ事をしる。ネックレスはサンジャナが持っていた。
シェカールはサンジャナに必ずラフルに会わせる事を約束する。
この辺りからサンジャナの事を愛し始めている。
ゴアに着いた二人はラフルとニシャの前で
恋人同士の芝居をしてラフルの様子を見る事にする。
ニシャは自分の誕生日パーティにシェカールとサンジャナを呼ぶ。
しかしそこで婚約発表がありサンジャナはショックを受けて、
パリに帰る事を決心する。ところが・・・
サンジャナにまだ気持ちが残っている事に気づいたラフルは、
寄りを戻そうと言う。
ゴアに着いたカーン署長はサンジャナに会い、
シェカールの為にネックレスを売って現金に換える事を提案する。
サンジャナはネックレスを売って現金をシェカールに渡す。
サンジャナはシェカールの事を愛している事に気づき、
ラフルを突き放すが、
気持ちを秘めたままパリ行きの飛行機に乗る。
失意のシェカールにカーン署長が告げる。
サンジャナは君を愛していると。
そして自分の車で空港へ急げと言う。
空港へ駆けつけたシェカールは係員を振り切って、
機内へ行き愛の告白をする。
芝居をしているはずが、本当に愛してしまうと言う、
よくある設定・・・・インド人はこれが好きなのか?
相手が泥棒やギャングでも愛してしまうと言うのも、
よくある設定・・・・良~く考えようよ。
愛の為に、飛行機を止めてしまうって・・・・無理だ。
カーン警部(オーム・プリ)、いい人じゃん。
・・・・・でも法は守らなきゃ。
全ては映画だからいいのか・・・・。
「ミモラ・心のままに」のアジェイ・デーブガンと被ったわ。
自分の愛する女性が愛する人のために、自分の気持ちを抑えて、
なんとか成就させようと必死になる姿が。
もっともこの作品の方が1年前だけど。