カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~ダスタク~

2020年08月20日 22時18分59秒 | 映画 / MOVIE

1998年の作品、タイトルはヒンディー語で「拍手」。
英語タイトルはKnockであるが、
作品を観たところ最後のシーンで
拍手の方がいいかなと思ったので、拍手にした。

4月からほぼ毎日ヒンディー語映画を観ていると、
キャスティングは似通ってくるのだが、
スシュミタ・センは初めてだった。

主演のスシュミタ・センは1975年ハイデラバード生まれ。
1994年にインド人として初めてミス・ユニバーズに選ばれた。
マヘーシュ・バットが監督したこの作品が映画デビュー作。

  <ストーリー> 

ミス・ユニバーズのスシュミタ(スシュミタ・セン本人)は、
記者会見の後のファン・サービスで男に手をつかまれる。
その後、自宅に無言電話をかけられる。
そして楽屋に得体のしれない男がやってくるなど、
ストーカーに遭うようになる。

男はスシュミタの狂信的ファンのシャラッド
(シャラッド・カプール)でスシュミタに執着するあまり、
近づくファンを殺害し始める。

 シャラッド

スシュミタが危険にさらされているとみた、
警察署長のロヒット・マルホトラ(マクル・デブ)が警護につく。

 署長にしては若いんだけど・・・。
 あとスシュミタがロヒットと名前で呼ぶのが気になった。
 その後、二人が同級生だった事が判るんだけど、
 そうなると、ますます署長にしては若過ぎる。

 ロヒット

ロヒットがスシュミタをあだ名で呼んだ事から、
スシュミタはロヒットが小学校の同級生だった事を知り、
二人は急接近して行く。

シャラッドは、スシュミタの行く先に姿を見せ、
つけ狙う。そしてスシュミタの親友を殺し、
電話をかけてきた事で逆探知で家が突き止められた。

シャラッドは精神病で通院していたが紙一重の天才だった。
ロヒットはスシュミタをインド友好関係にある
セイシェルに脱出させることにした。
シャラッドはそれを聞き飛行機の貨物室に潜り込み、
着陸寸前に海に飛び降りた。

シャラッドはスシュミタとロヒットの前に現れ、
現地人を殺し自分が死んだ事に見せかけた。
(セイシェル警察も馬鹿ではないので)、
別人だと言う事が判るがスシュミタは誘拐されてしまう。

無人島に監禁されたスシュミタは、
あの手この手で脱出を試みるが失敗する。
ある日、ボートにHELPと書いたところ、
町で捜索中のロヒットの部下が発見した。

そして警察とシャラッドは銃撃戦となるが、
シャラッドはロヒットを撃って隠れ家に戻り、
スシュミタを殺して自分も死のうとする。
そこへロヒットが駆けつけ、最後はスシュミタが、
シャラッドを斧で倒した。

インドへ戻ったスシュミタは、
ダスラクと言うタイトルの本を出版し、
シャラッドのような人に捧げると話し喝采を浴びる。

 普通デビュー作なら、無難なラブストーリーだろうけど
 監督がマヘーシュ・バットだったからかな。
 恐怖におののいたり、監禁されたりして、
 綺麗なだけの役どころではなかった。

コメント
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