もう一つの事件は1930年(昭和5年)11月14日に起きた、
ライオン宰相と呼ばれた濱口雄幸(おさち)首相襲撃事件である。
実際に事件が起きたのは10番線ホームであったが、
その下階の柱に説明書きと襲撃地点のマークがある。
新幹線取り換え中央口付近と言う人通りの多い場所の柱に
この説明書きがある。
説明下記は「浜口」となっているが「濱口」が正しいようだ。
赤〇印の箇所に濱口首相が倒れた。
犯人は右翼団体の構成員の佐郷谷留雄(さごうやとめお)21歳であった。
濱口首相は腹部を銃撃され一命をとりとめたが、
翌1931年8月26日に放線菌症のため死去した。
佐郷谷は殺人未遂で無期懲役になったが1940年に出所し、
右翼活動を続け1972年に死去した。
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