カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~キスマット~

2020年08月04日 22時11分59秒 | 映画 / MOVIE

2004年公開、タイトルはヒンディー語で「運命」。
ボビー・デオルとプリヤンカー・チョープラは、
翌2005年のバルサートでも共演している。

  <ストーリー> 

夜行列車でムンバイへ向かう夫婦と男の子。
周囲の人々との会話で男の子は亡くなった兄の息子で、
観光に連れて行く所らしい。ところが・・・・。
男の子がすっかり寝込んでいる時に夫婦は列車を降りてしまう。

男の子は無人となった列車の中で目を覚まし、
街をさまよう。そしてストリート・チルドレンから、
食べ物を奪って逃げる。

場面は変わって成人したトニー(ボビー・デオル)が、
警察に追われて逃げているシーンに変わる。
トニーはギャングのパテル(アシシュ・ヴィディアルティ)
の舎弟として犯罪行為に手を染めている。

トニーは女優のサプナ(プリヤンカ・チョープラ)に恋をし、
撮影に協力して近づいて行くが、
サプナには幼馴染の医師と婚約していた。

ある日、偽装薬品で利益を上げているラージ(カビール・ベディ)
からの要請でパテルはトニーを差し向ける。
ラージが小児薬の消費期限をごまかし古い薬を販売している事を、
食品医薬品局の検査官であるゴサイ博士が突き止めてしまったのだ。
トニーは指示を受けてゴサイ博士の元に捏造した書類を届ける

ラージは偽装薬で3人の子供が死亡した事件の罪を、
ゴサイ博士の責任であったかのように捏造し、
証拠書類を元に裁判にかける。
父の身に重大な事件が起きた知らせを受けて、
サプナはムンバイへ飛ぶ。トニーも同じ飛行機だった。
トニーはサプナがゴサイ博士の娘であった事を知る・・・。

全ての証拠がゴサイ博士の関与を証明しており有罪となってしまった。
ゴサイ博士は発狂したようになり、娘のサプナは婚約を解消されてしまう。
そして悲観した博士の妻は自殺してしまう。
ショックで倒れ病院へ運ばれたサプナも母親の後を追おうとするが、
トニーによって助けられる。サプナも自分のために、
いろいろしてくれるトニーに惹かれ始める・・・。

しかし・・・トニーが父親を窮地に陥れた一味の
片棒を担いていた事を知って自分の家族を不幸に至らしめたと非難する。
トニーは自分が叔父に捨てられ、腕っぷしに頼って生きてきた事、
そしてギャングに拾われた義理のためにした事が、
結果的にサプナの家族を不幸にしてしまったを話す。
そしてやって来たパテルから黒幕がラージである事を聞き出す。

トニーはラージに面会を申し込むが拒否されたため、
ラージの息子の誕生日パーティに乗り込み誘拐する。
息子の命と引き換えに裁判で真実を述べるように要求し、
ラージは裁判所で自らの悪事の詳細を語り罪を認めた。
トニーとサプナは結婚した。

 以外にもハードボイルドだった。
 インド映画でギャングになる理由として孤児である事が多い。 
 全ての孤児がそうなるわけではないが、
 このインドで死ぬか生きるかであれば、
 生き抜くためには仕方ないのかもしれない。

 映画を選択する時、特に何かで選んでいるわけではないが、
 先日観たいと言ってたカビール・ベディが偶然出ていた。
 1946年生まれ。4回結婚しており最初の結婚が破綻し始めた時に、
 プラヴィーン・バビと付き合っていたが結婚はしなかった。

コメント
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