日本スーパーフライ級1位 日本スーパーフライ級2位
山口 仁也(三迫) 吉田 京太郎 (ワタナベ)
5勝(2KO)1分 6勝(3KO)3敗
写真左側:赤色のグローブが山口選手。
写真右側:青色のグローブが吉田選手。
1ラウンド:ジャブの差し合い。山口選手が先にワンツーを打つと吉田選手はワンツー、
左フック、左アッパーから右ストレート。山口選手が出る所に吉田選手は左フックを合わせ、
右ストレート。山口選手が前進してワンツー、吉田選手は左フック、フットワークを使って
左フックから右アッパー。
(山口選手:9-10:吉田選手)
2ラウンド:山口選手が前進して左アッパー、吉田選手は左アッパーから右フック。
山口選手が左ストレートで前に出るが吉田選手は右ストレートからワンツー。
山口選手は左アッパーから右フックで前に出るところに吉田選手が右アッパーから
左フック。山口選手がコーナーに詰めて連打、吉田選手の右ストレート。
山口選手が左目の上をヒッティングでカット。
(山口選手:9-10:吉田選手)
3ラウンド:吉田選手は身体を振って左ジャブ、右フック。山口選手はガードを固めて
左ストレートから右ボディ。吉田選手は左ジャブ、山口選手は左ストレートから右ボディ、
右アッパー。吉田選手は左フックをひっかけながら回る。山口選手は距離を詰めて左右アッパー。
吉田選手は右アッパーから左フック、山口選手は左右ボディ。
(山口選手:10-9:吉田選手)
4ラウンド:吉田選手は左ジャブを打つが山口選手が前進して左右ボディアッパー。
吉田選手は左ジャブで回る、山口選手が距離を詰めて左右ボディから左ストレート、
ロープに追いつめ連打、左ボディが効果的、吉田選手は手数が減った。
(山口選手:10-9:吉田選手)
5ラウンド:吉田選手は左ジャブで距離を取ろうとするが山口選手が前進し左アッパーで
コーナーに詰め左ストレート、左右アッパー。
(山口選手:10-9:吉田選手)
ここまでは48-47で山口選手が前進優勢。公式採点は2者が48-47で山口選手、
1者は48-47で吉田選手を支持。
6ラウンド:吉田選手が左ジャブからワンツー、右アッパー、山口選手が前進してコーナーに詰め、
左ストレートから右アッパー。吉田選手がフットワークを使って逃げる。山口選手がロープに詰め、
左ストレートから右アッパー吉田選手も左右アッパーを返すが、山口選手の左ボディが強烈。
(山口選手:10-9:吉田選手)
7ラウンド:山口選手が右ボディ、左ストレートでロープに詰めて連打。吉田選手が身体を
入れ替えて右アッパー。山口選手が左右ボディで距離を詰め頭をつけて左右アッパーから
右フック。吉田選手もワンツーを返すが山口選手が左ボディから右アッパー。
(山口選手:10-9:吉田選手)
8ラウンド:山口選手が右ジャブからロープに詰めて連打、コーナーへ追い込んで左右ボディ、
右アッパー。吉田選手も左フックを返すが山口選手が左ボディから左右アッパー。
(山口選手:10-9:吉田選手)
9ラウンド:山口選手が前進、距離を詰めて左右アッパー、吉田選手が左フックから
右ストレートを当ててダウンを奪う。立ち上がった山口選手はガードを固めて身体を振り、
フットワークを使って回復させようとするが吉田選手がロープに詰めて連打。山口選手は
距離を取るより密着してパンチをよけようと距離を詰める。吉田選手は左右フック、連打。
(山口選手:8-10:吉田選手)
10ラウンド:吉田選手は左ジャブ、山口選手は距離を詰めて連打、左ボディから連打。
吉田選手は右ストレートを当てるが山口選手は左ボディから連打でコーナーへ詰める。
(山口選手:10-9:吉田選手)
ダウンは喫したものの終始前に出て連打していた山口選手を支持し96-93。
公式採点は95-94が1者、96-93が2者、3-0の判定で山口選手が
新チャンピオンになった。吉田選手は序盤2ラウンドの戦い方が良かっただけに、
山口選手の前進をさばききれなかった事が敗因か。ダウンを奪った9ラウンドに
仕留めきれなかったのも惜しいかった。
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