カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その②

2009年05月31日 19時54分59秒 | ヨーガ / YOGA
その優しげな眼差しと説得力のある口調から、
日本人滞在者の中で通称「おじいちゃん」と呼ばれていたが、
実は偉大なるスワミ(であろう)セント・シュリ・ハリ先生。

毎年3月にリシケシで行われる「国際ヨーガ週間」にも
参加されているようで、ポスターに写真があった。

朝のプレ・ヨーガ&呼吸法と
夕方のマントラ・チャンティング&瞑想法を担当している。

 参加者が少なくても、 途中で睡眠に入ろうとも、
何事もなかったかのように、
毎日ほぼ同じスケジュールをこなす。

さすがは人間が出来ている・・・・。
見習いたい。

天井から下がってるこの銅鑼をたたいて、
開始時間を知らせる。
           
 

未確認ではあるが・・・
シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラムを開いたスワミ、
と思われる像が庭にあった。



 ≪ 関連記事 ≫ 

シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①

   
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シュリ・ヴェド・ニケタン・アシュラム(リシケシ) その①

2009年05月30日 21時59分59秒 | ヨーガ / YOGA
リシケシのラムジュラ橋を渡り右折し、
とことん行った所にあるアシュラム。

 何処まで歩けばアシュラムがあるんだろう・・・
こんなに遠いならリクシャースタンドからすぐの所にある
ヨガニケタン・アシュラムにしとけば良かった・・・
と後悔しつつ、40℃を超える酷暑の中、
13Kgのバックパックを担いで、
ヘロヘロになりながらたどり着いた。

リクシャースタンドから4Kmはあるだろう。
私にとっては体力の限界ギリギリだった。

部屋はバス(水シャワー)・トイレ付150Rs(約300円)と
(湯沸器のある場所からお湯をバケツで持って行く事は可能)
バス(ホットシャワー)・トイレが共同の100Rs(約200円)、
値段は解らないがダブルルームがあり、全部で200室ほどある。
初回は3日以上の滞在が必要で、その後の延長は日数制限なし。

  150Rsの部屋。

この値段で朝晩のヨーガと呼吸法&瞑想法、
マントラ・チャンティングが無料で受けられるのは、
リシケシでも最安値であろう。

あまりにも安いのでヨーガをせずに、
宿泊のみしている長期滞在者が多いせいで、
ほぼ満室の事が多いのにはビックリ!

これと言って観光地の少ないリシケシで
ヨーガをせず何をしているのか 私には良く解らない。

アシュラム内での自炊はOKのようだが、
肉、魚、アルコールは持込禁止。さらにドラッグ(当り前)、
煙草は禁止なのだが、部屋で喫煙している人もいた。

  道場。

AM6:30~8:00 プレ・ヨーガ&呼吸法
   8:00~9:30 ヨーガ

PM4:00~5:30 マントラチャンティング&瞑想法
   5:30~7:00 ヨーガ

上記スケジュールで最も参加者が多いのが、
AM8時からのヨガである。
約1ヶ月の私の滞在中、AM6:30から真面目に参加したのは、
私以外は数えるほどしかいなかった。だいたいが日本人だった。

欧米人は観光ヨーガの人が多く、
3文の得と言われている早起きをせず、
しかも身体が固いクセにプレ・ヨーガでほぐさずに、
いきなり朝ヨーガに入るので変な格好になる。
夕方は4時と言ってもまだまだ暑いので参加しない人が多い。

 このアシュラムが「地球の歩き方」でも、
ラフなアシュラムと紹介されているのは以下の理由である。

 ① 宿泊者の半分以上はヨーガに参加しない。
 ② ヨーガ参加者の90%は観光ヨーガの欧米人だ。
 ③ 残りの10%のうち、ファッション・ヨーガの人が5%。
 ④ 真面目にヨーガ修行に来ている人は、たった5%。
 ⑤ 途中参加、途中退場は当り前の礼儀知らずが多い。


<観光ヨーガ>

 たまたま訪れた場所でヨーガをやっていたので参加した人。
 ヨーガ未経験者で自国に帰国後もたぶん継続しないであろう人。

<ファッション・ヨーガ>

 一応は経験者で、流行っているのでやってとか、
 ヤセるためにやっている人。
 多少のポーズは出来るがヨーガ本来の意味が解っていない人。
 ちょっとどうかな?と思う様な派手なコスチュームの人が多い。

   私が勝手に名付けた物であり、
     一般的には通用しません。悪しからず。

 まぁでも宿泊だけの人を排除してしまうと、
ヨーガ修行と言う秩序は守れるけど、
経営が大変なんだろうなぁ・・・。

   
コメント (17)
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帰国しました!

2009年05月29日 21時59分59秒 | 日記 / DAIRY
 約2ヶ月の旅を終えて、先程、帰国しました。

本当にあっという間の2ヶ月でした・・・。

リシケシでの修行は、とても有意義でした。
このままヨガ行者になろうかと言う考えも一瞬頭をよぎりましたが、
とりあえず一度帰らなくてはいけないと思い直しました。


 6月は渡印のための、
いろんな手続きをしなくてはなりません。
税金や健康保険や年金・・・役所関係もそうですが、
引越しもあります。

インドでの生活に必要な物はインドへ送り、
そうでないものは友人に引き取ってもらったり、
新潟の実家に移動したり、廃棄処分したり。

 書籍、 CD、DVD、 家具、 電化製品、
 衣類、 靴、 鞄、 食器、 調理器具、 がらくた・・・etc

何か欲しい物がある方は、
遠慮なく「品名」を明記して連絡ください。
なお我が家(東京23区内)まで引き取りに来て頂ける方を優先します。
そうでない場合は送料をご負担頂ければ、送らせていただきます。

 ご連絡お待ちしています。
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帰国の途につきました。

2009年05月27日 16時00分52秒 | 北インド / NOUTH INDIA
実践 ヨーガ大全―全326ポーズの写真と効能
スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ
たま出版

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リシケシでの日程を終えて、
さきほどゲストハウスをチェックアウトしました。

これからリシケシでの最後の食事をして、
バスでハリドワールへ向かいます。

ハリドワールからは列車(シャダブティ・エクスプレス)で、
5時間半の道のりです。エアコン付&食事付の快適な旅です。

今夜はデリーのメインバザールで1泊して、
明日の午前中のタイ航空機でバンコクに向かい、
1泊して金曜日の夕方に帰国します。

 これが帰国前の最後の更新になると思います。


 ああ思えば・・・2ヶ月が早かったなぁ。
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リシケシ滞在も、あとわずか。

2009年05月25日 11時06分01秒 | 北インド / NOUTH INDIA
Yin Yoga(陰ヨガ)-サラ・パワーズと学ぶ4時間 [DVD]

株式会社アソシエイト

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ヨガニケタンでの修行を終えて、
3週間滞在したヴェド・ニケタン・アシュラムに戻ろうとしたところ、
今週はイベントがあるので宿泊者は全員、
火曜日の朝にチェックアウトさせられるとの情報が

あわてて宿探しをしました。
幸いヴェドニケタンの裏手に1泊100Rs(約200円)の
安宿が見つかりました。
バストイレ付で100Rsにしては、
綺麗で部屋も広く涼しいいい部屋でした。

インド滞在もあと3日間、最後の修行をした後、
バンコク経由で5/29に帰国します。

ヨガニケタンの滞在者もいい人ばかりでした。
日本人の方もその他の国の人たちも、
ダイニングホールのおっちゃんたちも。

日本を離れて約2ヶ月、タイのパタヤー、
南インド周遊を経て、リシケシには1ヶ月の滞在。
こうしてみるとパタヤーの事も遥か遠い昔の事のように思えます。

アシュラムの生活と言うか、リシケシの生活も楽しめました。
日本人の方も多く滞在されていて、
日本語が恋しくなるという事もなかったのも、
楽しめた理由のひとつでしょう。

街の人もいい人ばかりでした。
食堂や野菜売り、土産物屋、ドリンク屋、
インチキ行者の顔なじみもできたし、
平和で過ごしやすい所です。

娯楽が全くないのでヨガに打ち込むには、
もってこいの場所ですね。
機会があればまた来たいです。
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初めてのクリア(泣)。

2009年05月23日 13時36分03秒 | ヨーガ / YOGA
 ヨガニケンタンの朝ヨーガでクリアを体験しました。

軽く身体を動かした後に先生から、
外に出るようにとの話がありました。

 クリアを行うとの事

私はヨーガ本で見た事はありますが、
知識だけで全くの未経験です。
これは解る人にだけ解ると思いますが・・・・
クリアとは、身体の中を洗浄すると言う事です。

            

まずは「ネティ」と言う鼻の洗浄です。
食塩水を右鼻から入れて左鼻から出します。
食塩水は吸わなくても、顔を傾ければ自然に出てきます。
花粉症や鼻炎にも良いそうですので、
体験されている方もいるかもしれません。

次は胃の洗浄です。
食塩水を大量に飲んで・・・・ 吐きます。
胃が空っぽになるまで・・・・ 吐いて、吐いて、
吐きまくります。かなり苦しいです。

私の胃は通常の人の半分しかありませんので、
食塩水もカップ2杯半ほどで、すでに吐き気が。

 アシュラムの庭の写真の様な綺麗な花畑に向かって、
日本人も韓国人もインド人もブラジル人もフランス人もロシア人も、
全員で吐いたのでした。・・・・スゴイ光景でした。

 最後はヒモを使用して鼻の洗浄です。
片側の鼻の穴からヒモを入れて・・・
なんと 口から出します。

私はフツーの人間で奇人変人ではありませんので、
できるはずがありません。

まず・・・鼻の穴から数センチ、
ヒモを入れるとくしゃみが止まりません。
その場所を超えると行き止まり、ヒモが入らなくなりなります。
 どこかに脳みそ方向に開いてはイケない、
新しい穴が開いてしまうんじゃないか?と思いました。

さらには、近くに信頼の置ける病院はあるだろうか?
シバナンダ病院があったけど、腕は確かだろうか?
旅行保険は効くのかな?

突当たってからが相当に難しいです。
自分で達成できない人には先生がやってくれますが、
怖いです。

先生が私の鼻の穴に入れたヒモを、
動かして奥まで入れようとしました。

 「大丈夫ぢゃないです!」
 「絶対にイヤです!」

ヒンディー語で拒絶する私に先生は言いました。

 「ヒンディー語ができるのか?」

もちろん、ヒモと私の頭は先生の手で固定されたままです。
ヒモが口の奥から出てきました。

 「少し話せます・・・。」

先生は言いました。
 「どこでヒンディー語を習ったのか?」

自分の手で鼻から入れたヒモを口から出して引っ張りながら、
鼻水とよだれと涙を流しながら、私は答えました。

 「日本で習ってます・・・・。」

なんで、こんな状況で答えてるんだろうと思うと、
自分で自分がおかしくなり笑いまで出てしまいました。
もちろん、鼻水とよだれと涙を流しながら・・・。

貴重な体験でした。
身体がちょっと 綺麗なりました。
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アシュラムを引越しました。

2009年05月21日 14時17分47秒 | ヨーガ / YOGA
ヨガ大事典 [DVD]

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リシケシに来て早いもので3週間が過ぎました。
来週の金曜日には帰国しなければなりません。

思い残すことがないようにと考え、
ヨガ・ニケタン・アシュラムで修行する事しました。
4日間だけですがゲストハウスに泊まって、
向かいのアシュラムへ通います。

このアシュラムのスケジュールは下記のとおりです。

5:00~6:00   瞑想
6:30~7:30   ヨーガ
8:00~       朝食

12:00~      昼食

15:30~      レクチャー
16:30~      お茶
17:00~18:00 ヨーガ
18:30~19:30 瞑想
20:00~      夕食

アシュラム滞在者は(ミニマム15日以上)、
1日500Rs(約1000円)で全てのプログラムが受けられ、
全ての食事代も含まれます。

14日以下の滞在の場合は、
最低550Rs(約1100円)のゲストハウスに宿泊すれば、
食事以外のプログラムを受ける事ができます。
 4回の飲食は別料金150Rs(約300円)です。

 昨日の昼食より参加していますが、
食事は質素ですが味は良いと思います。

朝食はチャイと1品、お茶は文字通りチャイと&ビスケット、
昼食と夕食はダルとサブジとライスとチャパティです。
まぁ食べ放題なのですが・・・・
街中のターリーが35Rs(約70円)なので、
ちょっと割高かもしれません。
100Rs(約200円)くらいが妥当かと思います。

リシケシで会った滞在者情報では、
ヨーガの内容については、賛否両論ありましたので、
やはり自分で体験しなくては・・と思いました。

驚くかも知れませんが・・・
太陽礼拝などの基本的な事は全くやりません。
アームバランスの様な力技が多く、
初めてやるようなアクロバティックなアーサナもあります。

 初心者向きではないと思いますが、
中級程度の経験者であれば楽しめると思います。
 変化があって面白いと思います。

食事もみんなで一緒に食べると言うことで、
修行仲間との一体感がありますね。
参加するのには必ずアシュラムか
ゲストハウスに滞在しなければならないというシバリも
秩序を守るためには仕方ないように思いました。 
コメント (6)
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デヘラ・ドゥーンへ行ってみました。

2009年05月19日 10時33分37秒 | 北インド / NOUTH INDIA
先日、リシケシのとあるレストランで、
アシュラムの日本人仲間4人で会食中に、
日本語を話すインド人男性Sさんと知り合いました。

なんでもリシケシからバスで1時間ほどの町、
デヘラ・ドゥーンに自宅があるとの事。

大阪の梅田でインド料理店をされているそうです。
大阪まではちょっと行けませんが、
お兄さんの店が桜新町にあるそうなので行ってみたいですね。
ただしお兄さんもVISA更新で帰省中でしたが。

そこで インド流な考え方としては、
知り合ったのも何かの縁なので、
遊びに行ってみようと言う事になりました。
あわよくば・・・カレーをご馳走になろうと言う魂胆です。

 デヘラ・ドゥーンへはバスで片道30Rs(約60円)です。
まるで日本の高原のような並木道をバスは進み、
わりと新しいバススタンドへ到着しました。
Sさんの友人が迎えに来てくれました。

 高級住宅地のような一角にカレー御殿はありました。
Sさんの兄弟や友人が集まって私たちを歓迎してくれました。
期待通りSさんがカレーを作ってもてなしてくれ、
まんまと私たちの術中にはまったのでした。

 とてもいい人でした。


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と・・あるヨギーの一日。

2009年05月16日 17時16分10秒 | ヨーガ / YOGA
考えるヨガ―シャンバラ・ガイド
ゲオルグ フォイヤーシュタイン
ロハスインターナショナル

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アシュラムでヨーガ三昧の生活を始めて3週間です。
この生活も、残すところあと10日ほどになりました。
標準的な1日の過ごし方をお知らせしておきます。

朝6時ころ起床し、
6時半から3時間の朝のプラクティス(呼吸法とヨガ)を終えると、
16時半の夕方のプラクティスまでは自由時間です。

基本的に9時半~11時ころまでは、
他の日本人と話をしたり、掃除をしたり、読書をしたりです。
その後は、町に出かけて、インターネットをしたり、
買い物をしたり、食事をとったりします。

昼過ぎにアシュラムに帰って数時間の昼寝。
15時40分頃に夕方のプラクティスを受けに、
シヴァナンダ・アシュラムに向かいます。

16時半~18時半まで夕方のプラクティス。
この後、夕食をとってアシュラムに帰って、
お風呂、洗濯、情報交換などして、
21時頃には消灯しています。
(だいたい12時すぎまで寝付けない事が多いです。)

アシュラムでのヨギー(ヨーガをする人)生活にも、
すっかり慣れた今日この頃です。
このまま人生を終えても全く後悔しないでしょう。
コメント (8)
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お葬式。

2009年05月14日 15時13分12秒 | 北インド / NOUTH INDIA
ヒンドゥー教の本 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 12号)

学習研究社

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アシュラムから出た時に、
進行方向からなにやら行列がやってきました。
鐘や太鼓を先頭にして、みこしを担いでいました。

何かのお祭りかな?
と思い道路脇に避けていると・・・

「ラーム・ナーム・サャッチャ・ヘー!」の掛け声が聞こえました。

これは、お葬式の際に遺体を担ぐ人が発する言葉です。
ヒンディー語で「神の名前は真理なり!」と言う意味です。

どうしようかと思いましたが、
行列の後について行ってみました。
「ラーム・ナーム・サャッチャ・ヘー!」とつぶやきながら。

私の最終的な目標は、ガンガー(ガンジス河)の河原で死んで、
そのまま火葬されて河に流される事ですので、
その様子を見ておこうかと思いまして・・・。

         

行列は町外れの河原へ到着しました。ガンジス河です。

河原に白檀の木切れが無造作に置いてありました。
その中から適当な長さの木切れを使って、
薪を積み上げていきます。

80Cm程の高さになった時に、みこしが担ぎ上げられました。
遺体をガンガーの水で清めるためです。
担いだみこしの遺体を河の水に浸します。

そして薪の上に遺体を置き、
さらに細めの薪を乗せていきます。

おもむろに油(ガソリン?)がかけられて、
火がつけれました。勢いよく炎が上がり、
白い煙・・・そして黒い煙が上がりました。

合掌して見守りました。
誰だか分からない、全く関係のないリシケシの人ですが、
涙がこみ上げました。

思ったより早く、約1時間程で火葬は終わりました。
炭になった薪と一緒にガンガーに流されたのでした。
ヒンドゥー教徒としての最期でした。

私の鼻にはオイルの匂いだけが感じられました。
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アーユルヴェーダ

2009年05月12日 14時30分59秒 | 北インド / NOUTH INDIA
アーユルヴェーダ・・・・
日本では美容やエステ的なイメージが強いが、
そもそもはインドの医術である。

実践アーユルヴェーダ
(ナチュラルヘルスシリーズ)

ゴピ ウォリアー,カレン サリヴァン,ハリッシュ ヴァルマ
産調出版

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 人間の体質を3つのグループに分けて、
病気を治したり、予防したりする。

しかしながら、今回のレポートは・・・医術ではなく、
マッサージと癒しである。

アシュラムの近くにマッサージ施設を併設している、
2軒のホテルがある。
インドでマッサージとは、あまり聞かないし、
マッサージおたくの私でも、今までも受けた事はない。

料金を聞いたところ、オイルマッサージ、
シロダーラどちらも400Rs(約800円)との事。

 レッツ・トライ

ホテルだけに、客室をそのまま使用してる。
マッサージはベッドの上にシートがひいてあり、
その上に服を脱いでうつぶせになる。(パンツ1枚)

するとオイルを塗ってマッサージ開始である。
マッサージ自体は、リンパに沿ってるわけでもなく、
コッているツボを見つけてほぐしてくれる・・・
でもなく、撫でまわしているという印象。

技術的には大したことはない・・・のだが、
1時間の間に不覚にも眠ってしまった。
だって、ちょうどいつものお昼寝の時間帯だったんだもん。

後半はあおむけになって全身、顔、頭ともまれて終了。


 シロダーラ。(写真上部)

眉間のあたりにアーユルヴェーダ・オイルを垂らして行う、
癒しである。施術時間は45分。

ベッドに横たわると、額に鉢巻のようなものをセットされる。
目と耳に入らないようにコットンのカバーをされると、
あもむろにオイルが滴ってきた。

位置は眉間だけでなく、額の広範囲にわたった。
思ったよりサラサラのオイルで、温度も低い。
何のオイルを使ったのか分からないのだが・・・
 臭い・・・。

終わったあとは、身体が温まった気がした。
一応タオルで拭いてくれるが、インドなので適当。
全身からオイルの匂いがするし、頭と顔はテカテカ。

そのままで街をぶらつくこともできず、
まっすぐアシュラムに戻ってじっとしていた。

1時間後に温水シャワーで流していいと言う事だったので、
普通にシャンプー、石鹸で洗うと、
だいたいのところは取れたが、若干のヌルヌル感と匂いが残った。

まぁインドだから・・・こんなもんかなぁ・・・と。
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牛に襲われた!?

2009年05月10日 15時43分54秒 | 北インド / NOUTH INDIA
COW BOOK
平林 美紀
日本写真企画

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 リシケシの街にはウシがたくさんいます。

車1台がやっと通れるほどの広くない道路に集団でいらっしゃると、
「牛渋滞」が起きてしまいます。

私は毎日、自分の食べたバナナの皮を「お布施」として、
お牛さまに差し上げています。

先日、「お布施」を持ってアシュラムを出たところ、
10m先にそれほど大きくない黒い牛が1頭昼寝をしていました。

「この牛にあげよう。」

牛までのが距離5mになりました。
ビニール袋からバナナの皮を出そうとした瞬間、
袋の背後に牛の頭が見えました。

 ほんの数秒だったと思います。
待ちきれない牛が私の左の太ももに一撃を食らわせました。

「早くくれよう~」

牛からしてみれば、そんな気持ちから軽くこずいた程度だと思いますが、
私の太ももに角が刺さりました!
幸い傷にはなりませんでしたが青あざが出来てました。
まだ痛いです。

お腹をすかせた牛がエサに向かってくるスピードは、
思った以上に早いものです。

 これが・・・・モースピードです。  

噂によると・・北海道では年間5人もの人が、
牛に襲われた傷が元で亡くなっているそうです。
気をつけましょう。
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出稽古その②。

2009年05月05日 14時24分07秒 | ヨーガ / YOGA
月曜日の夕方、出稽古の2箇所目、
オームカラナンダ・ガンガー・サダンに行ってきました。

 アイアンガー・ヨーガのクラスです。

ハタヨガの真髄―600の写真による実技事典
B.K.S. アイアンガー
白揚社

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先生はインド人女性の名前でしたが、
白人の(青い目の)年配の女性でした。

 クラスは月~土の6回コースで、
1回のみの参加ですと300Rs(約600円)、
6回参加ですと950Rs(約1900円)です。
どういう計算かわかりませんが・・・・・。

大盛況で、熱気が凄かったです。
オープンレベルのクラスですが、
受講してみた感想としては、初心者は厳しいです。
アイアンガーでなくても、
ヨーガの中級程度の経験は必要だと思いました。

 たとえば・・・足のつま先とひざ上の筋肉のアップ、
これを常にキープしつつアーサナ(ポーズ)を行います。
先生が生徒全員をチェックして回る間、
ポーズはキープしたままです。指導、アジャストは厳しく、
出来ていない人をサンプルとして前に出して、
情け容赦なくスパルタで指導・説明します。

もちろん英語ですから、英語が理解できない私も・・・
払った受講料を無駄にしているクチですが。

 ・・・と言うことで、どのクラスもそうですが、
英語が理解できないと厳しいですね。

今度の予定ですが、
朝はヴェド・ニケタン、夕方はシバナンダに通うつもりです。

ヨガ・ニケタンにも15日間入ろうと思ったのですが、
ヨガ・ニケンタン滞在者の話や実際に行ってみた人の話と
自分の経験を総合すると・・・
コスト・パフォーマンスが悪い気がしましたので、
2・3日の短期入門とする事にします。

 詳しい各アシュラムやクラスのレポートは、
帰国後に写真を添えてアップしたいと思います。
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出稽古。

2009年05月03日 13時00分05秒 | ヨーガ / YOGA
ナマステ!

アシュラムに入って1週間が経ちました。
朝晩2回のヨーガは日本では経験がありませんので、
身体がどうなるのか?わかりませんでした。

初日(日曜)は夕方のみ、
月曜から毎日2回やってます。
おかげで食欲も戻り、毎日2食は完食できてます。

金曜の朝のヨーガの後で身体の調子が良かったので、
夕方のヨーガは出稽古に行く事にしました。
行き先は老舗中の老舗「シヴァナンダ・アシュラム」です。

シヴァーナンダ・ヨーガ―愛と奉仕に生きた聖者の教え

善本社

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シヴァナンダ・アシュラムは、
通常は事前に申込みをしなくてはありませんが、
16:30~の女性の部は予約しなくても参加可能です。

フローリングの床の清潔なヨーガホールで、
ガンジス河が見えます。
窓の外にサルの群れがやってきますが、
集中を妨げるハエや蚊の攻撃はないので、
やりやすかったですね。

NHKのTVにも出た日本人の先生が教えてくれますが、
指導は英語ですし、日本人だからと言って特に優遇はされません。

参加費用「お布施」となっており、ちょっと悩むところです。
金曜は8人(日本人2人、インド人2人、欧米人4人)でした。
 インド人がいくら入れるのか見たところ・・・・
なんと!10Rs(約20円)でした。
瓶ジュース1本(12Rs)も飲めません・・・。

ちなみに・・・今、滞在しているヴェド・ニケタンは宿泊者は無料ですが、
外部の方の1回の参加費用は100Rsです。
このへんが相場でしょうか。

で・シヴァナンダのレッスンですが、
終わったあとの満足感・充実感があり、いいですね。
これからも行こうと思います。

月曜の朝はアイアンガー・ヨーガの「オームカラナンダ」へ、
出稽古に行ってきます。
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