summer diary

日記らしきページ

高齢者の踏み間違い事故が続く

2019年05月31日 | Weblog
  30日午前11時10分ごろ、愛知県稲沢市平和町のスーパーの駐車場で、同市の無職女性(83)が運転する普通乗用車が車4台に立て続けにぶつかった。  この83歳の女性はアクセルとブレーキを踏み間違いしたと言っている。
認知症検査では特に問題はなかったとこの女性の夫は話しているけど、認知症の問題だけではなく、運転技術や運動神経の低下(しかもすでに踏み間違いを起こす程度に運転が正常に出来るような脳と身体の反応が一体化できていない)によるものは間違いないだろう。
最近連続してこの踏み間違いによる事故(特に幼児や子供が犠牲になった事故が多発している)が連日のように伝えられている。 高齢者はこうした事故を他人事と思わずに、いつでも起こり得る自分の事として認識して、これまでのような慢性的な運転を改めて、集中して運転する意識を持つ必要があるだろう。
ただでさえ都会の交通量が多い道路や早い速度で走っている幹線道路などの運転は若い人でもかなり神経を使うし、長時間の運転は疲労して集中力が低下する。高齢者は若い人に比較しても反応が遅いし、注意力も低下していることを認識する必要がある。 自分は大丈夫と思っている人ほど注意が必要で、自信過剰の高齢者も少なくない。 
狭い道で対向車と擦れ違う際の車を寄せることが出来ない高齢者が多くいるのは確かだ。 自分は寄っているつもりでも相手の車が擦り抜けれない幅しか残せないような運転ははっきり言って自分勝手な運転なのである。 相手が通れない幅であるにもかかわらず、平気で車を停止させて待っている車があるが、これは致命的な下手くそだ。 さらに、狭い道のカーブでもスピードを緩めずに侵入して来る車もある。 まったく危険予知が出来ていないドライバーで、先を読む予知能力が欠けているドライバーは必ず事故を起こす。 
スピードは控えめとうが、高速道路や幹線道路では全体の車の流れに乗って走ることが一番安全な運転なのである。 流れに付いていけなくて、独りだけ必要以上に遅いスピードで走っている車が要るけど、法定速度を守るだけが正常な運転とは違うのではないか。 他とは違っている運転はその車が原因で渋滞したり、追い越したりする車で溢れ、そのことで流れが悪くなって事故の要因を作ってしまうのである。 
こうしたことから、免許更新時にはしっかりとした検査が必要な時代だろう。 最低でも高齢者の更新は路上運転の検査を実施することも必要な気がする。 特に複数車線や流れに乗ってスムーズに運転が出来るか? 信号や横断歩道、一旦停止、一方通行や右左折時の確認が確実に出来ているかをチェックする必要があるだろう。 自動ブレーキシステム搭載車限定免許も早々に導入して、こうした事故が無くなるようにしないとこれから益々増え続けることになりそうだ。



最新の画像もっと見る