むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

表現 (萬鶴)

2011-02-22 | 書道

記事投稿が少し間があきましたので、題材を探して見ました。

何故か2月3月も忙しい日々が続いています。

特に「むさしの墨友会」は筆でなく、他の活動も多くありましたね。

 

色紙の締め切り(1/29)

パスポートのいらない海外研修in初島(2/5・6)

鶴友倶楽部結成(2/8)

雙暢展・墨華展作品提出(2中旬)

そのほか、公私とも予定がぎっしりでした。

  

さて、本題に入ります。

 

私は篆書を中心にお教えいただいておりますが、読めない文字がほとんどです。

欄外に書かれている階書での文字と照らし合わせてみると、へぇ~と思うことばかりです。

実に面白い!

 

 

最近は“皆大好”と書かれることが少なくなりました。

(以前から書かれることはほとんどありませんでしたが・・・)

 

先日のお稽古の時に

“萬鶴さん ダンスもそうでしょうが、バランスとか空間ですよ”と先生が表現されていました。

 

“狭きトコロ ~ 風も通サズ”

“広きトコロ ~ 馬をも通ス”

 

うむぅ~ 上手い表現で、良く理解できます。

では、分かりました。と言っても書けないのが実情です。

 

現状では「書く」のではなく「踠(もがく)」ばかりです。

 

ちなみに踠(もがく)とは

苦しんで手足をやたらに動かす。あがく。「相手の腕から逃れようとする」
事態をなんとかしようとあせる。いらだつ。「怠惰(たいだ)な生活を改めようとー・く」

私はこれだぁ~!

 ガクッ。

 

(萬鶴)