夜の床屋 | ||
---|---|---|
読了日 | 2021/02/10 | |
著 者 | 沢村浩輔 | |
出版社 | 東京創元社 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 309 | |
発行日 | 2014/06/17 | |
ISBN | 978-4-488-43711-4 |
めてこのタイトルを見た時から気になっていた。それがどれくらい前だったかは忘れたが、発行日からはもう7年も前だと分かり、改めて月日の過ぎる速さを実感する。
昨日から関東地方を猛烈と言って良いほどの雨が襲っており、我が木更津地方にも珍しく大雨警報が発せられたほどだ。僕の居住地は元は山間地であったところで、海が見えるほどの高台なので、水害、土砂崩れなどについては心配ないが、つい今しがたのテレビの映像によれば、静岡の熱海での土砂崩れの凄まじいまでの勢いで、家屋を巻き込んで街中を流れ下っていた。
驚きや恐怖の思いは、なんとも言葉にできない出来事だ。
どうやら梅雨前線を伴った低気圧は東の海上へと遠ざかりつつあるようだが、かつての東北を始め関東までをも巻き込んだ大津波の流れを想起させるような土石流は多くの家屋をも巻き込んで、尊い人命も失うことになった。
昼過ぎに一旦雨が治まった時を見定めて、少しでも仕事を終わらせておこうとしたが、始めると再び雨は本降りとなったので、三分の一ほどで終わりにして引き上げた。
この分ではJLPGAの資生堂女子オープンも。中止になるのではと心配したが、協議を短縮して行うようだ。
このところ僕の贔屓の鈴木愛選手は、何かしらが狂っているようで調子が良くない。ベストテンに残らないどころか、予選落ちすることさえあった。
さて、競技は36ホールに短縮して行われて、2年ぶりの鈴木愛選手の優勝が決まった。
彼女の涙ながらの優勝インタビューに、思わずもらい泣きをする。こんな一流選手でスター選手でもある鈴木愛選手でも、苦しくてゴルフをやめようとさえ思うことがあったのだと知って、プロの世界の厳しさのすべてを知ることはできないが、応援するファンとしては見捨てることなく、「これからも続けて応援していくよ」と声援を送ったのである。
7月3日に書いた記事だから、日時の感覚が少し狂っており、ご勘弁ください。
日はテレビ各局ともに、熱海の土石流の現場取材で大忙しだ。現場取材に招かれた専門家によれば、土石流の起きた頂上付近に行われた「盛り土が土石流を招いた」との見解もあるが、いずれにせよ後からの意見はどうとでも言える。
盛り土を行う際もそれぞれ専門家の意見も斟酌されたのではないだろうか?自然災害から人的な災害へと見解が変われば、それはそれで大変なことになる。多くの人命も関わっており、責任の所在と言うことになれば、どこにそれを求めることになるのだろう?
今日7月5日は午後になって薄日が差すほどの天候になっている。いまだに行方や存在の明らかになってない人々は、警察、消防によって懸命の捜索が続いている。
# | タイトル |
---|---|
1 | 夜の床屋 |
2 | 空飛ぶ絨毯 |
3 | ドッペルゲンガーを捜しにいこう |
4 | 葡萄荘のミラージュⅠ |
5 | 葡萄荘のミラージュⅡ |
6 | 「眠り姫」を売る男 |
エピローグ |
にほんブログ村 |