古典の日

　今朝新聞で知ったが、11月1日を古典に親しむ「古典の日」にすることが「源氏物語千年紀」の記念式典で宣言されたそうだ。源氏物語が紫式部日記の中に最初に書かれてから、ちょうど1000年となるとのこと。

　古典について、「人間性洞察の力とその表現の美しさによって、私たちの想いを深くし、心を豊かにしてくれるもの」「『人間とは何か、生きるとは何か』との永遠の問いに立ち返らせてくれるもの」としており、「古典」とは、文学だけでなく、美術や工芸などの伝統文化をいうようだ。

　ところで先日、愛媛県美術館で開催されている「ベルリン国立アジア美術館所蔵　日本美術名品展」に行ってきた。

　展示されているものは、どれも迫力があり、非常に細密なものだった。
　飽きることなく、ゆっくりと時間をかけて見ることを楽しめるようなすばらしさだった。
　大変満足して帰った。



　ただ、今日、テレビのCMを見ていると、見覚えのないものがあった。葛飾北斎があるとのことだったが、記憶にない。改めてパンフレットを見ると、載っている。
　
　よく見てみると、「作品保護のため、会期中、作品の一部展示替えを行う」とちゃんとかいてあった。残念。

　これからは、下調べをして　美術館へ行こう。