森林セラピー

　今日の讀賣新聞に森林セラピーを紹介していた。森林総合研究所が420人に森林に滞在してもらったところ、唾液中のストレスホルモン、血圧、脈拍数が都市部にいる時より、それぞれ12%、1.4%、5.8%減少したそうだ。
　また、12人を対象に2泊3日の森林セラピーで免疫力を示すNK(ナチュラルキラー)活性が56%も向上。帰宅後1週間、1ヶ月たってもNK活性は45%、25%も高い効果が持続したそうだ。
　森林セラピーというと大げさだが、近くの公園や神社に行くだけでもいい。氣の高いところに行くと、コリや痛みが取れることもある。前に紹介した水天龍王社もそのひとつだ。お堂の縁側に腰掛けたり横になって30分から1時間もすれば、即効で効果がわかるはずだ。
　家や仕事場の近くで手軽に行ける場所を見つけておけばいい。氣の高い所は気持ちのいいところと思えばいい。木の下やいろいろなところを歩いて探してみる。気持ちのいいところでは呼吸が深くなる。楽に息が吸えるので、自然と深呼吸になる。体が無意識にその場所を受け入れているということだ。
　昼休みにでもそこに行き、緊張で上がった肩をおろし、目の力を抜き、少し微笑んでみれば、ストレスが消えていることが感じられるはずだ。