Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

76番 金倉寺~77番 道隆寺

2010-10-12 00:26:15 | 遍路道 香川路
延べ20日目。
善通寺から高松近郊を行く。

76番金倉寺が今日最初の札所だが、11時半なので、うどん屋が混む前に昼ご飯ということで、お寺近くの「はなや食堂」。
ところが、店の外まで人があふれている。

こりゃいかんがね。
ということで、すぐ近くの長田in香の香。

ところが、ここもすごい人の列。
列はあまり好きではないので、お参りの後に、昼ご飯にすることに。


76番金倉寺。



本堂吊り灯篭の下。
でも、これは面白くないので、いいもの以外は、もうやめよう。




観音堂。




訶利帝堂。
建物両側面。





木鼻。







駐車場からお参りすると仁王門を通らないので、チェックに行くと、龍はいなかったが、古い街並みに接しているので、食堂を探そうと思って通りに出てみる。
すると出てすぐの所に、さっき入れなかった「はなや食堂」があった。

行列もなくなっているので、そのまま昼ご飯。
でも、中は地元の人でいっぱいだった。

レトロな店じゃ。




かけ大。

店の人がだしをかけているところを見ても、お湯かと思うくらい色が薄い。
だしはしっかりきいていて、ほんのり醤油の香り。



手長だこの天ぷら。
黄色のさくさくした衣で、いける。

右側がたこの頭になるが、中身が入っていた。
なかなかディープな味だったが、完食。






お腹も落ち着いたところで、77番道隆寺に行く。

多宝塔。

よく見ると、どちらもなかなか個性的な龍だ。

ひげが口の中から出ている。
蛇の舌にも見える。



白髪の龍じゃ。




仁王門。
本堂側。



表側。



両仁王様の上の蟇股。







次の郷照寺に行く途中、道路から「うちわの港ミュージアム」というのが見えたので、寄ってみる。
入館料は無料だった。

丸亀はうちわの生産が日本一だ。
中では、職人さん二人がまさにうちわを作っていた。




うちわが欲しかったので寄ってみたが、いろいろな種類があって満足した。




渋いやつを見つけた。





先月末、学生時代に行きつけだった屋台の大将が、体調を心配して愛媛に来てくれたので、瀬戸内の美味しい魚で、久しぶりに一杯やった。


焼きもの命の屋台なので、渋いうちわを送ることにした。


四国の渋いうちわを使ってもらおう。


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73番 出釈迦寺~75番 善通寺

2010-09-20 21:46:05 | 遍路道 香川路
延べ19日目 その2。
善通寺市周辺のお寺を行く。

73番出釈迦寺。
72番曼荼羅寺から少し山側に行ったところにある。

気の毒な龍。

頭が重そう。




本堂と大師堂では見つけられなかった。
寺務所で、発見。

ところが、現地ではいくら見ても、龍に見えなかった。
髭と角はわかったが、顔がわからなかった。

家に帰って、PCで見て、龍の顔がやっと見えた。
これじゃ。



見えましたか?


高台にあるので景色がいい。
瀬戸大橋を眺めることができる。




74番甲山寺。
本堂。

結構、いいですね。




このパターンは、珍しい。
豪華じゃ。





本堂、大棟。



たぶん、寺務所。





75番善通寺。
本堂がある東院と大師堂がある西院に分かれており、とにかく広い。

鐘楼で鐘をつかさせてもらう。

あった。



軽く突いたら、音が出なかった。
先にゴムが貼ってあった。




巨大な楠が2本並んでいた。
横の看板に「この老楠は弘法大師御誕生の時より繁茂していたと言われ、樹令千数百年を経たる大楠である。」とある。

大楠はいろいろ見てきたが、これはすごかった。
見れば見るほど、大きく感じた。






東院の中門。
すばらしい。







中門の大棟の表側に龍の顔と体があった。
裏側には龍の体はあるが顔がなく、1体の龍が表と裏でうねっている。




観智院。



いつもの物語。




西院の仁王様がみごと。






回廊の彫り物がいい。
仁王門側。



御影堂側。



回廊の内側に掛けられた額。



回廊の内側に干支の彫り物があるが、額が飾ってあるため、見ることができない。
外側からは裏になっている。

龍がいるのに、残念。




親鸞堂。





善通寺は、とにかく敷地が広かった。
龍を探すために、建物や門を見に行くが、建物になかなかたどり着かない。

すべての建物を確認するため、歩く距離がすごかった。

少し前から、万歩計を使っているが、今日はおもいっきり歩いていた。



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71番 弥谷寺~72番 曼荼羅寺

2010-09-19 11:50:25 | 遍路道 香川路
延べ19日目。
土曜日にお参り。

家をでて、リニューアルしたガロパンに寄って、おやつ用のパンを仕入れる。


今日も朝ゆっくりしたので、高速を降りると12時だった。
そこで、お参りの前に昼ご飯。


高瀬町の松井うどん。

肉うどん 中(2玉)。
肉の量も多い。




かけうどん 大(3玉)。



1玉が結構多く、大ですか、と確認されたほどだった。
愛媛では、特大だ。

嫁さんは肉うどん中だったけど、ふうふう言って食べていた。
大中小のランクが愛媛と1ランクずれているようだ。

だしは、いりこの香りがしておいしい。
麺も弾力があってぷるぷるしている。




71番 弥谷寺。
途中まで、有料の道路で行ける。

駐車場を降りてすぐ、大きな金剛拳菩薩像がある。



そこに貼り紙があった。
「ちり紙などを投げないでください。」

なんで投げるのか、気になった。




難所ということだったが、傾斜のきつい階段が、果てしなく続く。
何度も休みながら、息も絶え絶え登り切る。



まだ序の口だった。
階段が次々と続く。




階段の途中にある十王堂。



十王堂の縁側に置いてあった鐘。




護摩堂。
正面。



左側。



右側。




一番上が本堂だった。




長い階段を上がっただけに、心地良い風が吹き吹ける。




大師堂は靴を脱いでお参りする。




弥谷寺全体が、岩山をそのまま利用して造られたお寺だが、大師堂の奥には、奥之院 獅子の岩屋がある。
お参りさせてもらったが、その荘厳さと迫力で、写真を撮ることはできなかった。




72番曼荼羅寺。




大師堂の線香立て。
上から下まで、これでもか状態。

でも、徳島の2番札所極楽寺の水屋の方がすごかった。








本堂。
龍と虎。



裏側にはなかった。


本堂の横の建物。
これも、龍と虎だった。





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68番 神恵院~70番 本山寺

2010-09-05 17:45:54 | 遍路道 香川路
延べ18日目 その2。
香川路 初日。


68番神恵院では見つけられなかった。

69番観音寺の本堂。




神恵院と観音寺は同じ敷地にあり、鐘は共通だ。
参拝のため、階段を上がってくると、右手に凄い彫刻の鐘楼があることに気付く。



これだけ彫刻だらけだと、怖いくらい。




よく見てみると、鐘にも龍が。
4方向にあった。




仁王門にもあった。
この構図は、他のお寺でもあった。






70番本山寺。




国宝の本堂と再建された五重塔。




寺務所。

琴を弾く女性と龍。
21番札所太龍寺の大師堂にも同じようなものがあった。



納経所で、どのようないわれがあるのか聞いてみたが、わからなかった。
でも、五重塔の彫刻を彫った人がこの彫刻も一緒に彫ったとのこと。


五重塔。
1番下の階の四方に龍。










龍もすばらしいが他の彫刻も凛としている。




阿弥陀堂。
ここは、お琴だけの彫刻。

お琴の上には、波にさらわれる物がある。
でも、これもお琴にも見える。




鎮守堂。
善女龍王像が安置されていたが、今は違う所に置いているようだ。




前の寺にあったので、鐘を見てみると、2方向に龍があった。
他は、龍に似ているようだが、よくわからない。





2軒目の遅い昼ご飯は、観音寺に戻って、柳川。
狭い路地にある。



うどん。



ざるうどん大。



だしがいいですねえ。
嫁さんは、うどんだしをずっとすすってました。



琴弾公園の銭形砂絵「寛永通宝」。





伊吹島が輝いていた。



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66番 雲辺寺~67番大興寺

2010-09-04 23:59:23 | 遍路道 香川路
延べ18日目。
最後の国、讃岐に突入。

これまで、阿波、土佐と遠い所が続いていたので、少し気楽にお参りができる。
朝、少しゆっくりして、10時を過ぎてから出発。

途中、横河原のかどみせでソフトクリームを食べる。
パワーを充填して、出発。

旧国道を進み、重信川を越えて、国道の手前右側のJAに寄る。
生ジュース用のレモンを買う。

いま、県内産レモンが端境期で、今週家の近所で、今年の青レモンが1個250円程していた。
なんぼなんでも、少し、高すぎじぁ。

若いので少し小さいが、7個で150円。
少し安すぎるくらいだが、えらい。



そこそこの値段にして、地元の客を大事にすると、お互いさまで長続きすると思う。



大野原ICを降りると、昼前なので軽く腹ごしらえ。
途中のうどん屋さんに寄って、かけうどん大と冷玉うどん。







66番雲辺寺。
ロープウェイは、高低差657mを7分で上がる。

上の雲辺寺は、このとおり。
標高927mで、いっきに涼しくなる。




着いてすぐ500体の羅漢像が並んでいるが、嫁さんが見つけてくれました。
最近、戦力になっています。

お腹に、龍が。




こちらも。




弘法大師が自ら掘られた井戸の水が出る水堂。
人が入るとセンサーで水が出る。




護摩堂。




仁王門。




寺は徳島県にあるので、県境が。




参拝を終えて、下に降りた所で見つけた。




67番大興寺。
大師堂。




これがどこかわからなくなった。






もうないとあきらめかけた時、鐘楼の裏面で見つけた。
これが、なかなかのものだった。

目に触れにくい場所にあるのが、もったいない。




階段横のクスの大木は迫力がある。




仁王門の金剛力士像は、3mで四国最大級らしいが、寺伝で運慶作ということだ。
ほれぼれするような、逞しい足だ。






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