初めて聴いたが、金剛山歌劇団は、すばらしかった。アッと言う間に終わった。
第一部は、器楽演奏で電子ピアノや太鼓に加えて、ヘグム(奚琴・胡弓に似ている)・カヤグム(伽倻琴)・チャンセナブ(オーボエに似ている)・ピリ(觱篥・ダブルリードの縦笛)・タンソ(短簫・尺八?)やチョッテ(煽企、腺企・フルートに似ている)等々、一糸乱れぬ良い演奏だった。続いては、テナー独唱は堂々とした張りのある声が心に染みる。次は、女声コーラスは、由紀さおり・安田祥子に勝るとも劣らない美しい声が私を魅了した。次は、太鼓の舞は四つの太鼓を自在に動かした。
第二部は、三大古典舞踊組曲は、話は単純だが器楽演奏のメンバーがオーケストラ・ピットの中にいる、素晴らしい演奏をした。
「南北に分断された朝鮮半島、日本人の拉致問題で複雑な日朝関係。多くの在日コリアン、そして日本人が、こうした素晴らしい芸術を芸術として純粋に楽しめる日が来ることを願ってやみません。」(和歌山放送の中島耕治さん)
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