私は失語症です(脳出血により失語症にかかり、克服したい)。

映画・美術館・料理・コンサート・短期旅行・一年に一度(?)海外旅行etc.種々雑多。

上野で遊ぶ

2007-05-19 18:15:09 | Weblog

  ゴールデンウィークが済んだ。
休日は人出が多く危ないので外出は控えていたので、天気も良いし上野へ出かけた。
芸大の美術館で「パリへ 洋画家たち百年の夢」展を観る。
 黒田清輝 佐伯祐三 藤島武二 梅原龍三郎 藤田嗣治 日本人なら誰でも知っている有名な画家の作品が展示されている。  明治の時代から洋画家達はパリにあこがれパリの町並みや路地裏、広告塔や看板、見るものすべてが新鮮で制作意欲を掻き立てたのだろう。 すばらしい作品を堪能した。

 

 私の好きな、原田直次郎の「靴屋の親爺」。何時の時代か分からないが頑固な職人気質を感じさせる絵だ。    小出楢重の「パリ、ソンムラールの宿にて」が旅先の宿が、なぜか私には物悲しいように思えた。画家はその時ホームシックだったのだろうか?
お昼は学内の食堂で、定食480円 鯖の塩焼き 冷奴 味噌汁だった。
 

  お腹も満ちたし、隣にある東京国立博物館の「レオナルド・ダ・ヴインチ天才の実像」に移動。いまさらだが、見る物すべてにため息がでる。
ダビンチの脳はどうなっていたのだろう?  あれもこれも 何もかもすべてを知りたい、作りたい
表現したい。天才は欲張りと才能と努力と好奇心・・・・・・・???

 女房が楽しみにしていた「花」展へ。
足が痛かったので車椅子を借りた。 係りの人の案内でエレベーターへ。ドアが開いて降りると  リンネの植物と題した花の写真パネルが展示してある。
リンネが名づけた美しい花々の写真を見ながら会場を進む。アートショップを通り過ぎると外に出た。 「あれっ?  実物の花は無いんだぁ・・・」 女房はがっかりした様子だったが、さすがに3件目、疲れもあって家路へ・・・・
 「あっ!やっぱり青いバラがあったのよ!」翌日の新聞をみて女房さらにがっかり。
まぁ 凡人は欲張るとロクなことが無い。
 

  一年前、「鯨がものすごく大きい。」と孫が大感激した科学館の鯨のオブジェ。