オーストラリアから里帰りしている女房の妹にハンチングを買ってもらった。私はハンチングが似合わない顔だが何故かこの帽子はピッタリと顔にも頭にもなじんている。
「前略 親父殿 僕は毎朝五時頃起きて散歩をしています。今日も近くの玉川上水の遊歩道を散歩してたら狸に出くわした。こんな町の中に狸が居るなんて!びっくりした!人間が狸の住む里山を侵略して危険な町中に出てきたのだろう。交通事故に合わない様に祈る。」
父は、ようやっと退院。肺炎は治った。家は親父が一人。妹は時々看てる。しかし、大丈夫かなぁ。
一人静
ある日、妻に「トイレに行く回数が多いので気になるから病院へ行ってみて」と言われた。近くの総合病院の泌尿器科で診てもらった。診断の結果、前立腺肥大症があるけれど心配はないと言われ、薬が処方された。PSA検査を受けた。正常値は4.0であるが、私の値は8.239だった。
医師は癌の疑いがあるので造影剤を使用してMRI検査をしましょう。その検査だと癌があればすぐにわかりますからと言うので、またまた検査を受けた。
今日、結果を聞きに病院へ行った。答えは「分からない」の一言。次は組織検査が必要だと言う。妻は検査も薬も断った。
理由は、毎回先生が違う人(そのつどカルテをめくって、質問に対して明確な答えがない)せっかく撮った写真を一目も見ず、患者に前立腺癌とは・・・・と前に2度も聞いた癌の特徴の説明をした。
はっきり言うと医師がヤブと言う前に病院の体質そのものに信頼が持てない。
近いうち セカンドオピニオンを申し出て資料を借りて別の病院へ行こうと考えている。
妻は、もし癌が見つかった場合のことを考えてミニマム創手術とやらのできる病院を考えている。 あぁ~ つくづく病気はいやだと思う。
元気でかっこいい爺さんになりたかったのになぁ せめて背筋だけはのばして歩こう!
病院の帰り、近所にできたうどんやに入ってみた。顎が疲れるほどこしの強いうどんだった。
少しそば色の太い麺でうまかった。