「繰り返すな!原発震災!つくろう脱原発社会」と題する集会とデモがあったが、私はドクターストップ(?)がかかったので、仕方なく、映画を見ることにした。
お茶の水駅から歩いていると、女の人に「飲んでみませんか?」と言って「Red Bull」と言う炭酸ソーダを差し出した。いきなり、缶に「おまじない」をかけて…と思ったら蓋(プルタブ、プルリング)が開いた。彼女の指輪の裏に、“なんと”プルタブ起こしが付いている。
岩波ホールで、映画「木洩れ日の家で」が物凄く込んでいた。諦めて、昼食を摂って見ようと、神田小川町のロシア料理「サラファン」に行った。ところが地下の店にあるので階段を降りるが狭い上に手すりがない(登りはあるが左手は使えない・・・右半身不随)。
ボルシチは、「サワークリームを溶かして召し上がって下さい」という店員さんが言うとおり、先と後、全然違う、濃厚で、それで酸味が効いてさっぱりしている。
それから渋谷に出て、映画を観た。ユーロスペースで、映画「悲しみのミルク」は、とても悲しいが、ちょっと明るくなる。彼女(ファウスタ)の父はテロの犠牲者で、母はゲリラによって凌辱された。彼女は自分の体の奥に馬鈴薯を埋めていて、男たちから身を守るための“盾”であった。発芽した馬鈴薯の芽が両足の間から芽が伸び過ぎると、ハサミを使ってその先を切り落とした。それから「恐乳病(悲しみのミルク)」に罹っているからだと言った。
彼女の歌と女主人のピアノは懐かしい気がするが、恐ろしく長い階段も懐かしい気がする。どうしてなかなぁ!
恐ろしく長い階段も懐かしい気がする。今は、ちょっとしか登れない。くやしい!
映画が終わって、楽釜製麺所のうどんを食べた。「あおさ(石蓴)」と「とろろ(薯蕷)」で安くて美味しい。