医院では「血は、問題はありません。」と言った。それにしても、あんなに大きい内出血は、全く覚えがない。
ひょっとすると、孫達と遊んで・・・?あぁ、年かなぁ、それともボケ?アルツハイマー?脳出血による認知症?
夜、風呂から上がった時、女房が「これ何?」と左脇腹を指しながら訊いた。私は「今、はじめて知った。皮膚病?内出血?」と言いながら、ちっとも痛くはなかった。翌日、近所の内科の医院に行った。
医院の先生は「内出血だな。1~2週間で消える。」と言って、脳外や泌尿器科の薬を見ながら聴診器をあてた。「どこも悪くはないが、念のため血を診よう。3~4日、また、おいでなさい。」と言った。私は、4日に再訪の予約をした。
脳外の患者の中には内出血があるが、腕や足の内出血があるが小さいと聞いたことがある。約5cm×15cm、私は覚えがない・・・。
ユトリロ展へ行く前に、ロシヤ料理に行った。こじんまりしたお店で雰囲気が良い。スンガリーとは、「松花江」と書く川(中国の満州)の名前らしい。
昼だったので、ランチを食べた。ライ麦パンとサラダ。サラダにまじったアーモンドが食欲をそそる。
赤蕪と肉野菜のボルシチはあっさりしており、パンにも浸しても美味しい。
手を片方しか使えないので、店員が壺焼きを破ってくれたのは、ありがたい。グリビー・ヴ・スミターニェは、マッシュルームとホワイトアスパラガスのかぶせた壺焼クリーム煮。
ホワイトビーフストロガノフ(茸と牛フィレ肉)はこってりして濃厚な味。
お腹がいっぱいになったので、損保ジャパン東郷青児美術館のユトリロ展に行った。
女房は絵葉書みたいに嫌いだが、「この一枚は明るい絵だなぁ」。
サン・ドミニク通りとエッフェル塔
カルボネルの家、トゥルネル河岸
「石切り場」や「小さな工場」は、生活感があっていい。
モンマニーの石切り場
サクレ・クール寺院
ユトリロの大好きなお尻の大きなご婦人達。
慰霊碑
ラパン・アジル
サン・ローラン教会
朝日新聞の映画会に観に行った。映画は「ディア・ドクター」だったが、字幕がないため台詞を半分しか聞き取れなかった。それでも雰囲気が良かった。
看護師の大竹朱美(余貴美子)が伊野(笑福亭鶴瓶)を助ける場面では、大竹は伊野が偽医者であることを感じているし、はらはらした。
「俺なんか、資格のない人間や」と伊野は半分は打ち明けるが、相馬(瑛太)は勘違いと思わせる。腹の内はそれぞれである。
字幕はないので良く分からなかったが、斎門(香川)は反対に刑事が尋問する。それにしても、香川はうまい。
桜の枝に、誰か(お母さん?)から子供に「蜜が付いているよ!」と・・・、私は、脂(やに)だと思う(松脂ようなもの)。
と、すると、目の前に「椿象(カメムシ)」のようなものがいた。
ネットで調べると、「横綱刺亀(ヨコヅナサシガメ)、腹部の周りの模様が化粧回しに見えることから」『不用意に触れるとこの口吻で刺されることがあり注意が必要である(wikipedia)』・・・くわばらくわばら!