巣鴨に行った。

ときわ食堂に行った。隣のオバサンに、右手どうしたの？と聞かれて、言葉も右手も脳出血で、こんなに、なってしまったと言った。説明に５分位かかった。

病院に行った。

電車に乗って行った。降りて約２５分掛かる。途中で写真を撮った。軽い眩暈がする。３年程（倒れて）ずっと、している。たった今、表現してやっと言葉にしている。（昨日）

整骨院に行った。

携帯の電話料金を払いに行った。それから、整骨院に行った。動かない右手と右足は、ちょつと痛かった。ま、いいか。それから、いなげやに行った。牛乳とヨーグルトを買った。

絵を描いています。

始めまして。

2002年寒い夜、突然右手が動かないので「変だぞ」と思った瞬間、意識を失い気がついたのは病院の
ベッドの上でした。
何と、脳出血で体の右半身に重い麻痺、さらに「失語症」と聞いたこともない病名の後遺症が残った。
命はとりとめたが、自分の体が思うようにならない、昨日までは元気で何ともなかった手足が
今日は動かない。これから先も感覚は戻らないでしょう。言葉も出ない。話したくても言葉にならない。
まさか自分の身に、こんな事が起こるとは夢にも思わない・・・・・
53年間、病気知らずで健康だけが自慢だと、毎日を元気に過ごしていました。
体の半身麻痺は、リハビリのおかげで、補装具を付け、杖をついて自分の足で歩けるようになり、
左手も、随分器用になり、右手の変わりに、あご、口や歯などあらゆるところを使い自分の身の回りの事は
なんとか出来るようになりました。

さて、「失語症」ですが、これは正直辛い。
何しろ言いたいことが言えない。言葉が出てこない。言葉を忘れてしまっている。発音の仕方が分からない。今まで話す時、発音の仕方や口の形など意識したことなどなかったのに、今は頭でそれを考えながら話す。
言語療法を受け3年経ち、少しづつですが言葉が出てきました。簡単な事でしたら何とか意思を伝える
事が出来るようになりました。しかし、初対面や、早口の方との会話は大変です。
何しろ言葉を失っている脳に言葉が機関銃の弾丸のごとく入って来るのですから脳はパニック状態です。
話そうと思えば思うほど言葉が思い出せず、正しい発音ができません。
もどかしいです。
文章も苦手です。この年になって又、五十音から勉強しています。特に「て」　「に」　「を」　「は」が
苦手です。でも、「言葉を取り戻したい」僕の切なる願いです。
僕は頑張ります。ブログでホームページを立ち上げたのは「失語症」を克服するためです。
いつも、支えてくれる妻と家族、友人、病院の方々皆さんに感謝いたします。