思いつきでスケッチブックをかかえ千葉に一泊で小旅行した。夕方たって、中央高速から首都高速・東関東自動車道・京葉・東金をへて、真夜中千葉県蓮沼村の道の駅「オライはすぬま」にて車中泊。退職し、たっぷり時間のある熟年の夫婦、自転車で旅をする若者、トラックの運転手、仲間がいるのが心強い。
あくる朝、5時30分頃、刈り取りの済んだ田の向こうから、オレンジ黄色の強い光がぐっと上がってくる。朝日の光が美しい。たっぷり感動と光のシャワーをあびてトラックの運転手と共に身支度をする。彼は御宿へ向かった。 私達はのんびり海沿いの道を走りながら九十九里浜の景色を楽しむ。途中3つの灯台や漁村を回った。魚港では水揚げされた魚やさざえ伊勢海老など見る。網をつくろう漁師をカメラに収め、また進む。 勝沼の朝市に寄ったらテレビの撮影中で、市の雰囲気が味わえない。はずれのほうで妻は新鮮なトマトを買いほおばる。御宿の浜に「月の沙漠記念館」があった。歌はよくしられているが「加藤まさを」のことは知らなかった。浜には駱駝に乗った王子と姫の像が遠くを見つめ建っていた。気の向くままのドライブで運転は、私と妻が交代しながら行く。
海に沈む夕日が美しい。