Simplex's Memo

鉄道と本の話題を中心に、気の向くまま綴ります。

新生・養老鉄道を行く。(その2)

2007-10-18 07:27:49 | 鉄道(地方・専用線など)
多度駅で大垣行きを待つこと、約40分。 先刻すれ違ったヘッドマーク付き編成が入線してきた。 電車の塗装は近鉄時代から変わっていない。 唯一、行先板が入るスペースに掲げられた「ありがとう そしてこれからも・・・養老線 養老鉄道 10月1日発進!!」というヘッドマークだけが変化を物語っている。 この電車に乗って西大垣まで行こうと思う。 ・・・とその前に、この電車は多度で桑名行と交換する。 そのため . . . 本文を読む

多度駅(養老鉄道)

2007-10-17 19:02:52 | 鉄道(駅)
電車は桑名を出た。 市街地を縫うようにのんびりと走る。 下深谷で、開業記念ヘッドマークを掲げた桑名行きと交換する。 折り返してくることは確実なので、時刻表と睨めっこ。 結局、多度駅で途中下車することにした。 養老線には何回か乗っているが、途中下車するのは今回が初めてだ。 早速駅舎を撮る。 同じような形が二つ連なった屋根の造作が印象的な、社殿風の駅舎だ。 多度大社への最寄り駅だが、時間が午前10 . . . 本文を読む

新生・養老鉄道を行く。(その1)

2007-10-16 07:35:24 | 鉄道(地方・専用線など)
先週の土曜日、新たに開業した養老鉄道へ乗りに行ってきた。 数回に分けてその顛末を綴ってみたい。 養老鉄道はご存知のとおり、近鉄養老線を10月1日から分社化して誕生した鉄道会社。 このため近鉄時代からどう装いを短期間で変えたのかが一番気になる。 また、趣味的には開業記念のヘッドマークを掲出して運転している今を抑えておきたいところだ。 近鉄名古屋から急行電車で約20分。 養老鉄道の始発駅である桑名 . . . 本文を読む

我が家に「鉄道コレクション 第5弾」がやってきた。

2007-10-15 07:28:56 | 鉄道(模型)
段々リリース間隔が短くなっているような気がする、トミーテックの「鉄道コレクション」。 今回は地方私鉄に登場した初期高性能車、という自分の好みを突いたラインナップ。中でも長野電鉄2000系が入っているのが大きい。 という訳で今回も箱買いを早速してみた。 届いた箱を開ける。 左上から入っていた車両を書き出してみる。 秩父鉄道 デハ301 富士急行 モハ3102 富士急行 モハ3101 阪神電気鉄道 . . . 本文を読む

続・三木鉄道を撮る。

2007-10-14 08:27:27 | 鉄道(地方・専用線など)
石野駅で厄神行が来るのを待ち続ける。 それにしても、と思う。 改札口付近に無造作に置かれた自転車といい、この駅は本当にいい雰囲気だ。 そんな駅が廃止された後の跡地利用が気になるところだ。 閑話休題。 駅の周りをぶらぶらしている間に、厄神行の到着時間が迫ってきた。 ホームの端から接近してくる列車を撮る。 田園風景が目立つのは写真向かって左側。 右側の方は宅地化が進んでいるので、撮影にはちょっと向 . . . 本文を読む

石野駅(三木鉄道)

2007-10-13 07:14:55 | 鉄道(駅)
走行写真を撮るために途中下車した駅。 駅舎を外から見ると、小ぢんまりとしながらも歴史ある駅という印象を与えてくれる。 歴史を少々紐解いてみると、この駅は大正5年の国鉄三木線開業当初からの駅。 木造とはいえ、駅舎を持っていて当然かという感じもする。 ただ、この駅舎が建てられて何年になるのか、という点は興味を牽かれるところだ。 三木へ向かう列車を撮影してから石野駅に戻ってきた。 今度は石野駅そのも . . . 本文を読む

三木鉄道を撮る。

2007-10-12 07:32:26 | 鉄道(地方・専用線など)
三木駅での小休止を終え、折り返しの厄神行きに乗る。 今度はどこか途中駅で降りて、走行写真を撮りたいと思う。 いかんせん土地勘のない身の上、頼りになるのは車窓風景のみ。 という訳で、比較的田園風景が残っている石野駅で降りることにした。 発車する厄神行を撮る。 厄神行には鉄道ファンも数人乗り合わせていたが、この駅で下車したのは自分一人だった。 駅舎を出て広い道路に出る。 そのまま右折して厄神方向 . . . 本文を読む

三木駅(三木鉄道)・後編

2007-10-11 07:31:48 | 鉄道(駅)
駅舎の外観を一通り見て回ることが出来たので、今度は内部を見てみようと思う。 これも折り返し時間に余裕があるから出来る話であって、こうした機会は意外とない。 待合室。 写真が飾られており、綺麗に清掃も行き届いているという印象を受けた。 貼られている写真の風景が見られなくなるまで、残り時間は僅かと思うと少々寂しいものを覚える。 改札口を待合室側から見る。 ちょうど親子連れが列車に乗り込もうとし . . . 本文を読む

名鉄尾西線二子駅の乗車券委託販売終焉迫る。

2007-10-10 20:49:37 | 鉄道(都市部)
自動改札機の設置工事が進む名鉄尾西線。 その中で、乗車券の委託販売を行っている駅がある。 二子駅。 駅隣のお菓子屋で乗車券の委託販売を行っていたが、10月25日で委託販売を終了する旨の貼り紙が掲出されていた。 「委託」といっても、売られているのは硬券乗車券。 自動改札が稼動するまで委託販売が続けられると思っていただけに、少々早い幕切れのような気もするが、それも仕方のないことか。 . . . 本文を読む

三木駅(三木鉄道)・前編

2007-10-10 07:50:17 | 鉄道(駅)
三木鉄道の始発駅厄神から15分足らず。 列車は終点三木に到着した。 小さな車庫を備えた終着駅だ。 この鉄道には切符がない。 運賃は車内精算が基本となる。 精算を済ませてホームに降り立つ。 窓口で記念切符を購入して、駅の外へ出る。 ただ折り返しを待つだけでは芸がなさすぎるので。 駅舎全景を撮る。 小ぢんまりとしているが、国鉄時代からの歴史を伝える駅舎。 黄昏迫る三木鉄道の歴史の中にあって、そ . . . 本文を読む

近鉄特急60周年・記念ロゴマーク付き列車を撮る。

2007-10-09 07:34:52 | 鉄道(都市部)
今年10月で運転開始から60年を迎える近鉄特急。 それを記念して8日から「アーバンライナー・ネクスト」に記念ロゴマークを貼付して運転が開始された。 昨日はあまり遠出する気になれなかったので、近鉄名古屋駅の一つ隣、米野駅でこの記念列車を撮影することにした。 件の「アーバンライナー・ネクスト」は近鉄特急60周年記念の臨時特急に使用されていた。 名古屋を8時38分に出て、上本町へ。 上本町から名古屋へ . . . 本文を読む

第14回 「鉄道の日」記念イベントに行ってきた。

2007-10-08 08:22:41 | 鉄道(その他雑感など)
10月14日の「鉄道の日」。 これを記念したイベントが全国至る所で開催される。 中部地区は10月6日・7日に金山総合駅コンコースで記念イベントが開催された。 例年なら初日の開場直後に行っていた所だが、今年は所用でそれは果たせず。 という訳で「ドニチエコきっぷ」片手に、日曜日のお昼ごろ足を運ぶことになった。 初日なら黒山の人だかりが出来ている時間帯だが、一日違うとこうも雰囲気が違うのかと思う。 人 . . . 本文を読む

「第三回 古書の日記念即売会」へ行く。

2007-10-07 19:52:17 | 古書
タイトルは仰々しいが、開催場所はいつもの名古屋古書会館。 期間は10月5日から7日の三日間と変わるところはない。 唯一の違いは、通常2階だけで開催される即売会が一階・二階を全開放して行われる点だろうか。 その分、出展する古書店の数は増える訳で掘り出し物との出会いの確率も上がる。 という訳で最終日の昼下がりに会場へ足を運ぶ。 やはり本会場が広いこともあって、玄関口の均一コーナーにいる人の姿はまばら . . . 本文を読む

三木鉄道に乗る。

2007-10-07 09:01:55 | 鉄道(地方・専用線など)
厄神で加古川線から三木鉄道に乗り換える。 この三木鉄道、既に廃止が確定している。 廃止前、騒ぎになる前に乗っておこうと思う。 三木鉄道ホームに単行のディーゼルカーが入線してきた。 車体の退色が少々気になるところだが、車内の清掃は行き届いている。 ちょうど、西脇市へ向かう「目玉電車」が入線してきた。 これを見送った後、再度車体の細かなところを見てみる。 10時55分、定刻通りに厄神駅を発車。 . . . 本文を読む