小倉から快速電車に揺られて一時間。
香椎に着いた。
ここから少し歩いた西鉄香椎から宮地岳線に乗ろうと思う。
切符を買いホームへ上がる。
ここで小一時間程時間を設けて高架を走る電車を撮る計画になっている。
見たところ貝塚方面へ向かう電車を撮る方が光線状態も良さそうだ。
西鉄宮地岳線といえば、本線を追われた旧型車の楽園・・・という印象が強いが、ここには全国でも珍しくなった吊り掛けモーターの電車が . . . 本文を読む
豊橋鉄道の「レトロ電車」こと3702号を撮ろうと思い豊橋へやってきた。
在来車にもお別れヘッドマークが着いて「お別れ」ムードは充分。
ただし、お目当ての到着まで、まだ一時間以上間があるのだが。
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二ヶ月ぶりに此処を訪れた。
時間に余裕があったのを幸い、あちこち見て回る。
結果、かつて古書店だった所が駐車場になっていたり、また新しく古書店が開いているのを見つけた。
少しずつ街は変わっていく。
そんなことを黄昏時に思う。
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銚子から銚子電鉄に乗換える。
経営危機が叫ばれてからの訪問となったが、平穏そのもの。
これは時間が早いせいもあるかもしれない。
それにしても、浜風が肌に刺さるように冷たい。
ここに来る前に鶯の鳴き声を聞いたばかりというのに、まだ春遠いという感じだ。
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小倉に戻り、門司で分割された二本のブルートレインが到着するのを待つ。
二本の列車のうち最初にやってくるのは熊本行「はやぶさ」。
こちらは9時5分着。
長い編成も停車できるホームに、僅か6両編成が佇む様を見ているとやはり凋落したという印象は否めない。
朝イチで見かけた「リレーつばめ」や「きらめき」の12両編成を見た後だから余計にその印象は強くなる。
定刻通りに小倉を出発する「はやぶさ」を見送る。 . . . 本文を読む
ちょっと門司に立ち寄った目的は一つ。
EH500の増備の前に風前の灯火となりつつあるEF81を見に行くことだった。
小倉から門司へ向かう車中でも、見かける機関車はEH500ばかり。
何ともいえない不安が脳裏をよぎる。
電車を降りて、関門トンネルに消えていく所を見送って暫く待つ。
すると、EF81の4重連が姿を見せた。
400番台3両にステンレス車体の300番台1両の組み合わせ。
特に400番台 . . . 本文を読む
話は昨日までの静岡地区から北九州に戻る。
様々な電車やディーゼルカーが行きかう小倉駅。
大半がJRになってから登場した811・813系だが、その中にあって活躍を続ける国鉄形車両もいる。
その国鉄形車両、415系はリニューアル工事を受けながら下関への直通列車を中心に活躍している。
下関・門司間を行き来する普通列車はこの系列しか使用されない。
かつてJR西日本のディーゼルカーがここまで乗り入れてき . . . 本文を読む
三島から113系を乗り継いでやってきたのは富士。
ここで身延線に乗り換える。
身延線の富士口といえば、西富士宮までの区間運転に123系が使用されていたが、こちらも113系と同じく3月18日のダイヤ改正で姿を消すことが公表済み。
それを先取りするかの如く、313系ワンマン車が運用に入っていた。
とにかく待っていても始まらないので乗るだけ乗ってみようと思う。
ひょっとしたら、途中ですれ違うかもしれな . . . 本文を読む
草薙で特急「(ワイドビュー)東海1号」を撮った後、東上を続けることにした。
9時35分発の428Mでやってきたのが113系だったということもある。
この113系、今週末で一斉に静岡地区の運用から離脱する。
そしてそれは、JR東海のエリアから113系が姿を消すことを意味する。
従って、今回の旅が最後の乗車機会ということになる。
三島で下車し、所用を済ませて折り返す。
この駅始発の沼津行き229Mも . . . 本文を読む
3月18日のダイヤ改正まであと一週間。
登場する列車・消える列車、悲喜こもごもの展開が今回も繰り返される。
そのダイヤ改正の中で姿を消すのが、東京・静岡間を結ぶ特急「(ワイドビュー)東海」(以下「東海」と表記)。
その最後の姿を見ようと、昨日ふらりと出てみることにした。
名古屋から朝一番の列車を乗り継いで草薙に到着。
時刻表を見ると、ここを通過する「東海1号」を何とか撮ることができる。
静岡着は . . . 本文を読む
3年ぶりに九州にやってきた。
今回の旅は青春18きっぷを活用して北九州を中心に動き回ってみた。
旅の始まりは小倉から。
久しぶりの九州ということで、まずは存在自体が鮮やかな特急群に目が行く。
門司港始発の「リレーつばめ3号」が入線してきた。
12両という長編成を本州で見かけることも稀になったよなぁと思いながら見送る。
日豊本線の方を見ると「白いソニック」こと885系を使用した「ソニック2号」 . . . 本文を読む
富山から順調に普通電車の乗り継ぎをこなして福井に着いた。
ここからは昨年秋の敦賀直流化に合わせて登場した521系のお世話になる。
521系の実車は1月の米原で見ているものの、この時はまさしく「見ただけ」。
今回の福井15時45分発の238Mが初乗車となる。
ホームには真新しい「3扉」の表示がある。
確かに3扉で二両編成というのも新鮮な響きはあるものの、以前は419系の3連が幅を利かせていた所に事 . . . 本文を読む