いち年ゆみ組のブログ

アーチェリーと、うちの植物たちと、読んだ本のことなどをのんびりと...

岸見一郎「よく生きるということ」を読んでいます

2015-01-02 11:42:38 | 

ボクは今日、年末に購入した岸見一郎「よく生きるということ 『死』から『生』を考える」(唯学書房)という本を読んでいます。

テレビをつけると、バラエティ番組が延々と放映されています。毎年変わらないお正月です。ボクも楽しみにしている番組もあるし、年末年始を楽しく過ごそうと思ってテレビを観ていたのですが、昨日一日だけで満腹して、飽きてしまいました(昨日は「戦うお正月」と「芸能人格付けチェック」を観て、それだけで約9時間!?)。今朝はニュースと箱根駅伝を少し見て、テレビを消してしまいました。

ところで、吉田松陰先生は、次のような言葉を残されています(元旦の新聞に掲載された大和ハウスグループの広告で知りました)。

「正月はいづくにもつまらぬ遊事をするものに候間、夫れよりは何か心得になる本なりとも読んでもらひ候へ」

つまり、正月には本を読みなさいということです。

冒頭の本の著者、岸見一郎氏は、昨年注目された「アドラー心理学」関係の本の翻訳をされたり、また自らも多数の著書を執筆された方です。「よく生きるということ」は、著者ご自身が体験した心筋梗塞と、その治療や復帰を通じて感じたことや、プラトンや、アドラーを始め、さまざまな哲学者の言葉が引用しながら「よく生きること」について述べています。

お正月休みが終わると、またきっと忙しい毎日になって、ゆっくりと「よく生きる」なんて最も重大な課題を考える時間がなくなってしまうので(でも、忙しいことを言い訳にして、大事なことを考えることから逃げているだけなのかも...)、この時間のある年始に「よく生きるということ」を読むというか、「考える」時間を持ちたいですね。松陰先生の言われる「心得になる本」となればいいなと思います。


「練習チェックシート」を改訂しました

2015-01-02 11:19:54 | アーチェリー

昨年10月から、ボクはアーチェリーの練習で気をつけることをまとめた「チェックシート」を作り、毎月見直しをしています。その月の練習で気になったことや、新しく習ったこと、優先順位が高くなったことを踏まえ、翌月のチェックシートに反映しています。

毎月チェックシートを作るのは、結構面倒です。でも、こうすることで、ボクにいま必要なことが分かるようになり、いろんなことに手を出さずに弱みを集中的に改善することに取り組めるようになりました。周りの人からのアドバイスはストックしておいて、翌月に取り入れるかどうかを考えて、必要があると判断したら練習に取り入れるようにしました。以前なら、その日のうちに取り入れて、結局何をしたかったのか分からなくなってしまった日もあったことを思い出します。チェックシートに基づいて練習することと、毎月見直しをすることは、昨年、「頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか」という本を読み、方眼ノートを使って効率的な練習方法を考えて出てきた答えです。

さて、今日は朝から12月の練習内容を復習して、1月のチェックシートを作りました。過去3号分の「アーチェリー」誌にリー・キーシク氏のセミナーの特集があったので、年末年始に読み込んで、参考に取り入れた項目もあります。すべてリー・キーシク氏の方法を取り入れるなんて無理ですが、自分でもすでにやっていたのにうまく言葉にできなかった動作や意識が、上手に書かれていたので、一部お借りしてチェックシートに書き込みました。それから、先日から読み始めている中村孝宏「骨格ポジショニング」の考え方も一部取り入れました。その結果、1月のチェックシートは12月までの内容とやや異なる内容となりました。

少しずつ新しいやり方も取り入れながら、一歩前へ進んでいこうと思います。