オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

まっ、まぶしい…

2008年01月12日 22時18分39秒 | オンマの話
 息子が、熱を出した
 38.3℃
 ここしばらく、熱なんか出してなかったのに…。
 年末年始にはしゃぎすぎて、3学期が始まった疲れが出たのだろうか。
 今のところ、熱以外の症状はなく、食欲もあり、落ち着いている。
 いずれにしろ、仕事が休みの日を選んで病気する、孝行息子だ

 思えば、赤ちゃんの頃から、ちっともじっとせず、目が離せない子だったが、熱が出ると、おとなしく寝てくれる子だった。
 おかげで、一日寝ると、次の朝には元気になっていた。
 そんな、知恵熱と間違えそうになるような、軽い風邪ばかりだったので、3年前に一度かかったインフルエンザのしんどさは、今でも忘れないらしい。

 こんなおセンチになっちゃったのには、ワケがある。

 今年来た年賀状に、小学校の同級生から来たものがあった。
 彼女は、3,4年の時同じクラスだった子で、その後、私が民族学校へ編入した後も、結婚しても、毎年欠かさず年賀状を送ってくれた。
 そんな彼女が、2年前に結婚し、男の子を出産した。
 そして、今年の年賀状には、「成長日記をやってます」と、アドレスが書いてあった。
 覗いてみると、子どもへの愛情が満ちた、とてもシアワセな気分になるブログだった。

 そう、見ているこちらも、一緒に成長を見守る、親の気分になれるブログ

 生活に疲れ、グチや毒で満たされた私のブログとは正反対、
 そう、大好きなアニメ「ケロロ軍曹」で例えるならば、彼女はアンゴル・モアちゃんで、私はタママだ…

 とても、マブシかった。
 なぜ、どうして、いつから、こうなってしまったのだ。
 私にだって、彼女と同じように、光に満ち溢れた時期があったのだ。

 でも。
 シアワセって、その中にいると、分かんないんだよね。
 
 彼女のブログの子どもの写真を見ながら思う。
 今、息子や娘が、これ位に戻ってくれたら。
 もっと、上手に、もっと、楽しく育児ができただろう。
 周りの人たちには、「やっと楽になったね。」と言われる。
 本当にそう、でも、ちょっと、寂しい…。

 でも、彼女のブログは、あの頃の私を思い出させてくれた。
 平凡な毎日を、自分が楽しく過ごして行く為に努力しよう。


 
 
 
 

 

えべっさん

2008年01月09日 23時10分49秒 | 我が家の話
 「十日えびす」が始まった。

 「商売繁盛」を祈願するこの「えべっさん」

 毎年1月9日(宵えびす)、10日(本えびす)、11日(残りえびす)の3日間行われる。

 ウチは、商売はしていないが、近所なので、毎年通っている。

 去年は、アッパ君が出張で九州に行っていた為、2人の子どもを連れて行ったが、今年は、アッパ君が帰宅してから、家族ででかけた。

 アッパ君は、まだはっきりとは言わないが、何やら「独立」を考えているようだ。

 こんな時、「あなた、これ、使ってください」とか言いながら、通帳を出せたら、何とデキた妻なのだと、夫婦の歴史に残る感動の名場面なのだろうが、あいにく、私はまだまだ未熟者なのであります…(泣)

 なので、せめて、えべっさんにご利益を賜おうと、一生懸命お祈りしましたよ。

 アッパ君が独立できますように、そして、私の給料の為に勤め先の会社、そして、実家のオモニの店の商売繁盛。

以心伝心。

2008年01月06日 20時32分24秒 | 我が家の話
 いよいよ、正月休みも今日で終わり

 最終日は、せめて有意義に過ごしたいものだ

 アッパ君に「今日のご予定は?」ダメもとで聞いてみた。

 返ってきた答えは、案の定「今日は各自自由行動」

 あっ、そう
 じゃぁ、私一人ででかけさせてもらおうか
 最近、近くに岩盤浴ができるスパができたんだよね。
 いいよね?今までさんざん一人ででかけたんだから、今日はで子ども達と留守番しといてよね。

 口を開こうとした瞬間、アッパ君が思いついたようにつぶやいた。

 「今から、みんなで朝風呂行こうか」

 あぁ。
 久しぶりに感じたこのキモチ

 かれこれ10年程前、私が彼と結婚しようと決意したきっかけも、こんなカンジだったのだ。
 その頃見ていたドラマの中で、「ベターハーフ」という言葉を知った。
 人間は、生まれる時に半分に分かれ、残りの半分を探しながら生きているのだという。
 あなたこそ、私のベターハーフだと、プロポーズされるそのドラマのヒロインと自分が重なり、「アッパ君は、私のベターハーフ」と信じ、嫁いだハズだった

 歳月が流れ、お互いになぁなぁになっていたが、やっぱりアッパ君は、あの頃と同じ、私のことを理解してくれる「ベターハーフ」だったのだ。

 「あのな、あそこ、岩盤浴できるとこできたやん、あそこ行ってみたいねん。」
 「うん、うん、行ってみよか。」
 慌てて風呂の準備をし、皆ででかけた。
 子ども連れなので、サウナにも入れなかったし、カラスの行水のアッパ君と行ってもゆっくりはできないのは分かっていたが、十分だった。

  帰り道、アッパ君が、私の顔色を伺うように聞いてきた。
 「家に着いたら、自由行動でもいいよな?」
 私は、苦笑しながらも「どうぞ。」と言った。

 まぁ、何てことはない、アッパ君のご機嫌とりでスネていた単純な私が治まっただけの話なんだけど
 明日から、皆、頑張りましょう
 
 
 

長期休暇なんか、いらんわい!!

2008年01月06日 00時45分37秒 | アッパ君の話
 ヤバイ
 1㎏…いや、2㎏は、肥えたな
 怖くて、体重計に乗れない

 長期休暇というものは、始まる前は嬉しくてワクワクするものだけど、いざ始まってみると、日に日に機嫌が悪くなるのを、抑えることが出来ない。

 どんどん汚くなっていく部屋。
 各自好きなことばっかりしてるくせに、主婦業はサボらせてくれない家族。
 その中でも、一人だけ休暇を満喫しているアッパ君に、イライラが募る

 今日は、とうとう爆発してしまった
 「あんたね~、自分だけ毎日毎日いそいそと出かけるのはいいけど、やってること普通の日曜と変わらんやないの!新学期に子どもらミジメな思いさしたいんか?!」
 すると、アッパ君はしれっとして言った。
 「お前もなぁ、文句ばっかり言わんと、行きたいとこあんねんやったら、ちゃんと計画たてて俺んとこ持ってこんかい」

 はぁ

 そんならお前なんかいらんやないか

 …これは、さすがに言えず飲み込んだ

 そして、思い出した。
 去年の正月も、同じ言い合いをして、やっとの思いで3月に遊園地に連れて行く約束を取り付けたことを。
 なんと、学習能力のない夫を持ってしまったのだろうか

 思えば、出会った頃から、デートは近場。
 子どもが生まれても、
 「今連れて行ける所ないもんなぁ、歩けるようにならんと」
 歩くようになったら
 「今連れて行ったって大きくなって覚えてへんやろ」
と、何やかんや言い訳ばかりで、滅多に家族で外出した覚えがない。


 いるから、ダメなのだ。
 いるから、期待してしまうのだ。
 仕事に出ていれば、出張に行っていれば、もうちょっと思いやれるのに

 娘が遮った。
 「オンマ、アッパがかわいそうでしょ?やめてあげて」

 …なぜ?あなた達の為にオンマはアッパに意見しているのに
 何故か、こんなアッパ君でも、子ども達は大好きなんだもんなぁ。
 ほんと、オンマは報われないよなぁ。

 私の心身共に健やかな状態を保つ為には、アッパ君に長期休暇は、必要ない!
 いや、体重増加を防ぐ為には、私の長期休暇も、いらないか

年賀状について思うこと。

2008年01月04日 15時28分03秒 | オンマの話
 何年か前まで、私は自他共に認める筆マメだった

 今までの人生の中で、数多くの友人にめぐり合い、その度に正月出す年賀状の数は増えていった。

 年末は、10月ごろから写真選びに余念がなく、100枚近く注文して、全部送っていた。

 私は、結婚前まで、小学校の教師をしていた。
 とは言っても、民族学校で、おまけに山の分校のような、小さく、生徒数の少ない、現在は廃校になっている学校だ。

 2年過ごした大学時代に知り合った全国から集まった友達。
 それぞれ卒業し、教師になって自分のクラスの子ども達の年賀状を送ってきたし、私も送った。

 それは、結婚し、子どもを産んでも続いた。続くハズだった。

 教師を辞め、結婚し、出産する子が1人、2人増えていく。
 
 中には、不妊治療で苦しんでいる友達もいる。
 年賀状しか付き合いがない子もいる。
 結婚した相手によって、自分と同じように民族教育を受けさせている子もいれば、わたしのように、通名で暮らしている子もいる。

 そんな友達に、ただ単なる「ウチの子自慢」の年賀状を送ることや、送られることに疑問を感じるようになった。

 そりゃ、最初の何年かは「大きくなったなぁ」「あの子に似てるなぁ」と、楽しんで見れるだろう。

 でも、それが何年も続くと、「もうえぇで」とひいてしまっている自分がいる。

 そして、いくら悪気がなくても、年賀状の内容によっては、気分を害してしまう物もある、ということに気づいた。

 いつしか、筆マメだった私が、年賀状イコール来たものにだけ返事をするものと化してしまった

 まぁ、100枚出していた頃も、今も、私に来る枚数自体は変わりないので、今までが嬉しがってバラまいていただけのような気がするが

 ただ、やっぱり、元旦過ぎて慌てて準備を始めるので、今年こそは、年末、どんなに忙しかろうと、年賀状の準備は怠らないようにしようと思う



 

毎年のことながら…

2008年01月03日 17時46分22秒 | オンマの話
 ワタクシめのつたないブログに遊びに来て下さる皆様。

 あけましておめでとうございます
 今年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます



 しかし、主婦ともあれば、年末年始のあわただしさは、毎年のことながらげんなり

 いや、確実に何年か前までは、子どものように、ワクワクしていたし、嬉しかったのだ。

 大晦日は、夕食を食べたあと、格闘技派のアッパ君は2階へ、私は1階で家計簿の総決算をしながら1階で紅白を見る。
 11時半頃になると、降りてきたアッパ君と、そばをすすりながら、カウントダウン。
 今回も、紅白がガキに変わった位で、特に変わり映えしない年越しだった

 元旦は、墓参りの足でアッパ君の実家へ。
 家族で集まるハズが、いつの間にかお客様でいっぱいになる。
 座る場所もなく、台所へ追いやられる。
 そして、居酒屋の店員のようにコキ使われるのだ

 このお客様、年々増え、タチも悪くなってきた。
 嫁の務め、と言われれば、文句は言えないが、自分の家なのに、当のアッパ君兄弟は、早々と2階へ逃げて、寝ているのだ
 何と言っても、これが一番ムカつく。
 そのくせ、私の実家へ行くのを嫌がり、時間を稼ごうとする。
 確かに、私だって、実家へ帰ったところで、今までのようにのように動かずに過ごせる訳ではあるまいし、気は重かった。

 母の所へ寄ると、いっぱい野菜や酒を持たせてくれたおかげで、2日間父と弟の世話は難なくこなせた。

 お正月なんて、しんどいばかりだと、やっぱり嫌な思いの方が勝ってはいるけど、一人正月を過ごしたオモニのことを考えると、面倒臭い身内でも、大勢でわいわい過ごす方が良いに決まっている

 オモニも呼んで、みんなで鍋を囲む日が早く来るように、少しずつ、私も頑張ろうと思う