オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

年賀状について思うこと。

2008年01月04日 15時28分03秒 | オンマの話
 何年か前まで、私は自他共に認める筆マメだった

 今までの人生の中で、数多くの友人にめぐり合い、その度に正月出す年賀状の数は増えていった。

 年末は、10月ごろから写真選びに余念がなく、100枚近く注文して、全部送っていた。

 私は、結婚前まで、小学校の教師をしていた。
 とは言っても、民族学校で、おまけに山の分校のような、小さく、生徒数の少ない、現在は廃校になっている学校だ。

 2年過ごした大学時代に知り合った全国から集まった友達。
 それぞれ卒業し、教師になって自分のクラスの子ども達の年賀状を送ってきたし、私も送った。

 それは、結婚し、子どもを産んでも続いた。続くハズだった。

 教師を辞め、結婚し、出産する子が1人、2人増えていく。
 
 中には、不妊治療で苦しんでいる友達もいる。
 年賀状しか付き合いがない子もいる。
 結婚した相手によって、自分と同じように民族教育を受けさせている子もいれば、わたしのように、通名で暮らしている子もいる。

 そんな友達に、ただ単なる「ウチの子自慢」の年賀状を送ることや、送られることに疑問を感じるようになった。

 そりゃ、最初の何年かは「大きくなったなぁ」「あの子に似てるなぁ」と、楽しんで見れるだろう。

 でも、それが何年も続くと、「もうえぇで」とひいてしまっている自分がいる。

 そして、いくら悪気がなくても、年賀状の内容によっては、気分を害してしまう物もある、ということに気づいた。

 いつしか、筆マメだった私が、年賀状イコール来たものにだけ返事をするものと化してしまった

 まぁ、100枚出していた頃も、今も、私に来る枚数自体は変わりないので、今までが嬉しがってバラまいていただけのような気がするが

 ただ、やっぱり、元旦過ぎて慌てて準備を始めるので、今年こそは、年末、どんなに忙しかろうと、年賀状の準備は怠らないようにしようと思う