アッパ君は、2歳下の弟との2人兄弟だ。
アッパ君のオモニ、すなわち、私の姑にあたる人は、この弟を溺愛している
私がアッパ君と結婚すると決まった時、知り合いから
「よかったね。あの家は、次男の嫁の方が姑問題で苦労すると思うよ」
と言われた。
その時は、意味が分からなかったが、嫁に来て、そのとおりだと思った。
姑は、少し変わった人だ。
私たち夫婦に向かって、
「なぁ、あんたら、息子と娘、どっちがかわいい?」
と聞いてきた。
私たちが驚いて、そんなん、どっちもに決まってるやんか!」というと、
「ふぅん、えらいなぁ。」と言うのだ。
実際、姑は、孫の扱いも娘と息子では少々差があり、息子はアッパ君の実家では王子様のような扱いである。
酒をよく飲む姑は、酔うと、「ウチは、N(次男)とY(息子)だけおったら生きていける」と豪語するのである。
まぁ、決してかわいがっていないのではないので弊害はないし、べったり寄り付くより楽だからと、大して気にもとめていなかったのだが、事実、結婚7年目の義妹は、予言どおり、姑で苦労しているそうだ。
先日も、義妹と会ったときに聞いたのだが、私の前では決して見せない、姑の様子に、ただただ驚きを隠せなかった。
まず、用事があると、長男であるウチには、家に電話してくるが、次男である義弟には家ではなく、携帯にかけるという。
たまたま義弟が風呂に入っていたので、義妹が出ると
「何であんたが出るん」と、ムッとしたように言ったのだという。
義弟夫妻にアッシーをしてもらった帰り道、「お腹すいたんとちゃう?」と聞かれたので、「え?そうですね~」と答えると、すかさず「あんたに聞いてへんねん」と、鋭いツッコミが入る。
その他にも、細かいことまで数え上げたらキリがない、とため息まじりに義妹が言った。
「お義姉さんは、多分オモニのこと、半分も分かってへんと思うわ」と言われた。
実際、私と話す時には、見たことがないので、何回聞いても信じられない話だ。
まさに、義妹に張り合っているとしか思えない行動の数々…
しかし、この義妹、これしきのことでくじけるタマではない。
実は、彼女は、私の1歳年上で、高校の時からの先輩なのだ。
高校時代は同じ部活に所属し、進学した大学、学部も同じ。
義弟と付き合っている、と聞いたときは驚いたが、嫁入りの日に「今日からは、おねえさんと呼ばせてもらうわね」と言ってくれた、実にサバサバした人である。
彼女なら、立派に姑とわたりあって行けるだろう。
っていうより、長男の嫁として、この傍観者的な見解もどうかとは思うのだが…
アッパ君のオモニ、すなわち、私の姑にあたる人は、この弟を溺愛している
私がアッパ君と結婚すると決まった時、知り合いから
「よかったね。あの家は、次男の嫁の方が姑問題で苦労すると思うよ」
と言われた。
その時は、意味が分からなかったが、嫁に来て、そのとおりだと思った。
姑は、少し変わった人だ。
私たち夫婦に向かって、
「なぁ、あんたら、息子と娘、どっちがかわいい?」
と聞いてきた。
私たちが驚いて、そんなん、どっちもに決まってるやんか!」というと、
「ふぅん、えらいなぁ。」と言うのだ。
実際、姑は、孫の扱いも娘と息子では少々差があり、息子はアッパ君の実家では王子様のような扱いである。
酒をよく飲む姑は、酔うと、「ウチは、N(次男)とY(息子)だけおったら生きていける」と豪語するのである。
まぁ、決してかわいがっていないのではないので弊害はないし、べったり寄り付くより楽だからと、大して気にもとめていなかったのだが、事実、結婚7年目の義妹は、予言どおり、姑で苦労しているそうだ。
先日も、義妹と会ったときに聞いたのだが、私の前では決して見せない、姑の様子に、ただただ驚きを隠せなかった。
まず、用事があると、長男であるウチには、家に電話してくるが、次男である義弟には家ではなく、携帯にかけるという。
たまたま義弟が風呂に入っていたので、義妹が出ると
「何であんたが出るん」と、ムッとしたように言ったのだという。
義弟夫妻にアッシーをしてもらった帰り道、「お腹すいたんとちゃう?」と聞かれたので、「え?そうですね~」と答えると、すかさず「あんたに聞いてへんねん」と、鋭いツッコミが入る。
その他にも、細かいことまで数え上げたらキリがない、とため息まじりに義妹が言った。
「お義姉さんは、多分オモニのこと、半分も分かってへんと思うわ」と言われた。
実際、私と話す時には、見たことがないので、何回聞いても信じられない話だ。
まさに、義妹に張り合っているとしか思えない行動の数々…
しかし、この義妹、これしきのことでくじけるタマではない。
実は、彼女は、私の1歳年上で、高校の時からの先輩なのだ。
高校時代は同じ部活に所属し、進学した大学、学部も同じ。
義弟と付き合っている、と聞いたときは驚いたが、嫁入りの日に「今日からは、おねえさんと呼ばせてもらうわね」と言ってくれた、実にサバサバした人である。
彼女なら、立派に姑とわたりあって行けるだろう。
っていうより、長男の嫁として、この傍観者的な見解もどうかとは思うのだが…