一般ゲーマーのサカつく欧州記

欧州6大リーグで頂点を目指す

スポンサー(このサイトからご登録頂き、有難うございます)

アンケートに答えてポイントが貯まります。 年に一度の更新手続きが必要ですが それさえやれば、ポイントが無くなることは 原則としてありません。 アンケートモニター登録 ポイントサイトで唯一、手に入れたポイントが無くなりません。ですので、煩わしい手続きは不要。 オススメしたいポイントサイトです。 ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

プロサッカークラブをつくろう! EU 1853 ドイツ編

2018-09-15 17:30:00 | 日記

 アメリカクラブカップ準決勝の対戦相手クルゼイロはブラジルでは3番手のクラブだが、クラブランクは41位でマンシャフトよりも格上だ。ドイツ1部リーグだと中位クラスだろう。今度はワシントンスタジアムで試合が行われる。

 1トップのタストンのスピードが速くてDFが追い付けない。そこからシュートを打たれて、シェファーが弾いてこぼれたところをシュートで決められ、早くも先制される。マンシャフトもボールを入れるなどしてチャンスを作るが、クルゼイロは守備も固い。

 CKのチャンスもDFにクリアされる。

「くそっ、こいつら攻撃だけじゃなくて守備も固いぜ」

 だが、クリアボールを主将のイェレミースがロングシュート。これがゴールネットを突き刺して1-1の同点に追い付く。マンシャフトは更に左からトレコフが切り込んでシュート。GKに弾かれてもなお、トレコフはシュートに行こうとするが、DFが早くボールをクリア。

ヴァント(さすがに南米の選手はスピードがある。それを守備でも生かしているところがすごい)

 71分、クルゼイロはスピードと個人技を織り交ぜたブラジルサッカーでファビオ・サントスがジャンピングインサイドボレー。これをゴール左に決められて再びリードされる。

 85分、マンシャフトはCKからベックが頭で落とし、ヤン・バーデのスライディングボレーで2-2の同点に追い付いた。

 しかし、アディショナルタイム。タストンに切り込まれてシュートを打たれると、GKシェファーの横をボールはすり抜ける。シュートはポストに当たって助かったかに見えたが、それをサンドロが逃さず、すかさず押し込み、これが決勝ゴールとなった(この辺がマンシャフトと違うところだと思う)。

アメリカクラブカップ準決勝

マンシャフト 2-3 クルゼイロ

(得点)  5分 マルセレーノ(クルゼイロ)

      36分 イェンス・イェレミース(マンシャフト)

      71分 ファビアン・サントス(クルゼイロ)

      85分 ヤン・バーデ(マンシャフト)

      90分 サンドロ(クルゼイロ)

【基本情報】  来場者数 33582人

 準決勝で敗退。5つ目のタイトル獲得はならなかった。

 そして、更についてないことにラウ選手がレアル・マドリードに移籍した。それだけでなく、ヒルデブランドとオヴォモエラもレバークーゼンに移籍し、フリー獲得候補が一気に3人も減ったのだ。これは嫌がらせだ。

 アメリカクラブカップは幕を閉じ、クルゼイロがインディペンディエンテを4-1の大差で下して優勝した。大会ベスト4の賞金1億5000万円を得る。シーズンチケットは3700枚全て売れて2億7676万円の前収入を得た。

【資本金】 71億2332万1900円


プロサッカークラブをつくろう! EU 1852 ドイツ編

2018-09-14 17:30:00 | 日記

 アメリカクラブカップを前に、ヴァントは今季のフリー移籍候補選手を検索していた。この時点で92人も出てきたが、2月になれば半数に減るだろう。

「今のところは、こんな感じかな」

 ヴァントは何人かを候補に上げてみた。

GK ティム・ヴィーゼ(29・ブレーメン)

GK ヒルデブラント(31・ブレーメン)

DF ラウ(29・ビーレフェルト)

DF アルネ・フリードリヒ(31・ベルリン)

DF オヴォモエラ(31・ブレーメン)

MF シモン・ツィオマー(30・ゲルゼンキルヘン)

MF エルンスト(31・マンチェスター)

 こんなところだが、彼らを獲得できなくても、この選手ならという人は何人かいた。しかし、今年もFWは不作なのか。実は、一番欲しいのがFWなのである。

 アメリカクラブカップ1回戦、ワシントン戦は今季予定しているスタメンで戦う。

 GKラファエル・シェファー、DFカイ・ガイスラー、メッツェルダー、アレクサンダー・クリズペラ、モリツ・フォルツ、MFヤン・バーデ、イェンス・イェレミース、マルティン・ベック、パウル・フライアー、FWセバスティアン・フライス、ラルス・ユングニッケル

(SUB) GKレンジング、DFマルクス・バッベル、ヘイコ・ブツチャル、MFレネ・トレコフ、マルク・アンドレ・クルスカ、リュディガー・タルナート、FWニコ・不ローマー

 ロサンゼルススタジアムで開催されることから、ほぼアウェイと言ってもいい中で試合は行われた。

 後半にガイスラーとトレコフを入れ替えたら、そっちの方が良いことに気付いたので、交替する。ベックは今季も左サイドバックとして活躍することになりそうだ。ユングニッケルのゴールで先制した後は、攻められる場面もあり、ワシントンに苦しめられる。攻めてはシュートを外すなど良いところが無い。

アメリカクラブカップ1回戦

マンシャフト 1-0 ワシントン

(得点)  6分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

 88分にイェレミースとタルナートが交替でボランチに入り、タルナートが試合を締めた。何とか逃げ切って勝ったが、次の試合に不安を残す内容となった。

 他会場では、エクアドルのキトがパラグアイのO.アスンシオンに2-1で競り勝ち、優勝候補No.1のインディペンディエンテがジャマイカのハーバーを3-0と圧倒。そしてマンシャフトと準決勝で対戦するのはコロンビアのカリに2-1で競り勝ったクルゼイロだ。

【基本情報】  来場者数 35128人

【収入】    勝利ボーナス 3000万

【合計】           3000万

【資本金】 66億9656万1900円


プロサッカークラブをつくろう! EU 1851 ドイツ編

2018-09-13 17:30:00 | 日記

 セネガルのキャンプ地での初戦は地元セネガルのジャンヌと対戦。

 GKレンジング、DFブツチャル、メッツェルダー、バスラー、フォルツ、MFフリック、クルスカ、ブリンクマン、フライアー、FWフライス、フローマーのスタメンで主将はフライアーが務める。

 この試合、サブ選手の活躍が目立った。4分にフローマーのゴールで先制し、CKから新加入の左サイドバック、ブツチャルがヘッドを右に決めてアピール。

 ジャンヌのFKをバスラーがカット。

バスラー「ドナート、このブログの管理人。俺を忘れてもらっちゃ困るぜ。初期メンバーはタルナートとここにもう1人いるってことをな」

プレシーズンマッチ

ジャンヌ 0-4 マンシャフト

(得点)  4分 ニコ・フローマー(マンシャフト)

      11分 ヘイコ・ブツチャル(マンシャフト)

      60分 ダニエル・ブリンクマン(マンシャフト)

      70分 モリツ・フォルツ(マンシャフト)

(警告)  22分 メッツェルダー(マンシャフト)

      54分 モリツ・フォルツ(マンシャフト)

 フリックが開始1分で軽傷。後半から退いた。

【基本情報】  来場者数 13875人

 今度はジャンヌより1ランク上のカイロ(エジプト)と対戦。GKヴェヒター、DFベンヤミン・ベルク、メッツェルダー、クレセナー、クリズペラ、MFクルスカ、イェレミース、トレコフ、ベック、FWフローマー、ユングニッケルのスタメンで臨む。

実況「新加入のメッツェルダー、カイロのスルーパスをカットしました」

 この後もメッツェルダーは1回パスをカットして、前半で出番を終える。

プレシーズンマッチ

カイロ 0-1 マンシャフト

(得点)  6分 ニコ・フローマー(マンシャフト)

 フローマーのゴールが決勝点となる。

【基本情報】  来場者数 15244人

 充実したキャンプ内容となる。当分、ダカールでキャンプとなりそうだ。

 帰還早々、マルク・アンドレ・クルスカとの面談になった(そんな気がした)。仕方が無いのでレンタル移籍に出す。レンタル先はドイツ2部のブルクハウゼンにした。

 そして、アメリカクラブカップ開幕する。1回戦の組み合わせは以下の通りだ。

カリ(コロンビア) vs クルゼイロ(ブラジル)

キト(エクアドル) vs O.アスンシオン(パラグアイ)

ハーバー(ジャマイカ) vs インディペンディエンテ(アルゼンチン)

マンシャフト(ドイツ) vs ワシントン(アメリカ)

 ワシントンはクラブランク300位とマンシャフトよりも格下で、レベルもドイツ2部中位くらい。普通にやれば勝てるであろうが、油断は禁物だ。


プロサッカークラブをつくろう! EU 1850 ドイツ編

2018-09-12 17:30:00 | 日記

2010年7月

 5年目のシーズンが始まった。早速、メインスポンサー契約だが、21フレッシュマーケットは契約条件を考えると守れない場合で6億6000万円。それに途中から26億円以上も抜かれるのは、今は相当きつい。他の候補は以下の通り。

チェキンガラス(ガラス) 1年・9億6800万円 リーグ勝率50%以上

テレクスンボルタ(携帯電話メーカー) 2年・10億1200万円 契約期間中にDF2人以上獲得

フェンリィ(化粧品) 1年・16億600万円 国内カップ戦ベスト8以上

ラブリーンバー(喫茶店) 1年・5億5000万円

EDN.net(プロバイダ) 3年・2億7500万円

 今回は難航しそうだ。無難に条件の無いラブリーンバーと契約。1年だけだし、来年に期待。6億円で交渉してみて成立した。サブスポンサーは8社から契約料の高い上位6社と契約。サプライヤーは3年連続でランドンと契約することにした。ユニフォームはデザインの柄を15から16に変えただけだ。合計金額は13億7110万円と昨年より9億円も安くなる結果となってしまった。

【資本金】 68億849万1900円

 未だに契約年数残り1年のマルコ・ベーエとマティアス・ヘンとは契約更新をしなかった。 

 主将は今季もリュディガー・タルナートにお願いすることにした。これでマンシャフトになってから5年連続で彼だけである。

 年間広告料は今季も2億4000円は変わらず、チケット料は2年前と同じ4400円(前年より1200円増)にした。上位争いに加わるから期待して頂きたいという意味合いを込めてのことだ。シーズンチケットは前年より600枚増の3700枚を販売する。

 スポンサーのル・ポンドンさんのお陰でセネガルのダカールが新たにキャンプ地として使用できることになった。効果も高そうだが、その分費用も掛かる。とは言っても微々たるものだから、ダカールに行くことにした。費用は8694万円と1億円掛からないから構わない。

【資本金】 67億2155万1900円

 ドイツは試合数が少なく、試合勘を取り戻すのも簡単ではないので、キャンプで2試合、プレシーズンマッチを1試合入れることにした。まだドイツで一度も戦ったことの無いフランクフルトを対戦相手に指名する。

 ムニル・ドナートはブルクハウゼンへと旅立った。タルナートは特に握手を交わすわけでもなく、他の選手と一緒に先頭に立って見送っただけだった。

(入団)

 DF メッツェルダー(29) 背番号3

 DF ベンヤミン・ベルク(19) 背番号21

 DF ヘイコ・ブツチャル(29) 背番号29

 キャンプのテーマは当たり負けしている場面が少し目立ったのでフィジカル重視とした。

 世界クラブランクは224位と、それなりにランクアップ。リーグランクは5位で1つ落とした。

 グッズはクラブ公式旗5000、長袖ユニフォーム(ホーム)5000、ジャージ10000、イヤーブック3000を販売。

【資本金】 66億6656万1900円

 ドルトムント、ドレスデンと移籍していったアレクサンダー・ベルク選手がいなくなっていた。引退したのかどうかは分からない。


プロサッカークラブをつくろう! EU 1849 ドイツ編

2018-09-11 17:30:00 | 日記

【2010年6月末収支報告】
【収入】    グッズ          400万733円
【支出】    選手人件費   1億7258万3333円
        スタッフ人件費    7358万3333円
        施設維持費      3130万
        ユース維持費       458万5000円
        広告費        2000万
【合計】            -2億9805万933円
【資本金】 54億3739万1900円
【2010年6月収支報告】
【収入】    施設関連利益  400万733円
         (グッズ収入)     400万733円
         
【支出】    施設関連費   3130万
         (施設維持費)   3130万
        人件費       2億5075万1666円
         (ユース維持費)   458万5000円
         (選手月給)  1億7258万3333円
         (監督月給)          3066万6666円
         (コーチ月給)       2308万3333円
         (ユース監督月給) 133万3333円
         (スカウト月給)  1850万
         宣伝広告費     2000万

【合計】           -2億9805万933円

【2009-2010シーズン終了報告】
【収入】 スポンサー料 22億5050万
     入場料    17億1495万9200円
         (シーズンチケット料)   1億6864万
         (チケット料) 15億4631万9200円
     賞金       17億5000万
         (勝利ボーナス)  5億
         (順位賞金)  12億5000万
     施設関連利益   7億3912万7833円
         (グッズ収入)   2億1663万733円
         (スタジアム関連収入) 5億2249万7100円
     移籍金       1400万(レンタル料)
     その他収入    1億
 
【支出】 施設関連費      3億7560万
         (施設維持費)    3億7560万
     人件費    27億3829万
         (ユース維持費)    5004万
         (選手年棒)   18億6066万6666円
         (監督年棒)     3億1258万3333円
         (コーチ年棒)    2億7700万
         (ユース監督年棒)   1600万
         (スカウト年棒)   2億2200万
     宣伝広告費    2億4000万
     その他支出    3億3169万3666円
         (試合運営費)    2億6037万333円
         (その他臨時支出)   7132万3333円
 
【合計】        28億8300万3366円
 
 クラブ成績は17勝12分10敗と、まずまずの成績だった。
 
 ラルス・ユングニッケルが14得点で初のリーグ得点王となる。セバスティアン・フライスは12得点でリーグ単独2位。2人で1、2位を占めた。ユングニッケルはベストイレブンにも選ばれている。

プロサッカークラブをつくろう! EU 1848 ドイツ編

2018-09-10 17:30:00 | 日記

【2009-2010成績】

  1 GK ラファエル・シェファー(29)   33試合0点

12 GK シュテファン・ヴェヒター(30)    1試合0点

22 GK レンジング(24)           1試合0点

  2 DF モリツ・フォルツ(25)      29試合0点

  3 DF ムニル・ドナート(34)      出場なし

  4 DF アレクサンダー・クリズペラ(32) 32試合2点

  5 DF トーマス・クレセナー(32)    34試合1点1AST

13 DF マルクス・バッベル(36)     27試合

14 DF ロベルト・バスラー(29)     出場なし

21 DF マティアス・ヘン(23)        2試合0点

24 DF カイ・ガイスラー(19)        5試合0点

  6 MF マルティン・ベック(24)     29試合0点1AST

  7 MF レネ・トレコフ(29)       33試合2点4AST

  8 MF ヤン・バーデ(25)        34試合1点4AST

10 MF パウル・フライアー(29)     30試合2点4AST

15 MF マルクス・フリック(28)       6試合0点

16 MF イェンス・イェレミース(34)   34試合0点3AST

17 MF リュディガー・タルナート(34)  12試合1点1AST

19 MF マーク・スタイン(24)      13試合0点1AST

20 MF マルコ・ベーエ(37)       出場なし

23 MF マルク・アンドレ・クルスカ(21)   1試合0点

25 MF ダニエル・ブリンクマン(23)   出場なし

  9 FW ラルス・ユングニッケル(27)   25試合14点3AST

11 FW セバスティアン・フライス(24)  34試合12点6AST

18 FW ニコ・フローマー(30)      13試合2点2AST

【かつての戦士たち】

 年棒300万円男のトルステン・シューマンはイングランド2部のハルに未だにいるが今季も未出場。ピョートル・ブランクはデュースブルク在籍が今季で4年目も2試合の出場のみ。グラッドバッハ2年目のデニス・ベーエは5試合に出場して初めて1部で1得点を上げた。アシストも1つ記録している。マインツに移籍した元10番アンドレ・カイザーは20試合に出場して未だ1部でゴールなし。アーレンに移籍して4年目のダニエル・バックハウスは今季も控えで5試合だけの出場。ドレスデンにいるFW2人はアレクサンダー・ベルクが36歳ながら21試合に出場して1得点1アシスト。ミヒャエル・ゴルツは4試合の出場のみに終わっている。最初はSCベルリンに在籍し、マンシャフトには3年在籍したフュルトのクリスティアン・プレルは8試合出場。パーダーボーン2年目の強気なセンターバック、マリオ・マーシャルは5試合だけの出場だ。向こうでも不満を持っているのではないか。ウンターハヒンクのローラント・ブルマーは23試合に出場していた。オランダ1部昇格に貢献したシュテファン・ショーバーは27試合に出場して1得点を上げている。来季はオランダ1部での活躍が見られるだろうか。


プロサッカークラブをつくろう! EU 1847 ドイツ編

2018-09-09 17:30:00 | 日記

2010年6月

 バウアーの元に向かわせたスカウトが戻って来た。

「レバークーゼンのバウアー選手についての調査が完了しました。移籍金は51億4000万円から87億3000万円掛かる見込みです」

 ヴァントはスラマーにスカウトから来たメールを見せた。

ヴァント「それにしても、上限で87億以上なんて・・・」

 まだまだバウアーを獲るには時間が掛かるんだなとヴァントは思った。

スラマー「オーナー、我がクラブの資本金は57億円でしたよね。それなら、低いメール作戦でいきましょうか」

ヴァント「低いメール作戦・・・ですか?」

スラマー「ええ、スカウトが見込んだ下限の移籍金が51億4000万円ですから、それよりも低い値段を提示してみるんです。とは言っても45億円は必要ですね。あまり低すぎても話になりませんから」

ヴァント「それで、レバークーゼンは応じてくれるだろうか」

スラマー「それはもう運に任せるしかありません。ですが、交渉する価値はあります」

ヴァント「分かった。45億円で提示してみよう」

 ヴァントは45億円を提示してスカウトに向かわせた。

 今度は残り契約年数が1年の選手と契約更改を行う。

(契約更改)

 まずは、セバスティアン・フライス(24)だ。彼ほどの選手がここまで接触が無いのは信じられないが、これまでの月経費が掛からなかったことを考えると有難かった。現在1年・4800万円で希望年数が3年で妥当年棒が8100万円だった。そこから300万円増の8400万円を提示する。そうすると交渉は成立した。世界レベルにまで成長していたし、リーグ得点王を経験している選手にしては格安である。

 もう1人、リュディガー・タルナートもいるが、ヴァントは一旦、保留した。

 レンタル組の成長度はと言うと、カイ・ガイスラー選手は高いレベルのままであったが、左サイドならウイングまでこなせるくらいになっていたし、右サイドもそれなりにできるまでに成長している。ロベルト・バスラー選手はそれほどに伸びてなかった。それはシュテファン・ヴェヒターも同じだった。年齢が30近いと厳しいのか。ダニエル・ブリンクマンもそこそこの成長だった。これはレンタル先によるものだな。

 その3日後にキルステンからメールが来た。レバークーゼンはバウアー選手を放出する気は無いとのことだった。

スラマー「まぁ、あれだけの選手をそう簡単に出す訳がありません。ですが、根気よく続けることです。またスカウトを向かわせましょう」

 今度はヴァントはクラブの交渉を得意とするクリスティアン・ヤーンを向かわせた。

 6月も中旬に差し掛かり、ヤーンからメールが届いた。今度は44億2000万円から66億6000万円が相場らしい。スラマー監督は低いメールとか言ってたけど、45億円が範囲に入っているのならそれで提示してみようかと45億円を提示したが、中途半端な気がしたので、初心に帰って42億円で提示した。

 そして、3日経った。ドイツ2部で苦しんでいるフランクフルトが移籍金2億円でセバスティアン・フライスに完全移籍のオファーをしてきたものだった。2億円は欲しいが、フライスは手放せずに断る。それでバウアーだが、やはりダメなようだ。

 6月も終盤になり、ヤーンからの今度のメールは39億9000万円から62億4000万円が相場と出た。クラブ交渉が得意なだけに相場も安くできるのか。今度の範囲なら低いメールではなく、中間より少し高い52億円を提示してみた。これだと資本金がギリギリとなるが、来月のスポンサー契約で息を吹き返せると判断した。しかし、結局3度目もダメだったのである。どれだけの運なんだ、とヴァントは少し嘆いた。

 6月も残り僅かとなったところでヴァントはタルナートと契約更改の席を設けた。能力は低下していたが、トーナメントを戦うにはメンタルの強い選手が必要で、彼がだけで選手たちも心強いだろう。ただ、交渉の場は1回しかなく、失敗すれば終わりだ。

(契約更改)

 MF リュディガー・タルナート(34) 現在1年・6000万円

  スカウト予想は3年で9000万円だった。上限で1億800万円となっている。彼を1億円プレイヤーにしても良いだろうと思い、75%アップの1億500万円を提示した。

 すると、相当喜んでもらえたようで、もう少し落としても・・・いや、これでいい。彼は精神的支柱としてクラブに少なくとも貢献したのだから。

 交渉を終えたタルナートの元にムニル・ドナートがやって来た。

「マンシャフトとの契約を3年も延長してもらったんだってな。しかも1億円を超えるとはな」

「1億円を切ったらどうしようか迷ってたよ。今となっては9000万円でもいいと思ってた。まぁ、試合には出られなくなるかもしれんが、マンシャフトのリーグ優勝のために頑張るさ。お前もブルクハウゼンで頑張れ。そして1部で勝負しよう」

 2人は互いに握手を交わした。

「ああ、必ずブルクハウゼンを1部に上げてみせる。その時は勝負だ」

 おそらく、それは厳しいものとなるだろう。

 お互いの手が離れると、ドナートは荷物を整理するために自分の部屋へと向かった。


プロサッカークラブをつくろう! EU 1846 ドイツ編

2018-09-08 17:30:00 | 日記

 5月も終盤に差し掛かった頃、ヴァントはスラマー監督とオーナー室にいた。

「スラマー監督も、やはりそうお思いですか?」

「と、言いますとオーナーもですね。そうです、レバークーゼンにいるバウアーという男。必ず将来のドイツサッカーを背負って立つ男となります。そこでお願いです。スカウトを向かわせて、バウアーの移籍金の相場を調べてもらってください。値段次第ですが、多少無理してでも獲りにいきましょう」

 スラマー監督はバウアーを気にしているようで、ヴァントにそのことを伝えたが、ヴァントもまたスラマー監督と同じ考えだったようだ。

「私もそのための準備をしてきました。本来ならスタジアムを更に大きい規模にするつもりでしたが、それは彼を獲ってからでも良いと思って資金を貯めていたんです」

「それなら決まりですね。早速、スカウトを向かわせましょう」

「ああ、そうしよう」

 ヴァントはスカウトのトーマス・キルステンにバウアーの移籍金調査を依頼した。

 ドイツ1部リーグはと言うと、バイエルンが2年ぶりに優勝し、連覇を狙ったレバークーゼンは2位。優勝が目の前まで来ていたブレーメンが3位となった。

 そして、レンタル移籍に出されていた選手が帰還する。第3GKでブレストから買い取りたいとまで言われたシュテファン・ヴェヒターはフランス2部に18試合出場。イングランド2部のウォルバーハンプトンに出されたロベルト・バスラーは14試合出場、スペイン2部のヘルクレスに出されたダニエル・ブリンクマンは16試合に出場し、3得点3アシストと活躍。

「それはそうとオーナー。会長との約束を破って最終節勝ってしまいましたが、大丈夫だったんですか?」

 ヴァントは美里が喋ったんだなとすぐに分かった。全く、女の子ってすぐ喋るんだな、と思いながらもスラマー監督の方を見た。

「そのことでしたら、もし8位になってインターナショナルクラブカップに出ることになったとしても、御咎めは無かったと思いますよ、と美里君が言ってたよ。彼女が言うには、会長も実はわざと負けるのがお嫌いな人らしい。ただ、補正・・・でしたっけ。それが顕著に見えてくるようになったので、嫌気が差して対抗しようとしてたそうです。インターナショナルクラブカップに出ることになったら、私の言うようにヨーロピアンカップ優勝を目指せばいいとも仰っていたそうです」

「成程、補正ねぇ。まぁ、世界の調和を取るために必要なものなら、時には受け入れることも必要だからね。今のマンシャフトにヨーロピアンリーグは勿論、ヨーロピアンカップに出るに相応しい戦力かと言われれば・・・難しいでしょうね。インターナショナルクラブカップを勝ち抜いたエスパニョール、トゥエンテはグループリーグ敗退。アスレチック・ビルバオは3位で何とかグループリーグは突破したものの1回戦で敗れてますから」

「え?! あのビルバオですら1回戦で・・・」

 ヴァントが驚くのも無理はない。ジェステ、ハビ・ゴンザレスなど優秀なスペインの選手が多く、マンシャフトが2戦して2回とも敗れた相手だ。そう考えたら、マンシャフトでヨーロピアンカップを優勝するつもりだと言っていた自分が少し恥ずかしくもある。もっとも、ヴァント自身もそれは分かってはいるのだ。だからと言って、やる前から気持ちで負けたくないのである。試合が終わって負けて、それで初めて負けを認めればいい。今まで、そう思ってきたし、それはこれからも変わらないだろう。もしかして会長も同じ考えなのかもしれないと思うと、少し嬉しくも思うヴァントだった。

【2010年5月収支報告】
【収入】    グッズ        1042万4000円
【支出】    選手人件費   1億6583万3333円
        スタッフ人件費    7358万3333円
        施設維持費      3130万
        ユース維持費       458万5000円
        広告費          2000万
【合計】            -2億8487万7666円
【資本金】 57億3544万2833円
【2010年5月収支報告】
【収入】    入場料     1億4016万
         (チケット料)  1億4016万
        賞金      8億6000万
                      (勝利ボーナス)  6000万
         (順位賞金)    8億
        施設関連利益  6067万4000円
         (グッズ収入)      1042万4000円
         (スタジアム関連収入)  5025万
                
【支出】    施設関連費    3130万
         (施設維持費)    3130万
        人件費         2億4400万1666円
         (ユース維持費)   458万5000円
         (選手月給)  1億6583万3333円
         (監督月給)          3066万6666円
         (コーチ月給)       2308万3333円
         (ユース監督月給) 133万3333円
         (スカウト月給)  1850万
         宣伝広告費     2000万
         その他支出   2425万
         (試合運営費)  2425万

【合計】          7億4128万2333円


プロサッカークラブをつくろう! EU 1845 ドイツ編

2018-09-07 17:30:00 | 日記

 ドイツ1部リーグ最終節。マンシャフトはマインツに勝てば9位以上が確定し、ハンブルクが優勝を狙うブレーメンに引き分け(多分、私の予想はこれ)以下なら、マンシャフトの8位が確定し、2年連続のインターナショナルクラブカップ出場が決まる。

 ユングニッケルの強烈なシュートで先制したマンシャフトは、前半を1-0と1点リードで終えるものの、後半はマインツに一方的に攻められる。そして、88分にCKでピンチを迎えたマンシャフト。この窮地を乗り切って勝ち点3を得ることができるのか。

シェファー「それぞれエリア内の選手をマークしろ。まともにシュートを打たせなければ必ず止める」

 マインツはショートコーナーからエリア内にボールを入れてきた。ボールはクリズペラが取って大きく蹴り出す。

 アディショナルタイムに入っても、マインツがパスを繋いで攻めてくるが、ヤン・バーデがこれをカット。

ヤン・バーデ「よし」

 バーデはフライスにパスを出すが、仕返しのようにカットされてしまう。

ヤン・バーデ「うっ、しまった」

 だが、カットした選手がパスを出したところで試合終了のホイッスル。マンシャフトが1-0で逃げ切った。

ヴァント(よくやった、みんな。よく耐えてくれた)

ドイツ1部リーグ第34節

マンシャフト 1-0 マインツ

(得点)  8分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

(警告)  60分 フルボエ・ブコビッチ(マインツ)

 そして、他会場結果は。

ベルリン 1-1 フライブルク

バイエルン 3-1 ビーレフェルト

ロストック 0-1 ゲルゼンキルヘン

SCベルリン 3-0 ボーフム

ブレーメン 0-2 ハンブルク

グラッドバッハ 1-4 レバークーゼン

カイザースラウテルン 1-0 シュツットガルト

ドルトムント 1-0 ボルフスブルク

 ハンブルクも勝ったので、マンシャフトは9位で今シーズンを終えた。

【基本情報】  チケット料金 3200円

        来場者数   25000人

【収入】    チケット収入 7008万

        勝利ボーナス 3000万

        施設収入   2587万5000円

【支出】    試合運営費  1225万

【合計】         1億1370万5000円

【資本金】 52億2032万500円

 リーグ順位分配金8億円を得る。

【資本金】 60億2032万500円

 翌日、エストデーラが記者会見を開いていた。

「マンシャフトに負けたなんて、恥ずかしくてサポーターに合わせる顔が無いねぇ・・・」

 少しだけしょげている感じのエストデーラだったが、すぐに気持ちを切り替えたのか、開き直りなのか、すぐに皮肉っぽくコメントした。

「いやぁ~、しかし運だけで勝てるマンシャフトがうらやましい。運だけは金で買えないからな。がはははははは!」

 これを見た美里は憤慨した。

「いつもどおりエストデーラさんは嫌味ったらしいですね・・・あんな人のクラブにだけは絶対に負けないで下さいね」

 ヴァントは、おかしくなって噴き出すのをこらえながら言った。

「まぁ、いいじゃないか。最後も勝てたし、会長のお望み通り9位で終えたんだから。さぁ、アメリカクラブカップ頑張るぞ」

 こうして、会長にとっては、これ以上ない終わり方で1部リーグは幕を閉じた。


プロサッカークラブをつくろう! EU 1844 ドイツ編

2018-09-06 17:30:00 | 日記

「会長、どういうことですか。最終節はわざと負けろって」

 ヴァントは信じられないといった感じだ。何でも、会長が言うには、負けさえすれば煩わしいインターナショナルクラブカップに出ずに済んで、その分、キャンプでクラブを強化し、ワールドクラブチャンピオンシップ、アメリカクラブカップの優勝を目指せばいいということだ。

「勝っても、ハンブルクが勝てばインターナショナルクラブカップには出られません。それに、私はわざと負けるのは嫌です」

 そんなことは分かっているが、念には念を入れろということのようだ。補正というよく分からないものが働いて普通にやれば8位になってしまうから、それが嫌なのだという。それなら、わざと負けるようにしても8位になるのではないのか。同じ8位になるのなら勝ちたい。ヴァントはそう思った。

「それに、負けてSCベルリンよりも順位が下になれば、悲しむのはサポーターです。ライバルと呼ばれているから向こうのサポーターにバカにされるんですよ。会長は、そのことをお考えになったことはあるんですか」

 ヴァントは自然と声を少し荒げていた。

「インターナショナルクラブカップで優勝すれば、ヨーロピアンカップにも出場できるし、そこで優勝も狙えるんです」

 会長には、今の戦力では無理だ。ヨーロピアンカップに出場できれば御の字だと言うのである。もし、負けでもしたら君は責任を取れるのかとまで返された。

「私はスラマー監督を始め、選手たちを信じてます。会長もご存じのようにスラマー監督は、かつてバイエルンをヨーロピアンリーグ優勝に導いたこともある名将です。今度こそインターナショナルクラブカップで優勝してみせます。とにかく、私は最後の試合も勝つつもりで選手たちには臨ませますから。これで失礼します」

 ヴァントは、そう言い終わった途端に電話を切った。

美里「ヴァントさん、いいんですか。もしオーナーをクビにでもなったらどうされるおつもりです?」

 ヴァントは少し落ち着くと、少し笑みを浮かべてから美里に言った。

ヴァント「いいんだ、それならそれで。自分の保身を守ってまで信念を曲げるつもりは私には無い。それで切られるなら仕方が無いさ」

 マンシャフトのクラブハウスで、こんなやり取りがあったことも知らずに選手たちは最終節に臨む。

 パウル・フライアーがケガから復帰し、右サイドハーフでスタメン出場することになった。最初は彼をよく思っていなかったユングニッケルやクリズペラも、今やマンシャフトの貴重な戦力としてフライアーと打ち解けるくらいにまでなっていて、チームの雰囲気も良い。フライアーには、いずれ主将を任せようと思っているだけに、ヴァントにとっては有難かった。

 8分、マンシャフトはトレコフのクロスからユングニッケルが強烈なシュートをゴールネットに突き刺し、先制した。

ヴァント「よし、ナイスシュートだ、ユング! さぁ、追加点を取ろう」

 31分、マインツにもチャンスが訪れていた。ゴール前でピンチだったが、GKシェファーが体を張って止める。

ヴァント(そうだ、シェファー。プロなら勝利のためにベストを尽くす、当然だよな)

 前半は1-0と1点リードで終えて、勝負は後半戦に入る。

 48分、ラコに抜け出されてシュートを打たれるも、GKシェファーが正面でがっちりキャッチ。

 63分にも左からエリアにボールを入れられるが、これもシェファーが抑えた。79分にもCKでピンチとなるが、クレセナーがヘッドでクリア。83分にはFKとピンチは続く。

ヴァント「みんな、頑張れ。この試合勝って今度こそインターナショナルクラブカップで優勝しよう」

 88分、シュートを打たれるも、これもシェファーがパンチングで弾くが、ボールはゴールラインを出てCKとピンチは続く。

ヴァント(どうした、みんな。マインツに押されてばかりじゃないか。これが会長の言う補正とかいう奴なのか)

 現在1-0と1点リードのマンシャフトだが、後半に入りマインツが一方的に攻める展開に。補正は引き分けさせようとしているのか。


プロサッカークラブをつくろう! EU 1843 ドイツ編

2018-09-05 17:30:00 | 日記

 マンシャフト4年目のシーズン、1部リーグは3シーズン目も34節を残すのみとなった。今季は優勝争いと8位争いが熾烈を極めている。

(第33節終了時)

1位 ブレーメン    17勝10分6敗 47得点20失点 +27 勝ち点61

2位 バイエルン    16勝13分4敗 48得点24失点 +24 勝ち点61

3位 シュツットガルト 17勝9分7敗   47得点30失点 +17 勝ち点60

4位 レバークーゼン  15勝14分4敗 48得点21失点 +27 勝ち点59

 5位ボルフスブルクのヨーロピアンカップ出場は決まったと言っても良く、6位ドルトムントと7位ゲルゼンキルヘンで残り1つの枠を争う感じだ。

8位 ハンブルク    13勝10分10敗 32得点22失点 +12 勝ち点49

9位 マンシャフト   12勝12分9敗   36得点30失点 +6  勝ち点48

10位 SCベルリン   12勝11分10敗 28得点27失点 +1  勝ち点47

11位 ベルリン     12勝10分11敗 38得点35失点 +3  勝ち点46

 9~11位をベルリン勢が占めるという、こちらも互いに譲れない争いとなっている。

(第34節対戦カードと寸評)

ベルリン vs フライブルク

 攻撃力のあるベルリンがホームの利もあり優勢だが、現在16位のフライブルクは1部残留の最低条件が勝利しかないので、最初から攻勢に来るだろう。35失点しているように守備が少し脆いので、そこを突かれれば勝負の行方は分からない。ただ、ベルリンもインターナショナルクラブカップ出場の最低条件が勝利のみなだけに、その辺の対策は立てて臨んでくるはず。そうなれば、総合力で上のベルリンが有利か。

バイエルン vs ビーレフェルト

 バイエルンは他会場の結果次第だが、2年ぶりのリーグ優勝を果たすには出来れば点を少しでも多く取って勝っておきたい。ただ、相手のビーレフェルトは引き分け以上で昇格濃厚なだけに守りを固めてくると見る。DF陣には左サイドバックのラウがいるだけにバイエルンも簡単に点は取れないだろう。

ロストック vs ゲルゼンキルヘン

 既に降格が決まっているロストックがゲルゼンキルヘンに勝つのは難しい。

SCベルリン vs ボーフム

 既に降格が決まっているボーフムだけにSCベルリンの勝利が濃厚。

ブレーメン vs ハンブルク

 ブレーメンの敵は優勝のプレッシャー。対するハンブルクは、勝てばインターナショナルクラブカップ出場が決まるだけに全力で来るだろう。気持ちの強い方が勝つのではないか。

グラッドバッハ vs レバークーゼン

 逆転で連覇を狙うレバークーゼンにとっては勝てる相手だが、勝っても他会場の結果次第となる。

カイザースラウテルン vs シュツットガルト

 優勝を狙える位置にいるシュツットガルトが有利だが、カイザースラウテルンにもリンドバーグ、ルンバルトと力のある選手がいる。

ドルトムント vs ボルフスブルク

 勝てばヨーロピアンカップ出場確定のドルトムント有利か。

マンシャフト vs マインツ

 総合力を考えればマンシャフトが上だし、勝てば2年連続でインターナショナルクラブカップ出場の可能性もある。それだけでなく、他のベルリン2クラブよりも上の順位で終えたいという気持ちが強いだけに勝たなければならないだろう。

 ドイツ1部リーグ最終節前日、ヴァントの元に1本の電話がかかってきた。

ヴァント「はい。あ、会長・・・え?! 今、何と仰いました?」

 会長からかかってきた電話に驚くヴァント。その内容は一体? 


プロサッカークラブをつくろう! EU 1842 ドイツ編

2018-09-04 17:30:00 | 日記

 リーグも残り3試合。対戦相手はフライブルク、ビーレフェルト、マインツと3連勝も十分可能だが、前回の対戦でビーレフェルトには土を付けられている。サッカーは何が起こるか分からないだけに一戦一戦、戦うことが大事だ。

 まず、フライブルク戦はフライスとユングニッケルのゴールで2-0と完勝。

ドイツ1部リーグ第32節

マンシャフト 2-0 フライブルク

(得点) 35分 セバスティアン・フライス(マンシャフト)

     72分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

【基本情報】  チケット料金 3200円

        来場者数   25000人

【収入】    チケット収入 7008万

        勝利ボーナス 3000万

        施設収入   2437万5000円

【支出】    試合運営費  1200万

【合計】         1億1245万5000円

【資本金】 51億661万5500円

 ビーレフェルトは疲れの見えるメーヤーはベンチスタート。

スラマー(メーヤーと言えども、フィールドプレイヤーのレベルが世界で戦うには十分の選手が少ないだけに、攻められてばかりでは持つはずがない。だが、スタメンで出ているあのGKも世界で十分戦える力はある)

 セットプレイから先制を許すも、ユングニッケルのシュートで同点。ユングニッケルはリーグ得点単独トップに立つ。

ドイツ1部リーグ第33節

ビーレフェルト 1-1 マンシャフト

(得点)  6分 マッシミリアン・ボルチェッロ(ビーレフェルト)

      12分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

 追加点が取れないどころかチャンスすらまともに作れず、ビーレフェルトに押される時間の方が長かった。スラマー監督によると左サイドバックのラウの力によるところが大きいという。そう言えば、彼に何度もパスをカットされる場面が多かった。

【基本情報】  来場者数 30800人


プロサッカークラブをつくろう! EU 1841 ドイツ編

2018-09-03 17:30:00 | 日記

 ヴァントはパソコンを開くと、そこにはメールが届いていた。

「また、どこかのクラブが接触・・・というわけではなさそうだ」

 メールは強化担当部長からで、ドイツ2部のコットブスから移籍金1億7000万円+トレード要員(クリスティアン・ベート)の条件でトーマス・クレセナーに完全移籍のオファーが来ていたというものだった。ひとまず、ヴァントはメールの中身を見て、トレード要員の選手を調べた。まだ18歳のサブGKのようで、2部の試合にも出場していない。GKは3人いるし、いなくても獲ってたかどうかという感じだ。彼の相場は知らないが、メールの内容を見るに1億7000万円以下であることは確かだ。ノヴォトニーまで獲得できたなら応じていたが、メッツェルダーのみでは控えでもいてもらいたいので、断ることにした。

 更にブレストから移籍金7億1000万円でシュテファン・ヴェヒター選手を買い取りたいとのことだった。だが、会長の方針でGKは3人は確保とのことなので、これも断る。

 スポンサーのシスドールが長袖ユニフォーム(ホーム)を開発。今度はアウェイの開発を目指して、もう一度シスドールにグッズ開発を依頼する。

 レバークーゼンは首位バイエルンとの勝ち点差3で2位につけている。リーグ連覇するためには負けられないだけに、今度も厳しい試合となるだろう。

スラマー「ほう、バウアーはまた控えか。優勝が懸かっているというのに、これには何かあるのだろう」

 いきなりPKを与えて、ロストックから移籍したシュバインシュタイガーに決められるが、マンシャフトも16分にトレコフのゴールで同点に追い付く。

 38分、レバークーゼンは右にボールを出してシュバインシュタイガーに渡る。彼はシュートに行くか突破するか分からず、マルティン・ベックを惑わせ、隙を突いてかわすとクロスを上げた。これをウクライナ代表FWアンドレイ・ヴォロニンに押し込まれて、レバークーゼンが再び1点リード。

 51分にトレコフが退場となり、苦しくなったマンシャフトだが、ユングニッケルの執念のゴールで再び同点に追い付く。

 アディショナルタイム、マンシャフトはフライスが左から突破し、クロスを上げようとするが、雨でぬかるんでいる芝に足を取られ、ボールは高く上がってしまった。

ドイツ1部リーグ第31節

レバークーゼン 2-2 マンシャフト

(得点)  3分 シュバインシュタイガー(レバークーゼン)PK

      16分 レネ・トレコフ(マンシャフト)

      38分 アンドレイ・ヴォロニン(レバークーゼン)

      62分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

(退場)  51分 レネ・トレコフ(マンシャフト)

【基本情報】  来場者数 101365人


プロサッカークラブをつくろう! EU 1840 ドイツ編

2018-09-02 17:30:00 | 日記

 パウル・フライアーは肉離れで全治1ヶ月。今季は、もう試合に出られないかもしれない。それにクリズペラも出場停止で、今度の試合はタルナートが主将でバッベルがセンターバックでスタメンで出る。

 今度対戦するリーグ5位ボルフスブルクとの勝ち点差は8と開きはあるが、勝てばヨーロピアンカップ出場権の6位も見えてくる。クリズペラが出場停止でフライヤーも離脱したことにより、タルナートとバッベルがスタメンで出場することになった。

 ユングニッケルのダイビングヘッドでマンシャフトが先制。1点リードのままアディショナルタイムに入り、勝利目前でボルフスブルクがCKで同点のチャンス。

ジェイッチ「ヨーロピアンリーグに出場するためにも、これ以上は負けられるか」

 ジェイッチにジャンピングボレーを決められ、土壇場で勝ち点3を逃した。

ドイツ1部リーグ第30節

マンシャフト 1-1 ボルフスブルク

(得点) 69分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

     90分 ジェイッチ(ボルフスブルク)

 6位ドルトムントとの勝ち点差は7となり、ヨーロピアンリーグ出場は難しくなった。

【基本情報】  チケット料金 3200円

        来場者数   25000人

【収入】    チケット収入 7008万

        施設収入   2475万

【支出】    試合運営費  1287万5000円

【合計】           8195万5000円

【資本金】 52億7287万8166円

【2010年4月末収支報告】
【収入】    グッズ        1658万4000円
【支出】    選手人件費   1億6583万3333円
        スタッフ人件費    7358万3333円
        施設維持費      3130万
        ユース維持費       458万5000円
        広告費        2000万
【合計】            -2億7871万7666円
【資本金】 49億9416万500円

【2010年4月収支報告】

【収入】    入場料     1億4016万
         (チケット料)  1億4016万
        賞金      3億6000万
                      (勝利ボーナス)  6000万
         (順位賞金)    3億
        施設関連利益  6520万9000円
         (グッズ収入)      1658万4000円
         (スタジアム関連収入)  4862万5000円
               
【支出】    施設関連費     3130万
         (施設維持費)    3130万
        人件費         2億4400万1666円
         (ユース維持費)      458万5000円
         (選手月給)   1億6583万3333円
         (監督月給)             3066万6666円
         (コーチ月給)          2308万3333円
         (ユース監督月給)  133万3333円
         (スカウト月給)   1850万
         宣伝広告費     2000万
         その他支出   2537万5000円
         (試合運営費)  2537万5000円

【合計】          2億4469万2333円


プロサッカークラブをつくろう! EU 1839 ドイツ編

2018-09-01 17:30:00 | 日記

 いよいよ、ドイツプライムカップ決勝戦が始まる。出場停止のイェレミースに代わってマルティン・ベックがボランチに入り、マルクス・バッベルが久々にスタメンで出場する。そして、試合勘の戻っていないマーク・スタインでなく、レネ・トレコフがスタメンで入った。舞台はバイエルンスタジアムとなる。

 ゲルゼンキルヘンはスルーパスからクラニィにボールが渡る。リーグではクラニィ1人にやられているだけに、マンシャフトの選手は4人で囲んでシュートコースを消す。前半終了間際、フライアーがクロスを上げ、フライスがシュートするもGKの体に当たる。しかし、こぼれ球を詰めていたトレコフが押し込んで、マンシャフトが先制。前半を1-0で折り返したが、解説が「勝ってはいるが、もう少しポゼッションを高めたいですね」と言ってたように、ボールポゼッションは39-61。しかし、シュート数は6-2とマンシャフトが多く放っている。

 60分、G.ミューレンがシュート。これをシェファーが弾いてゲルゼンキルヘンのCKとなる。エリアにボールを入れられると、ヒンケルが頭で落とし、クリスティアン・パンダーに押し込まれてすぐに同点となる。更に5分後には、右からクロスを入れられ、フリーにしてしまったクラニィにシュートを決められ、あっさり逆転。

 87分、マンシャフトは左から右へとサイドチェンジしてフライアーがクロスを上げようとするが、パンダーがブロック。

ドイツプライムカップ決勝

マンシャフト 1-2 ゲルゼンキルヘン

(得点) 44分 レネ・トレコフ(マンシャフト)

     61分 クリスティアン・パンダー(ゲルゼンキルヘン)

     66分 クラニィ(ゲルゼンキルヘン)

(警告) 74分 ハミト・アルティントップ(ゲルゼンキルヘン)

 後半はシュートを1本も打てずに終わり、惜しくも準優勝(イングランド編の経験からしてそんな気がした)に終わった。ゲルゼンキルヘンは2年ぶりの優勝となり、マンシャフトにとっては未だに勝てない相手のままだ。

【基本情報】  来場者数 104566人

 ドイツプライムカップの準優勝分配金3億円が入る。

【資本金】 51億6092万3166円

 7位ハンブルクとの勝ち点差は5で、まだ上位を伺える位置にいるマンシャフト。前シーズンの8位を超えるためにも勝たなくてはならない試合だ。

 1-1で迎えた後半、フライアーが負傷でタルナートと交替となったり、クリズペラがレッドカードで退場して1人少なくなるなどマンシャフトにとっては苦しい展開。だが、アディショナルタイムに途中出場のトレコフが左から突破してクロスを上げると、ユングニッケルがスライディングボレーでゴールネットを突き刺し、大きな勝ち越しゴールを上げた。

ドイツ1部リーグ第29節

ハンブルク 1-2 マンシャフト

(得点) 30分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

     38分 ベラート(ハンブルク)

     90分 ラルス・ユングニッケル(マンシャフト)

(警告) 22分 トーマス・クレセナー(マンシャフト)

     63分 ラルフ・ギレス(ハンブルク)

     83分 マルティン・ベック(マンシャフト)

(退場) 73分 アレクサンダー・クリズペラ(マンシャフト)

【基本情報】  来場者数 34580人

【収入】    勝利ボーナス 3000万

【合計】           3000万

【資本金】 51億9092万3166円