マンシャフト4年目のシーズン、1部リーグは3シーズン目も34節を残すのみとなった。今季は優勝争いと8位争いが熾烈を極めている。
(第33節終了時)
1位 ブレーメン 17勝10分6敗 47得点20失点 +27 勝ち点61
2位 バイエルン 16勝13分4敗 48得点24失点 +24 勝ち点61
3位 シュツットガルト 17勝9分7敗 47得点30失点 +17 勝ち点60
4位 レバークーゼン 15勝14分4敗 48得点21失点 +27 勝ち点59
5位ボルフスブルクのヨーロピアンカップ出場は決まったと言っても良く、6位ドルトムントと7位ゲルゼンキルヘンで残り1つの枠を争う感じだ。
8位 ハンブルク 13勝10分10敗 32得点22失点 +12 勝ち点49
9位 マンシャフト 12勝12分9敗 36得点30失点 +6 勝ち点48
10位 SCベルリン 12勝11分10敗 28得点27失点 +1 勝ち点47
11位 ベルリン 12勝10分11敗 38得点35失点 +3 勝ち点46
9~11位をベルリン勢が占めるという、こちらも互いに譲れない争いとなっている。
(第34節対戦カードと寸評)
ベルリン vs フライブルク
攻撃力のあるベルリンがホームの利もあり優勢だが、現在16位のフライブルクは1部残留の最低条件が勝利しかないので、最初から攻勢に来るだろう。35失点しているように守備が少し脆いので、そこを突かれれば勝負の行方は分からない。ただ、ベルリンもインターナショナルクラブカップ出場の最低条件が勝利のみなだけに、その辺の対策は立てて臨んでくるはず。そうなれば、総合力で上のベルリンが有利か。
バイエルン vs ビーレフェルト
バイエルンは他会場の結果次第だが、2年ぶりのリーグ優勝を果たすには出来れば点を少しでも多く取って勝っておきたい。ただ、相手のビーレフェルトは引き分け以上で昇格濃厚なだけに守りを固めてくると見る。DF陣には左サイドバックのラウがいるだけにバイエルンも簡単に点は取れないだろう。
ロストック vs ゲルゼンキルヘン
既に降格が決まっているロストックがゲルゼンキルヘンに勝つのは難しい。
SCベルリン vs ボーフム
既に降格が決まっているボーフムだけにSCベルリンの勝利が濃厚。
ブレーメン vs ハンブルク
ブレーメンの敵は優勝のプレッシャー。対するハンブルクは、勝てばインターナショナルクラブカップ出場が決まるだけに全力で来るだろう。気持ちの強い方が勝つのではないか。
グラッドバッハ vs レバークーゼン
逆転で連覇を狙うレバークーゼンにとっては勝てる相手だが、勝っても他会場の結果次第となる。
カイザースラウテルン vs シュツットガルト
優勝を狙える位置にいるシュツットガルトが有利だが、カイザースラウテルンにもリンドバーグ、ルンバルトと力のある選手がいる。
ドルトムント vs ボルフスブルク
勝てばヨーロピアンカップ出場確定のドルトムント有利か。
マンシャフト vs マインツ
総合力を考えればマンシャフトが上だし、勝てば2年連続でインターナショナルクラブカップ出場の可能性もある。それだけでなく、他のベルリン2クラブよりも上の順位で終えたいという気持ちが強いだけに勝たなければならないだろう。
ドイツ1部リーグ最終節前日、ヴァントの元に1本の電話がかかってきた。
ヴァント「はい。あ、会長・・・え?! 今、何と仰いました?」
会長からかかってきた電話に驚くヴァント。その内容は一体?