リーグ第26節、相性の良いビーレフェルトには勝っておきたい。
ドイツ1部リーグ第26節
ビーレフェルト 0-2 マンシャフト
(得点) 58分 リンドバーグ(マンシャフト)
90分 カロツ(マンシャフト)
苦しみながらも何とか勝ったが、試合途中にベンヤミン・ベルクが負傷。左サイドウイングバックが手薄になった。来月にルンバルトがスランプを脱しないと、ますます厳しい戦いになる。簡単に優勝させたくない悪意的な何かを感じる会長であった。
2021年4月
もし、ヨーロピアンリーグ準々決勝も勝てば、今月は先月から続けて9試合連続という過酷なスケジュールとなる。ベルクのケガは相当軽く、1週間もすれば治るようだ。そんな中、ルンバルトがようやくスランプから抜け出してくれたのは幸いだ。
ヨーロピアンリーグ準々決勝の相手はACミランである。1回戦でピレウスを初戦6-0の大勝で下し、2戦目は2-1と辛勝も流してのものだから、凄いとしか言いようがない。世界ランク1位で優勝候補筆頭とここで激突。この大会の大きな山場となりそうだ。
本来ならスーパーサブのカロツが左サイドウイングバックでスタメン出場する。意外にもカロツは親善試合を除く公式戦で初のスタメン出場だ。
2分、ヘルミが早くもイエローカードを提示される。
「何だって?! そんな、バカな」
センターバックの中心が残り1枚で退場という状況で守備の詰めが甘くなって、いきなり厳しい戦いになりそうだ。
しかし、先制したのはマンシャフトだった。ベルント・シュナイダーのパスからミューレンがダイレクトでゴール左隅に流し込む。
ゼルベルガー(よし、アウェイでの先制は大きい)
更にバウアーが直接FKを決めて2-0とする。
バウアー(私も、もう28歳。これ以上の成長は見込めないだろう。30を過ぎたら下降するだけだ。今季のチャンスは必ず掴み取る)
だが、そこはACミラン。最後まで諦めずにマンシャフトゴールを脅かす。
ゼルベルガー(第2戦も考えたら、無失点で抑えるのと1点取られるのでは全然違う。ここは完封しておきたい)
88分、ACミランはサイドチェンジからチャールズへボールが渡るが、これはオフサイド。
ヨーロピアンリーグ準々決勝AWAY
ACミラン 0-2 マンシャフト
(得点) 16分 G.ミューレン(マンシャフト)
71分 バウアー(マンシャフト)
(警告) 2分 ヘルミ(マンシャフト)
70分 クサバ・フェヘール(ACミラン)
初戦をアウェイで2-0と先勝。ベスト4も見えてきた。
リーグ27節、ボーフム戦。戦力差を考えても、確実に勝ち点3を取っておきたい相手だ。
バウアーのPKで先制。27分、ボーフムは左から右へサイドチェンジし、抜け出ていたフェスターが切り込んでシュート。カーワンは弾くのが精一杯でCKになる。
ヴァント(フェスターか・・・ボーフムの中で1人抜け出ているというだけでなく、ドイツでも間違いなくトップクラスの選手だ。彼のような選手がいれば、と言いたいところだが、獲りたいなどと言うとまたロベルトに怒られそうだ)
フェスターは60分にもラーツにマークに付かれながらもドリブルで進み、ファウルを誘う。
ラーツ(なんて奴だ。これだけプレッシャーをかければボールを取れるはずなのに、スライディングして止めるのがやっとだなんて)
ドイツ1部リーグ第27節
マンシャフト 3-0 ボーフム
(得点) 12分 バウアー(マンシャフト)PK
45分 バウアー(マンシャフト)
56分 リンドバーグ(マンシャフト)
(警告) 9分 デクスター・ロットナー(ボーフム)
41分 モリツ・フォルツ(マンシャフト)
バウアーは評価点8.5という、フランス編から通じても見たことの無い最高点をマーク。