【2025-2026年4月】
ヨーロピアンリーグ準々決勝第1戦
FCモナコ 2-0 ドネツク(ウクライナ)
(得点) 52分 デル・ピエロ(FCモナコ)
90分 コーフェン(FCモナコ)
前半は防戦一方でシュート0-7。支配率は五分で、ファウル3という記録が残るのみだった。だが、後半に入ると状況は一転。52分にデル・ピエロのエリア外ギリギリからのジャンピングボレーが右上に決まり先制。得点はならなかったが、67分にはコーフェンの突破からのシュートはGKが阻み、75分には奥村から杉下のパスはオフサイドに。86分にもチャンスを作るが、クリア。1点リードのまま、90分。更に攻めてクリアボールからジェラードのパスをコーフェンがヘッドで右上に決めて追加点。ホームで2-0と完勝し、準決勝進出へ優位に立った。
(契約更改)
FW コーフェン(30) 2億2200万→3億6000万(5年)
フランスリーグディビジョン1・第32節
現在、2位SCモナコとの勝点差は6。リーグ優勝のために1試合も落とせないが、この試合は杉下ではなく、ラビチェビッチを先発。面談の約束期限がこの試合までで、相手が現在最下位のアジャクシオ。ラビチェビッチを出すとしたら今しかない。
アジャクシオ 0-3 FCモナコ
(得点) 10分 ジェラード(FCモナコ)PK
20分 コーフェン(FCモナコ)
30分 コーフェン(FCモナコ)
先制点はPK。ジェラードが右上に決める。20分には奥村のパスをコーフェンがダイレクトで豪快にシュートを決めて、これで今季20点。更に30分にもコーフェンがジェラードのパスから豪快なシュートで、コーフェンはこの試合2点目。シュートの威力が世界最高クラスで、カールトン・コールより上かもしれない。3点リードで前半を終了し、後半からは体力温存でルンバルトを下げて、ホン・ビョンホが入る。後半は無得点で終わり、試合は3-0で終了。
ヨーロピアンリーグ準々決勝第2戦
ドネツク 0-2 FCモナコ
(得点) 6分 コーフェン(FCモナコ)
89分 デル・ピエロ(FCモナコ)
(警告) 32分 テュラム(FCモナコ)
72分 リザラズ(ドネツク)
前半6分、コーフェンの豪快なシュートで先制。32分にテュラムが1枚貰い、後半からテュラムに替えてロベルト・カルロスが入る。後半も攻めるが追加点が取れない。そして、89分、デル・ピエロのゴールで追加点を挙げ、2-0と完勝。準決勝進出を決めた。
フランスリーグディビジョン1・第33節
FCモナコ 2-1 リール
(得点) 11分 デル・ピエロ(FCモナコ)
24分 デル・ピエロ(FCモナコ)
56分 ロイ・コントゥト(リール)
デル・ピエロの2ゴール、支配率66%で前半を圧倒するが、こういう時の後半は注意。56分にコントゥトのゴールで1点を返される。お互い拮抗しているものの、やや押されている感じ。70分にアルベルダに替えてホン・ビョンホを投入し、流れを変える。75分、チャンスだったが、得点には至らず。最後はピンチの場面を迎えそうになるも、ボールを奪ってピンチにさせず、1点リードで逃げ切った。2位SCモナコが19位ナンシーに1-0で敗れ、差を9とし、リーグ優勝へ前進した。
フランスプライムカップ決勝
FCモナコ 4-0 モナコ
(得点) 3分 デル・ピエロ(FCモナコ)
10分 杉下竜次(FCモナコ)
17分 杉下竜次(FCモナコ)
37分 杉下竜次(FCモナコ)
(警告) 30分 ブッチ(モナコ)
45分 ピエール=アラン・フロー(モナコ)
83分 リカルド・カルバーリョ(FCモナコ)
試合開始直後に杉下のクロスからデル・ピエロがスライディングボレーで鮮やかに決めて先制。10分、杉下がエリア内まで持ち込んで放ったシュートが決まり追加点。17分にも杉下が突破からシュートを決めて早くも3点リード。37分、ジェラードのクロスから杉下がループヘッドで決めてハットトリック。4-0で勝ち、プライムカップ連覇。MOMは杉下で評価点8.0と高得点を叩き出した。
フランスリーグディビジョン1・第34節
大粒の雨が降るモナコダービーは、プライムカップに続いて、連続してモナコとの対戦。同じ相手との連戦は個人的にはやりにくい。今回を例に挙げると、前回は4-0で大勝したから今回も勝てるだろう。だが、そうとも限らない、今回はどうなるのか? という感情も持っているからだ。
試合は、7分にコーフェンの中央へのスルーパスからデル・ピエロが抜け出すが、相手にクリアされる。だが、12分にジェラードのパスがコーフェンに渡り、無人のゴールへボールを叩き込み先制。
モナコ 1-3 FCモナコ
(得点) 12分 コーフェン(FCモナコ)
63分 コーフェン(FCモナコ)
88分 ピエール=アラン・フロー(モナコ)
90分 コーフェン(FCモナコ)
(警告) 15分 バリコフ(モナコ)
63分にもコーフェンはゴールを決める。88分に1点返されるが、アディショナルタイム。エリア内でゴールより少し遠い位置までGKが飛び出したところを見逃さなかったコーフェンは隙を突いてシュートを放ち、ハットトリックを達成。得点ランキングでもトップだったスカル(SCモナコ)の22点を抜き、24点で逆に2点差をつけて単独得点王トップに。
ヨーロピアンリーグ準決勝第1戦
スペイン、いや、世界一のクラブと言ってもいいだろう、レアル・マドリードとの対戦。しかし、六角形戦力では全てこっちが僅かに上。確かに、エレもチャールズもいなくなってるし、戦力は若干落ちてるから勝ちたい。試合は前半から互角の攻防で、前半終わってシュート数4-3、支配率は50-50。
後半も65分にFKを得るなどチャンスはあったが、生かせず。70分にはデル・ピエロゾーンのシュートが右に逸れる。85分、ピンチを迎え、ゴール前でバイアが体を張ってボールを止めようとするも、ボールは後方へ。それをテュラムがクリアしようとするが、クリアが小さく、そのボールをミケル・カルモナがヘッドで叩きつけ、ワンバウンドで先制ゴールをこじ開けられ、均衡破れる。この1点が決勝点となり、アウェイでの第2戦に臨むことになった。
FCモナコ 0-1 レアル・マドリード(スペイン)
(得点) 85分 ミケル・カルモナ(レアル・マドリード)
ホームアウェイ方式で0-1で敗れると、こちらは1点差以上で勝つしかなく、引き分けも許されない。それを目指すしかないだろう。それにしても、GKカニサレスはパリにいた時よりも数段、実力がアップしている。
フランスリーグディビジョン1・第35節
勝点差9で迎えたライバル対決のモナコダービー。差からして断然有利だが、一番負けたくない相手なので、勝って優勝を決めたい。
前半は少し押していて、シュート数3-0。支配率53-47と僅かにリード。さすが、相手はリーグ最少失点チーム(現在16失点)。簡単にはいかない。こういう押していた後は押されることがあるだけに注意が必要だ。
均衡が破れたのは、55分。デル・ピエロのグラウンダーのクロスから杉下の左がゴール右上に炸裂し、先制。その後は、やや押され気味に試合が進み、87分にスカルのクロスからヨンスのヘッドで同点に追い付かれる。
FCモナコ 1-1 SCモナコ
(得点) 55分 杉下竜次(FCモナコ)
87分 ヨンス(SCモナコ)
試合は1-1で引き分け、リーグ優勝は、お預けとなった。SCモナコにしてみれば、自分達の前で、それもライバルクラブに優勝を決められるのは何よりも嫌だっただろう。意地でそれを阻止し、本当に僅かだが逆転優勝に望みを繋いだ。