1勝1分けとし、好調の波に乗りたいマンシャフトだが、今度の相手が前回リーグ覇者バイエルンと早くも大きな壁が立ちはだかる。そう言えば、バイエルンとは早い段階で対戦してるね。
マンシャフトのホームスタジアムからは大歓声が沸いていた。何と、ゴール前の混戦からフライスが押し込んでマンシャフトが先制したのである。
8分、バイエルンはパスを受けたピサーロがシュート。
「すぐに同点に追い付いてやる」
力んだのか、ピサーロのシュートは枠の上を越えて行った。なお攻められてもシェファーが早めに対応してボールを抑えたり、クリズペラがカットしたボールを取り返されても、主将のイェレミースがカバーに入って取ったり、メッツェルダーが空中戦を制してクリアしていた。前半を1点リードで終えて後半戦に臨む。
後半開始からバイエルンの猛攻に耐えるマンシャフト。決定的な場面もシェファーが体を張って防ぐ。77分にはクリアボールを取られて、右からクロスのようなシュートを打たれるが、僅かに左に逸れて難を逃れる。
82分、マンシャフトは右に大きくボールを出して、フライアーとシュルツが競り合う。未だに1点ビハインドでシュルツは苛ついたのかフライアーを倒してしまう。フライアーは軽傷を負い、直接FKの後でタルナートと交替した。勿論、主将マークも引き継がれる。
そして、アディショナルタイム。バイエルンのFKとなり、蹴られたところで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。この勝利にマンシャフトサポーターは大歓喜。連勝で2勝1分けとした。
ドイツ1部リーグ第3節
マンシャフト 1-0 バイエルン
(得点) 4分 セバスティアン・フライス(マンシャフト)
MOMはバイエルンの猛攻を何度も防いで勝利に貢献したラファエル・シェファーが選ばれている。シュート数は2-7だった。そして、順位も3位まで浮上。
【基本情報】 チケット料金 4400円
来場者数 25000人
【収入】 チケット収入 9372万
勝利ボーナス 3000万
施設収入 2537万5000円
【支出】 試合運営費 1237万5000円
【合計】 1億3672万
【資本金】 72億3321万6300円
パウル・フライアーは捻挫で全治2週間。来月最初の試合に間に合うかどうかといったところだ。