プロサッカークラブをつくろう！ EU 1499 イングランド編

決勝、始まる

　ここはベルギー、ブルージュスタジアムでは、ヨーロピアンリーグ決勝戦。グレートブリテンｖｓマンチェスターが行われる。マンチェスターにはリーグでも勝てるようになり、前年のイングランドカップ決勝でも戦って勝っている。その時にイングランドカップ初優勝を果たした。しかし、世界の大舞台での経験には慣れているマンチェスターだけに、これまでのようにはいかないだろう。

　だが、グレートブリテンもモーア、バング、エドガーと世界での経験に慣れている選手がいる。

　グレートブリテンの控室では選手たちが試合を前にミーティングを行っていた。

ロバソン「いいか、みんな。今やマンチェスターは勝てない相手ではない。むしろ、我々の方が力は上だ。だが、向こうは世界の舞台での経験が豊富だ。それを考えると総合力は互角だが、こっちにもモーア、エドガー、バングがいる。この試合、必ず勝つぞ」

　ミーティングが終わり、選手たちが入場口の前で並んで、入場の合図を待つ。

　選手の入場が開始され、それぞれのクラブの記念撮影が行われた。

　２部昇格から１０年。いよいよ、この舞台での戦いが始まる。

　キックオフのホイッスルが鳴り、試合が開始された。

　１３分、グレートブリテンは右のクロスからダレン・ベントがシュートを放つが、これをマンチェスターＧＫが体を張って止める。

エドガー「まだだ！」

　こぼれ球をエドガーがシュート。これがゴール右隅に決まり、グレートブリテンが先制。

　これで勢いに乗ったグレートブリテンはＣＫで追加点のチャンスを得る。

　右からのＣＫはマンチェスターのＤＦにクリアされるも、まだＣＫのチャンスだ。

　二度目のＣＫはショートコーナーからジョージ・マッカートニーがクロス気味にシュート。これもＧＫに弾かれてクリアされるが、まだＣＫでチャンスは続く。

　三度目のＣＫもショートコーナーでボールをエリアに入れるが、これもクリアされる。

　だが、このクリアは逆にマンチェスターのチャンスとなり、グレートブリテンはピンチを招く結果に。カウンターからクリスティアーノ・ロナウドがドリブルで突破する。ＧＫバングは思わぬ展開に態勢が整っていない。これを見逃さなかったロナウドは意表を突くようにシュート。

実況「バング選手、クリスティアーノ・ロナウド選手のシュートに僅かに反応が遅れている」

バング「・・・ぐっ！」

　しかし、シュートは枠に行かずにグレートブリテンはピンチを免れた。

　前半は１－０でグレートブリテンが１点リードし、後半へ。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1498 イングランド編

決勝前のリーグ戦

プレミアディビジョン第３５節

　ハイバリーに敗れ、リーグ連勝記録が１３で止まったグレートブリテン。８分、コリン・グリーニングが左で渡ったボールをダイレクトにクロスを上げると、ジョールズがクロスに合わせてゴールを決める。

　２－１とチェルシーに１点リードし８０分を過ぎる。８５分、ドログバのゴールで同点とされると、アディショナルタイムにはレイ・ラッセルにゴールを決められて逆転負け。

グレートブリテン　２－３　チェルシー

（得点）　　８分　ジョールズ（グレートブリテン）

　　　　　２１分　デーブ・メラー（チェルシー）

　　　　　４１分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　８５分　ドログバ（チェルシー）

　　　　　９０分　レイ・ラッセル（チェルシー）

（警告）　４６分　エッシェン（チェルシー）

　コリン・グリーニング２アシストも、残り５分から逆転負けで、今季初のリーグ連敗。

プレミアディビジョン第３６節

ウェストハム　０－２　グレートブリテン

（得点）　１２分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　３３分　チャールズ（グレートブリテン）

（警告）　５９分　チャールズ（グレートブリテン）

　第３ＧＫのリー・パーラーが完封。連敗を２で止める。

プレミアディビジョン第３７節

　ヨーロピアンリーグ決勝戦の前哨戦となるマンチェスターとの対戦。

グレートブリテン　３－１　マンチェスター

（得点）　１０分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　３６分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　４９分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　６４分　ウェイン・トンプソン（マンチェスター）

　グレートブリテンが３－１で勝ったものの、相手も主力の半分を温存していた。次の対戦では、こうはいかないだろう。

　そして、元マンチェスターで現グレートブリテンのＭＦダレン・フレッチャーが移籍金３億円でポルトガルのリスボンに移籍することが決まった。

プレミアディビジョン第３８節

ニューカッスル　０－２　グレートブリテン

（得点）　３８分　エドガー（グレートブリテン）

　　　　　５４分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　最終戦も勝ち、リーグ３０勝目で締める。３０勝５分け３敗、７６得点２０失点、勝ち点９５で今季リーグを終えた。

　リーグ優勝賞金でロビンソンはスタジアムに増設を行う。屋根と４階席アドバタイス、レンタルオフィス、スポーツジム、医務室と多くの施設を設置する大掛かりな工事に取り掛かった。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1497 イングランド編

初の決勝なるか

２０１６年５月

ヨーロピアンリーグ準決勝ＨＯＭＥ

　リヨンの正ＧＫバルデスが度重なる中度の疲労で欠場。グレートブリテンにとって追い風となった。その影響あってか６分、チャールズが倒れ込みながらヘッドを決めて、グレートブリテンが早くも先制。１３分にも直接ＦＫのチャンスにチャールズが決めて、この試合２点目。２試合トータル４－３で決勝進出に向けて１点リードする。更にダレン・ベントからのクロスをアンディ・ジョンソンがフリーでシュートするが、これは外れてしまう。

　この後にもグレートブリテンは３点目を狙うが、凌げばチャンスはあると信じるリヨンの執念に阻まれる。

　そして、４４分にＣＫでピンチを迎えた。ボールに向かうＧＫバングだが、目測を誤り、ポストプレイで落とされる。

バング「しまった」

　シュートを打たれるが、モーアがゴール前で止めてクリア。

「ナイスだモーア」

　前半を２－０で終えて、後半へ。

　５３分、グレートブリテンはＣＫで追加点のチャンスにスティーヴン・マクマナスのヘッドで３－０とリードを３点として決勝進出に大きく近づく。

　しかし、次の１点がリヨンに転がり込むと勝負は分からなくなるだけに、リヨンの選手は３点ビハインドされても諦めの色は無い。

　グレートブリテンもリヨンに攻められる時間帯はあったものの、堅い守りで点は与えない。

　だが、８２分にリヨンはＣＫを得る。そこから、シルヴァン・モンソローにジャンピングボレーを決められて１点を返された。これで２試合トータルで５－４となり、残り時間は８分。勝負は、まだ分からない。

　それでも、グレートブリテンは粘り、両者互角の攻防でアディショナルタイムへ。

そして・・・。

グレートブリテン　３－１　リヨン

（得点）　　６分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　１３分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　５３分　スティーヴン・マクマナス（グレートブリテン）

　　　　　８２分　シルヴァン・モンソロー（リヨン）

　前回覇者のリヨンに２試合合計５－４として、グレートブリテンはヨーロピアンリーグ初の決勝進出。これに喜ぶ選手たち。

　もう１つの準決勝は同じイングランド同士の対決なので、決勝もイングランド対決となる。

実況「マンチェスターｖｓハイバリー、第２戦は２－２の同点でアディショナルタイムに入ります。このまま試合が終了すると初戦を２－１で競り勝っているマンチェスターが決勝進出となりますが、アウェイのハイバリーに１点が入れば、アウェイゴールルールでハイバリーが決勝進出となります」

　実況が終わって少し後に試合終了のホイッスルが鳴る。

実況「マンチェスターが決勝進出です。グレートブリテンとヨーロピアンリーグ優勝を賭けます」

　マンチェスターはグループＤでリヨンを抑えて１位通過している。我々が対戦したリヨンはグループ２位通過だったのだ。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1496 イングランド編

ヨーロピアンリーグのための決断

　ここまでグレートブリテンはリーグ１３連勝でリーグ記録まであと１勝としていた。最多連勝記録は、プレミアディビジョン第３４節の対戦相手ハイバリーが持つ１４連勝である。前節でリーグ優勝を決めたグレートブリテンは残り試合で若手選手を試してみたかった。それに、ヨーロピアンリーグでスケジュールは詰まってハードなシーズンを送っている。そのことについて、ロビンソンとロバソン監督は話し合っていた。

ロバソン「では、ロビンソンさん。今度のハイバリー戦では若手を試して本当に良いんですね」

ロビンソン「我々はリヨン戦の初戦を落としている。だから、今度は勝たねばならん。そのためには、レギュラーメンバーにはベストの状態で臨んでもらわなければならない。ここは、彼らを休ませるチャンスなんだ。確かにリーグ連勝タイトルを獲るチャンスは滅多に無いが、我々が目指すところは世界一だ。ヨーロピアンリーグ優勝を狙えるところまで来た以上、リーグ優勝が決まった後に若手を試す方針は変えなくて構わんさ。それに、サブのメンバーでもハイバリーに勝てないとは言い切れない。次のハイバリー戦はロバソン、君が決めたメンバーで勝利を目指すんだ。リーグ連勝記録も諦めないさ」

プレミアディビジョン第３４節

　ロバソン監督は、当初の予定通りにリーグ優勝が決まった後の試合でスタメンの半分を若手選手に入れ替える。ハイバリーも自身が持つリーグ連勝記録を目の前で並ばせるわけにはいかないので気合が入る。その影響あってか、３５分にレオン・ホープのゴールでハイバリーが先制。５２分にもスペイン代表レジェスのゴールで追加点を挙げ、リードを２点とした。

ハイバリー　２－１　グレートブリテン

（得点）　３５分　レオン・ホープ（ハイバリー）

　　　　　５２分　レジェス（ハイバリー）

　　　　　８１分　ジョールズ（グレートブリテン）

（警告）　２６分　アンリ（ハイバリー）

　ジョールズのゴールで１点を返すが、惜しくも敗れてリーグ連勝は１３で止まり、最多連勝記録ならず。ハイバリーを相手に１軍半のメンバーで勝つのは難しい。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1495 イングランド編

偉大なる伏兵

ヨーロピアンリーグ準決勝ＡＷＡＹ

　フランスの皇帝ミシェルが主将を務め、オセールより移籍したスピードストライカーのフォンテインがいるリヨンと対戦する。リヨンとはキャンプでも対戦しているのだが、その時の結果は参考になるまい。

　最初に動いたのはグレートブリテンだった。アンディ・ジョンソンのスルーパスからダレン・ベントがシュートをゴール左上に決めてグレートブリテンが先制する。

　しかし、このままでリヨンが終わるはずはなかった。左から突破するアビブ・イノーをエリア内で倒してしまう。ＰＫをミシェルにゴール右上に決められて、すぐに同点に追い付かれた。

　３０分、アビディン・オーバンが左へフィードするも、そこには誰もいない。パーカーの代役でスタメン出場しているポール・ホッジスがボールを取るが、大舞台に慣れていないからか躊躇する。ホッジスはどうしていいか分からなくなり、味方へパスを出そうとするも、パスをカットされる。

ホッジス「ぐっ、しまった」

　カットされたボールは抜け出したアビブ・イノーに渡り、シュートを打たれると、これを決められて１－２と逆転されてしまう。

ホッジス「すまん、みんな」

　落胆するホッジスだったが、チームメイトが励ます。

「ホッジスさんが悪いわけではないですよ。まだ時間はたっぷりあります。逆転しましょう」

　４３分、グレートブリテンは右からのＣＫで同点のチャンス。スティーヴン・マクマナスがヘッドでゴールを狙うが、フランス代表ＧＫでスキンヘッドのバルデスがパンチング。こぼれ球をベントがタックルで押し込み、２－２の同点に追い付いた。

　後半からホッジスが下がり、ダレン・フレッチャーが入る。フレッチャーはマンチェスターやスコットランド代表で大舞台の経験が豊富だ。

　６１分、フォンテインが右からクロスを上げる。これを、ジュリオ・セラがスライディングボレーでゴールを狙うも、右にそれる。

ロバソン（ダレンは経験豊富だがピークは過ぎている。やはり、能力ならポールの方が上だろう。単純に総合力で少し落ちていたというだけのことなのか。このままではリヨンに一方的に攻められたまま終わってしまう）

　ロバソン監督は、後半に入れたばかりのフレッチャーを下げて、ハーグリーブスを投入して流れを変えようと試みる。

　それでも、リヨンの勢いは止められずに試合を支配されたままだった。

　２－２のままアディショナルタイムへ。

　フレデリック・ダヴーが左からクロスを上げる。これをフォンテインにシュートされ、ゴールネットに突き刺さった。

リヨン　３－２　グレートブリテン

（得点）　　９分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　１５分　ミシェル（リヨン）ＰＫ

　　　　　３０分　アビブ・イノー（リヨン）

　　　　　４３分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　９０分　フォンテイン（リヨン）

　疲労で試合に出られないパーカーの代役として、総合力を考えてポール・ホッジスを先発させたが、裏目に出て１失点を喫す。後半から大舞台に強いダレン・フレッチャーを出して、精神面で優位に立とうとしたが、これも裏目に出たのかリヨンに試合を支配される。流れを変えようとスーパーサブのハーグリーブスに交替させたが、時既に遅かったのか流れは変わらなかった。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1494 イングランド編

国内に敵なし

プレミアディビジョン第３２節

　アンディ・ジョンソン、スティーヴン・マクマナス、パーカーと主力を３人も欠いたが、カールトン・コールのシュートが決まり、これが決勝点となる。

バーミンガム　０－１　グレートブリテン

（得点）　２３分　カールトン・コール（グレートブリテン）

（警告）　４１分　グレン・ジョンソン（グレートブリテン）

　これでリーグ１２連勝。２位ハイバリーとの勝ち点差は１８もあり、グレートブリテンは引き分け１つでリーグ連覇というところまで来ていた。

イングランドカップ決勝

　ＡＳイースト・ロンドンとの準決勝を競り勝ったリバプールと対戦。

　５分、光プレイからダレン・ベントのクロスをエドガーがシュートで決める。６０分にもエドガーはＰＫをゴール右上に決めた。

グレートブリテン　２－０　リバプール

（得点）　　５分　エドガー（グレートブリテン）

　　　　　６０分　エドガー（グレートブリテン）ＰＫ

（警告）　７３分　ロイド・ケニー（リバプール）

　リバプールを寄せ付けず、２季連続２度目の優勝。

ケルガン（エドガー、君とは随分差をつけられてたんだな。実力差は開いていく一方だが、私は精進を続ける）

プレミアディビジョン第３３節

　ドロー以上で優勝が決まるこの試合でも

グレートブリテン　２－０　ブラックバーン

（得点）　１６分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　５８分　エドガー（グレートブリテン）ＰＫ

（警告）　８４分　エドガー（グレートブリテン）

　左からのクロスをチャールズがループヘッドで決め、エドガーがＰＫを決める。

　リーグ１３連勝で、グレートブリテンは２季連続２度目のリーグ優勝。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1493 イングランド編

ベスト４出揃う

　ヨーロピアンリーグ準々決勝第２戦。２－０とグレートブリテンが２点をリードし、初のベスト４進出に近付いている。

実況「マリッシュ選手、攻め手が無く右にパスを出します」

　マリッシュがパスを出した方向にはイニエスタがいた。ジョージ・マッカートニーもマリッシュのパスに反応している。

　イニエスタとマッカートニーは競り合う形となり、マッカートニーはイニエスタを倒してしまう。イニエスタは、この激突で負傷してしまったようだ。右足を抱えて苦しそうにしている。

　ＦＣバルセロナは右の位置でＦＫを得る。蹴るのはレコバではなく、ブラジル代表ＭＦジェイソンが蹴る。

モーア（このコースならジェイソンの方が上だからな。頼むぞ、バング）

　ジェイソンのＦＫをバング好セーブ。

　そして、２－０のままアディショナルタイムへ入り、程無くして試合終了のホイッスルが鳴る。

ヨーロピアンリーグ準々決勝ＨＯＭＥ

グレートブリテン　２－０　ＦＣバルセロナ

（得点）　１７分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　　　　　２３分　ダレン・アンブローズ（グレートブリテン）

（警告）　７５分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　７７分　ジョージ・マッカートニー（グレートブリテン）

　２試合合計４－３でグレートブリテンが初のベスト４進出。選手たちはピッチの上で喜びを分かち合っていた。

　その他の会場でもベスト４進出クラブが出てくる。

　同じイングランドのハイバリーとスコット・カーソンが移籍したインテル・ミラノの対戦。

実況「ここで試合終了のホイッスル。この試合は１－１で引き分けましたが、１戦目を１－０で勝ったハイバリーが準決勝進出です」

　１－０、１－１でハイバリーがベスト４。

スコット・カーソン「くそっ！」

　そして、こちらも同じイングランドのマンチェスターがポルトガルのリスボンを初戦２－０で下し、２戦目は１－１で引き分ける。その結果、マンチェスターがベスト４進出でイングランドのクラブが３チーム勝ち上がる。

　最後に勝った方がグレートブリテンの対戦相手となるリヨンｖｓプラハＳＬ。

実況「リヨン１－０とリードし、アディショナルタイムに入ります。フランスの皇帝ミシェル、相手３人に囲まれながらもボールをキープしている」

ミシェル（キャンプでは引き分けたが、今度こそ決着を付けよう。グレートブリテンを倒して必ず連覇する）

実況「ここで試合終了のホイッスル。リヨンが１－１、１－０でプラハＳＬに対して１勝１分けとしてベスト４進出です」

　リヨンは１回戦でチェルシーに２－２、１－０で競り勝っていた。

ヨーロピアンリーグ準決勝組み合わせ

リヨン　ｖｓ　グレートブリテン

ハイバリー　ｖｓ　マンチェスター

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1492 イングランド編

エドガーの作戦

　ヨーロピアンリーグ準々決勝で再びＦＣバルセロナと対戦することになったグレートブリテンは、初戦で２－１とリードしたものの、終盤に逆転されて２－３で落としてしまう。

ヨーロピアンリーグ準々決勝ＨＯＭＥ

　序盤から攻めるグレートブリテン。

「前にやった時だって差は無かったんだ。自信を持って攻めるぞ」

　ＣＫからモーアが頭で落としてスティーヴン・マクマナスがシュート。ＦＣバルセロナＧＫオリピネリに止められるが、ボールはこぼれている。アンディ・ジョンソンが押し込んで、グレートブリテンが先制した。この段階でベスト４に近付いたのはグレートブリテンだ。

　更に左からエドガーが右にいるダレン・アンブローズにフィード。ボールが渡ると、なぜか静止するアンブローズ。そこに、バルセロナの選手が二人でボールを取りに行く。

マリッシュ「なにっ？！　まさか、あいつが？」

　近くまで来られたところでアンブローズは走り出して加速。勢いに乗ってドリブル突破した。構えるオリピネリ。

マリッシュ「まさか、初戦の俺のプレイを再現しようと言うのか。エドガーならともかく、あいつが仕掛けるなんて」

　アンブローズは更に加速した。

オリピネリ「なにっ？！」

マリッシュ「オリピネリ、奴はすぐにシュートを打ってくるぞ！」

　マリッシュが言うより早く、アンブローズはシュート。これが決まって、グレートブリテンが２－０と差を広げた。

【回想】

試合前、控室にて

　エドガーがアンブローズに話しかけていた。

エドガー「向こうは私がマリッシュが初戦で見せたあのプレイを真似してくるのは想定していると思います。だが、クロスの上手いアンブローズさんがマリッシュのプレイをしてくるとは思わないはずです」

アンブローズ「成程な。それで、俺にマリッシュの真似をしろと」

エドガー「必ず、それが有効になる場面が来るはずです。上手くいけば１点は計算できます」

【回想終了】

アンブローズ（エドガー、お前ほどの天才もそうはいないだろうぜ）

　これで勢いに乗ったのかグレートブリテンは更に攻め立てる。ダレン・ベント、中央にスルーパス。アンディ・ジョンソンが抜け出してドリブル突破からシュートを放った。

　しかし、オリピネリが体を張って止める。

　ＣＫからモーアが頭で落として、今度はパーカーがスライディングボレー。

オリピネリ「これ以上、点はやらない」

　オリピネリ、正面でがっちりキャッチ。

　そして、ＦＣバルセロナの反撃。マリッシュが右からドリブルするが、困惑していた。

マリッシュ（くそっ。奴ら、俺がどんなプレイをしてきても対応できるようにしている）

モーア（マリッシュ、君のことは随分と研究させてもらった。君さえ押さえればバルセロナの攻撃力は半減する。イングランドの守備サッカーを見せてやるさ）

　マリッシュは仕方なく右にパスを出した。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1491 イングランド編

まさかの展開

　ヨーロピアンリーグ準々決勝、前シーズンに続き、再びベスト８で対戦することになったＦＣバルセロナとの試合は前半を終わり、２－１でグレートブリテンが１点リードする。

　しかし、このままで終わらせてくれる相手ではない。アブラムシックが４人に囲まれながらもボールをキープし、左にパスを出す。これを、スティーヴン・マクマナスがカットしてクリア。

　まだ、バルセロナの攻撃は続く。途中出場のウルグアイ代表レコバが蹴ったＦＫがゴール右上に決まり、２－２の同点に追い付かれてしまう。

　更に攻められ、左からクロスを上げられるが、マクマナスがブロックして食い止める。

ロバソン（いかん、完全にバルセロナの流れになっている）

　８４分、ロバソン監督はハーグリーブスを投入し、流れを変えようとする。

　投入が少し遅かったのか、流れは変わらずにピンチは続き、アディショナルタイムに。

　レコバの左からのクロスに合わせるように、フレン・アガンソがシュート態勢に入る。

バング（よし、これなら捕れる）

　しかし、クロスの弾道に割り込む影が現れた。影の主はマリッシュだった。

バング「なにっ？！」

　マリッシュはボールをトラップすると、間髪入れずにシュートを放つ。これが、ゴール右に決まり、土壇場でＦＣバルセロナに逆転を許した。

ヨーロピアンリーグ準々決勝ＡＷＡＹ

ＦＣバルセロナ　３－２　グレートブリテン

（得点）　　５分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　１１分　マリッシュ（ＦＣバルセロナ）

　　　　　１６分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　７６分　レコバ（ＦＣバルセロナ）

　　　　　９０分　マリッシュ（ＦＣバルセロナ）

　グレートブリテンは初戦を落としてしまう。

プレミアディビジョン第３１節

　ＦＣバルセロナ戦の敗戦が尾を引いたか、ライバルマッチはショーリーのゴールで先制される。

モーア「バルセロナとのことは忘れて、この試合に勝つことに集中しよう」

　状況を察したモーアが両手を何度か叩きながら声を掛ける。

　それが効いたのか、後半はアンディ・ジョンソンの２ゴールで逆転。

グレートブリテン　２－１　ＡＳイースト・ロンドン

（得点）　１４分　ショーリー（ＡＳイースト・ロンドン）

　　　　　５１分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　　　　　６３分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　逆転勝ちし、リーグ１１連勝。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1490 イングランド編

ベテランが、また一人

プレミアディビジョン第３０節

ヴィラ　０－４　グレートブリテン

（得点）　４１分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　６８分　エドガー（グレートブリテン）

　　　　　８６分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　　　　　９０分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

（警告）　３９分　エリック・ジェンバ・ジェンバ（ヴィラ）

　アンディ・ジョンソン、２ゴールでリーグ２０点。グレートブリテンはリーグ１０連勝を達成する。

２０１６年４月

ロビンソン「ウォード、まだまだ君の力が必要なんだ」

ウォード「いや、ロビンソンさん。俺は皆に付いていくのがやっとだよ。今のグレートブリテンなら俺よりも活躍できる選手が来てくれるさ」

　ダレン・ウォードの決意は固く、今季限りで引退することになった。前シーズンでリー・ヘンドリーが引退し、また一人ベテランが去る。

　ヨーロピアンリーグ準々決勝第１戦はバルセロナで行われる。前シーズンまでＦＣバルセロナの正ＧＫだったチラバートがＡＣミランに移籍したものの、イタリア代表ＧＫオリピネリが加入して、総合力は前シーズンと変わらないＦＣバルセロナ。

　エドガーのクロスはオリピネリに弾かれるが、詰めていたダレン・ベントが押し込んで、グレートブリテンが先制する。

　ＦＣバルセロナもアブラムシックが右にパスを出し、マリッシュにボールが渡る。ロングシュートを警戒するグレートブリテンだが、マリッシュはシュートを打たずにドリブルで持ち込む。

「いつ、シュートを打つか分からんぞ、気を付けろ！」

マリッシュ（いかに俺のサソリの一刺しと言えど、遠くからではバングからゴールを奪えない。かと言って、近付いてもバングからゴールを決めるのは容易ではない。それは１回戦のアヤックス戦で証明されている）

　マリッシュは少しずつボールを持ちながら、シュートを打つタイミングを計る。

　マリッシュが足を振り上げ、シュートの態勢に入るが、グレートブリテンの選手もそのタイミングに合わせて対応している。だが、マリッシュは一旦足を止めて、タイミングをずらした。

「なにっ？！」

　躊躇するグレートブリテンの選手たち。マリッシュは更にボールを持ち込んだ。

マリッシュ「よし、ここだ」

　マリッシュはゴール近くまで来てシュートを放つ。これが決まって１－１の同点となった。

　それでも、５分後にグレートブリテンはダレン・アンブローズのクロスからベントがゴール右隅に決めて、再び１点リード。前半を２－１で折り返す。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1489 イングランド編

ベスト８出揃う

ヨーロピアンリーグ１回戦ＨＯＭＥ

　ダレン・アンブローズのクロスがダレン・ベントに向かっていく。だが、ベントは動かずクロスには後ろから走り込んできたジョージ・マッカートニーがシュート。パドロームはベントに釣られて僅かに反応が遅れる。そして、ゴール右隅に決まり、グレートブリテンが先制。

　アヤックスも反撃。キプロス代表カウフマンのシュートをＧＫバングが弾いて凌ぐ。ボールはこぼれて決定機にオッフェルスのシュートもバングが弾いてＤＦがクリアしたボールは左へ。

　ガンジャとマッカートニーがボールに向かうが、外に出てＣＫとなる。

　アヤックス、ショートコーナーからカウフマンのシュートを、またもバングが抑える。

　後半に入って、最初に動いたのはアヤックス。カウフマンが左へパスを出し、オッフェルスが左からクロスを上げる。バングがこれを横っ飛びでキャッチした。

　まだ、アヤックスの攻撃は始まる。左で大きくフィードし、これもバングが飛び出してエリア外からクリアする。

　今度はグレートブリテンが攻める。ダレン・ベントのクロスからアンディ・ジョンソンが倒れ込みながらヘッドを決めて２－０とする。

　７２分、アヤックスは右でフィード。これもバングが飛び出してクリアボールはエドガーへのパスとなる。

　８７分、アヤックスはカウンターからガンジャが突破。エリア内まで持ち込んでシュートもバングが弾く。

ガンジャ（やはり、バングにはエリア内からシュートを打っても簡単には決めさせてくれない）

グレートブリテン　２－０　アヤックス

（得点）　　８分　ジョージ・マッカートニー（グレートブリテン）

　　　　　６６分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

（警告）　　４分　ヨンス（アヤックス）

　アヤックスを下して２季連続ベスト８進出。

　他の会場では、グラーフ率いるＰＳＶがハイバリーに敗れた。そして、ベスト８が出揃う。

（ヨーロピアンリーグ準々決勝組み合わせ）

インテル・ミラノ（イタリア）　ｖｓ　ハイバリー（イングランド）

リスボン（ポルトガル）　ｖｓ　マンチェスター（イングランド）

プラハＳＬ（チェコ）　ｖｓ　リヨン（フランス）

ＦＣバルセロナ（スペイン）　ｖｓ　グレートブリテン（イングランド）

　前回覇者のリヨンもベスト８進出。そして、グレートブリテンは前年に続いて準々決勝でＦＣバルセロナと対戦。イングランドのクラブが３チーム勝ち残るなど活躍が目立つ。グレートブリテンは今度こそＦＣバルセロナを倒して、初の準決勝進出なるか？

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1488 イングランド編

イングランドカップ決勝前哨戦

２０１６年３月

（契約更改）

　ＭＦ　エドガー（２４）　１億２３００万→２億３４００万（２年）

　あれだけ活躍したエドガーにしては少ない額だが、契約延長は２年である。

ヨーロピアンリーグ１回戦ＡＷＡＹ

　グラーフが抜けても１人１人の能力が高いアヤックス。ＧＫには今季から加入したベルギー代表パドロームに、健在のブラジル代表ＦＷガンジャ。グループで戦ったＰＳＶ以上に強いかもしれないのだ。

　それは、試合でも証明される。

　前半アディショナルタイム、ガンジャがシュート。これをＧＫバングが弾いて凌ぐが、こぼれ球をオッフェルスがシュート。バング、体勢を崩しながらもシュートを抑える。

　後半もアヤックスに押され、攻めることすらままならない。

実況「グレートブリテン、何とかこらえて０－０にしているといった感じです。全く攻められません」

アヤックス　０－０　グレートブリテン

　何もさせてもらえずにスコアレスドロー。だが、よく持ちこたえたと言っていいだろう。

プレミアディビジョン第２８節

　イングランドカップ決勝の前哨戦となるリバプール戦。

　右にこぼれたボールをチャールズが拾ってクロスを上げる。これをエドガーが捻じ込んでゴール。グレートブリテンが先制した。

　しかし、リバプールも黙ってはいない。前半アディショナルタイム、ケルガンが右からクロスを上げる。これをピーター・クラウチが長身を生かしたヘッドで決めて１－１の同点とされる。

　エドガー、ケルガンと対峙。両者しばらく一歩も動かぬままだったが、エドガーはケルガンから目線を離さずにスルーパスを出す。

ケルガン「なにっ？！」

　抜け出したダレン・ベントが流し込んで、グレートブリテンが再び１点リード。

リバプール　１－２　グレートブリテン

（得点）　３４分　エドガー（グレートブリテン）

　　　　　４５分　ピーター・クラウチ（リバプール）

　　　　　６６分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　このまま、グレートブリテンが逃げ切る。

ケルガン（さすがだ、エドガー。君はどんな状況でも冷静にプレイできる超一流の選手だ。だが、イングランドカップ決勝では負けない）

プレミアディビジョン第２９節

グレートブリテン　２－０　ウィガン

（得点）　７２分　ダレン・アンブローズ（グレートブリテン）

　　　　　８８分　エドガー（グレートブリテン）

　今季リーグで初黒星を付けられたウィガンにも勝ち、リーグ９連勝。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1487 イングランド編

連勝、そして大勝

２０１６年２月

　スタジアムのスタンドＬｖ２が完成。

（契約更改）

　ＤＦ　ギャビン・ローガン（２９）　８４００万→１億２０００万（４年）

プレミアディビジョン第２４節

ミドルスブラ　０－１　グレートブリテン

（得点）　　６分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　ダレン・ベントの左からのクロスをアンディ・ジョンソンがジャンピングボレーでゴール左上に決める。

（契約交渉）

　ＭＦ　ジェームズ・ミルナー（２９・現ウェストブロム）　４年契約、年棒１億２０００万円

プレミアディビジョン第２５節

グレートブリテン　１－０　ウェストブロム

（得点）　３７分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

（警告）　９０分　稲本潤一（ウェストブロム）

　後半、ウェストブロムに押されるも、逃げ切ってリーグ５連勝。

プレミアディビジョン第２６節

エバートン　０－１　グレートブリテン

（得点）　　５分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　エドガーのバックパスからアンディ・ジョンソンがシュートを放ち、これが決まる。

　リーグ６連勝で２位ＡＳイースト・ロンドンとの勝ち点差を１１にまで広げた。

（契約交渉）

　ＭＦ　ロス・プレスリー（２５・現ハイバリー）　４年契約、年棒９０００万円

　今季、フリーから獲得する選手は２人である。今や常勝クラブの一つとなりつつあり、金持ちクラブにもなりつつあるグレートブリテンにとって、フリーから獲得する選手にもそれ相当のレベルが求められるようになってきた。

プレミアディビジョン第２７節

　シティ戦では、怒涛のゴールラッシュが起こっていた。ダレン・ベントがハットトリックを達成し、エドガーも２ゴールを挙げる活躍。

　７－０と一方的な展開となり、アディショナルタイムにＢ．ライト・フィリップスの意地のゴールで１点を返されるだけだった。

グレートブリテン　７－１　シティ

（得点）　１２分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　２１分　モーア（グレートブリテン）

　　　　　３６分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　４４分　エドガー（グレートブリテン）

　　　　　５１分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　６４分　エドガー（グレートブリテン）

　　　　　７８分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　　　　　９０分　Ｂ．ライト・フィリップス（シティ）

（警告）　２４分　ジョージ・マッカートニー（グレートブリテン）

　これまでのゲーム記録１試合最多得点タイ記録であり、１試合合計得点最多タイ記録でもある。

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1486 イングランド編

常勝の片鱗

イングランドカップ準決勝

グレートブリテン　２－０　ミドルスブラ

（得点）　３８分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　７６分　エドガー（グレートブリテン）

（警告）　４１分　ポール・ホッジス（グレートブリテン）

　　　　　４５分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　難敵ミドルスブラに２－０で完勝し、決勝進出。

そして、もう一つの準決勝では。

実況「リバプール、現在リーグ２位と好調のＡＳイースト・ロンドンと激闘の結果、延長までもつれ込みましたが、２－１で競り勝ちました」

マリウス（モーア、カップ戦優勝を賭けて勝負だ）

ケルガン（エドガー、今度は私たちが勝ってリバプールが優勝する）

プレミアディビジョン第２３節

　ここでも、難敵トットナムとの一戦。１０分にスルーパスからロビー・キーンに流し込まれて、トットナムに先制を許す。

　１点ビハインドの６２分、ロバソン監督はダレン・アンブローズを下げてハーグリーブスを投入し、流れを変えようと試みる。

　７４分、左ＦＫのチャンスに蹴るのはエドガー。蹴られたボールに反応して飛び出すトットナムのＧＫ。それより早くスティーヴン・マクマナスが蹴り込んで１－１の同点に追い付く。

　そして、アディショナルタイム。抜け出したカールトン・コールがシュート。これはＧＫに弾かれるが、こぼれたボールをコールが詰めて押し込み、逆転に成功。

トットナム　１－２　グレートブリテン

（得点）　１０分　ロビー・キーン（トットナム）

　　　　　７４分　スティーヴン・マクマナス（グレートブリテン）

　　　　　９０分　カールトン・コール（グレートブリテン）

（警告）　６２分　ダレン・アンブローズ（グレートブリテン）

　　　　　７４分　カール・ヒース（トットナム）

　苦しみながらも勝てるチームになってきたグレートブリテン。これが、常勝クラブとなるきっかけになるのか？！

プロサッカークラブをつくろう！ EU 1485 イングランド編

ＰＫでのレアケース

イングランドカップ準々決勝

　２点リードの６０分、エドガーがＰＫを蹴る。

実況「エドガー選手の蹴ったボールは低い弾道でＧＫの正面だ」

　ボールはＧＫに当たり、外したかに見えた。

実況「あーっ、これは！　エドガー選手の蹴ったボールはＧＫに当たって外したかと思いましたが、ゴール右横に決まったーっ」

　これはレアなケースで今まで見たことがない。

グレートブリテン　５－０　ニューカッスル

（得点）　２６分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　５３分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　　　　　６０分　エドガー（グレートブリテン）ＰＫ

　　　　　７２分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　９０分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

（警告）　　４分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　２２分　ポール・ホッジス（グレートブリテン）

　　　　　３９分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　先週のリーグ戦では１－１の同点だったが、今度は５－０と圧勝。

プレミアディビジョン第２１節

クリスタルパレス　０－３　グレートブリテン

（得点）　５４分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　５８分　ダレン・ベント（グレートブリテン）

　　　　　６６分　チャールズ（グレートブリテン）

　この試合を見たロビンソンはリーグ優勝を確信したのか、賞金を見越して、スタジアムのスタンドをＬｖ２に増築。費用は１５億８４００万円。

プレミアディビジョン第２２節

　２－１と１点リードでアディショナルタイムにボルトンがＦＫ。ガッシュの蹴ったボールはバーに当たり、ピンチを免れた。

グレートブリテン　２－１　ボルトン

（得点）　　４分　アンディ・ジョンソン（グレートブリテン）

　　　　　１７分　チャールズ（グレートブリテン）

　　　　　８２分　ダニー・ウィリアムズ（ボルトン）

（警告）　９０分　エドガー（グレートブリテン）