【2019-2020年1月中盤】
スペインリーグディビジョン1・第19節
7分と13分にフォルチューヌがゴールを決めて、この時間で早くも2点リード。しかし、29分にPKで1点を返される。
レアル・ベティス 2-2 カラオラCF
(得点) 7分 マルク・アントワーヌ・フォルチューヌ(カラオラCF)
13分 マルク・アントワーヌ・フォルチューヌ(カラオラCF)
29分 ネストル・パチョン(レアル・ベティス)PK
77分 ヴァスケス・ゴンサレス(レアル・ベティス)
更に後半にも点を取られ、この試合2点リードを守れず、2-2の引き分け。
首位FCバルセロナとの勝ち点差は11にまで広がり、カラオラCFサポーターからは不安の声も。
「監督がバングルに代わっても良くならねぇじゃねぇか」
「まだ36歳と若いし、ペドレッティやフォルチューヌよりも年下だからな。やっぱり、ペドレッティとフォルチューヌのクラブだよ」
「今年も優勝できないのか」
そんなサポーターの様子はカラオラCFの選手たちにも伝わっている。
「FCバルセロナと随分離されたからな、サポーターがガッカリするのも分かるぜ」
選手たちの士気も落ちる一方だ。そんな光景を見ていたマルディーニが口を開く。
「まだ分からんさ、勝負は何が起こるか分からない」
コスタクルタ「うん、マルディーニの言う通りだ。我々は目の前の試合を勝つことだけを考えていればいい」
世界の頂点を主将として制した男の一言でクラブの雰囲気がガラリと変わり、良くなる。
パサーリャ「そうだ、我々は前だけを見ていこう」
こうして、クラブの結束は以前にも増して固まり、リーグ後半戦を迎える。
スペインリーグディビジョン1・第20節
アトレティコ・マドリード戦。左からのクロスをフォルチューヌがシュートで決めて先制。追うアトレティコ・マドリードも決定機を作るが、カラオラCFのディフェンス陣が凌ぐ。
アトレティコ・マドリード 0-1 カラオラCF
(得点) 19分 マルク・アントワーヌ・フォルチューヌ(カラオラCF)
他では首位FCバルセロナがレアル・ベティスに1-2で敗れ、レアル・マドリードがバレンシアに0-1で敗れた。これでカラオラCFは首位FCバルセロナとの差を8に縮める。前年リーグ覇者CAカラオラは連敗でカラオラCFとは勝ち点差4の4位。