京津線は、実は数回しか乗った事がありません。
撮影には、500形が廃車になる前に数回訪れただけです。その時は500形が目的だったので、80形は何気なく撮影しただけでした。
京阪ファンとしては、京都地下鉄東西線開業は京阪線がぶった切られるような感覚を受け、歓迎するものでは無く、三条-御陵間廃止後は興味を持つ事はありませんでした。
京津線利用者数は1997年と2012年を比べると減少しているようで、年間の赤字額も石山坂本線を含めると年間15億円ほどと、なかなか苦戦しているようです。地下鉄東西線の開通自体はさておき、東西線への乗り入れが果たして良かったのかどうか、疑問に感じます。
そんな現実を垣間見ると、より「古き良き時代」への思いが強くなる訳ですが、2012年の事業者販売鉄道コレクションがまさかの80形。1900系、2000系と発売されてきたので、てっきり本線系統かと思っていましたが、良い意味で期待を裏切られ、発売日は喜んで朝から駅で並び、購入しました。
箱から取り出して眺めますと、なかなかよく出来たプロポーションで、あの頃を懐かしむことができます。いつもであれば、鉄道コレクションを購入すると走行できるようにいろいろと加工しますが、80形が活躍できるようなレイアウトはありませんし、箱には「動力・走行パーツは販売していません(2012年現在)」と書いています。この「2012年現在」という言葉が引っ掛かりますが、まあこれはこれでコレクションとして置いておこうかと思っていました。しかし、やはり工作好きとしては動力化して動かしたくなるもので、2両編成のお手軽さもあって小加工する事にしました。
トミックスの動力ユニット「TM-TR01」を購入し、寸法を合わせてみます。この動力ユニットは、車体長に合わせて長さが3段階に変更できるようになっています。幅はちょうどいいのですが、長さが足りませんでした。切り離すと1つの台車でしか集電できないようになりますが、リード線をハンダ付けすれば何とかなるかなと、いろいろと考えてみたり、ネット上の作例を見たりしていますと、アルモデルというメーカーから「鉄コレ動力TM-TR01延長改造キット(京阪80形・台車中心間54mm)」という、そのものズバリの商品が発売されているのを見つけ、すぐに購入しました。
このキット、一言で言うと「親切・丁寧」な商品です。
説明書はカラー写真をたくさん盛り込んでいて判り易く、工程ひとつひとつが解説されています。
エッチングパーツもハンダや接着剤を使う事無く、ヤットコで曲げていくだけでしっかりと組み上がります。さらに嬉しいのは、T車用の4㎜径車輪が付属していることで、一般流通していないこの径の車輪が手に入るのは有難いです。この車輪、他にも流用できそうです。
動力ユニットの延長が主な工作ですが、付属の排障器は見た目を大いに向上させてくれます。
クーラーのメッシュ部分を表現するパーツも付属しており、これは厚みがあるので評価が分かれるところですが、私は貧乏性なのでこれも取り付ける事にしました。
ナンバーはグリーンマックスの京阪2400系用で、過去に2000系で使用したものを流用しています。
よって、前面のサイズは少し違います。
パンタはどれが正解かよく判りませんが、実物の印象からグリーンマックスのPT42を使用しました。
完成した80形を机の上でコトコト走らせましたが、愛嬌があって楽しいものです。
こんな小型車が似合う小さなレイアウトも作りたくなります。
2両編成ということで気軽に楽しく工作することができました。
撮影には、500形が廃車になる前に数回訪れただけです。その時は500形が目的だったので、80形は何気なく撮影しただけでした。
京阪ファンとしては、京都地下鉄東西線開業は京阪線がぶった切られるような感覚を受け、歓迎するものでは無く、三条-御陵間廃止後は興味を持つ事はありませんでした。
京津線利用者数は1997年と2012年を比べると減少しているようで、年間の赤字額も石山坂本線を含めると年間15億円ほどと、なかなか苦戦しているようです。地下鉄東西線の開通自体はさておき、東西線への乗り入れが果たして良かったのかどうか、疑問に感じます。
そんな現実を垣間見ると、より「古き良き時代」への思いが強くなる訳ですが、2012年の事業者販売鉄道コレクションがまさかの80形。1900系、2000系と発売されてきたので、てっきり本線系統かと思っていましたが、良い意味で期待を裏切られ、発売日は喜んで朝から駅で並び、購入しました。
箱から取り出して眺めますと、なかなかよく出来たプロポーションで、あの頃を懐かしむことができます。いつもであれば、鉄道コレクションを購入すると走行できるようにいろいろと加工しますが、80形が活躍できるようなレイアウトはありませんし、箱には「動力・走行パーツは販売していません(2012年現在)」と書いています。この「2012年現在」という言葉が引っ掛かりますが、まあこれはこれでコレクションとして置いておこうかと思っていました。しかし、やはり工作好きとしては動力化して動かしたくなるもので、2両編成のお手軽さもあって小加工する事にしました。
トミックスの動力ユニット「TM-TR01」を購入し、寸法を合わせてみます。この動力ユニットは、車体長に合わせて長さが3段階に変更できるようになっています。幅はちょうどいいのですが、長さが足りませんでした。切り離すと1つの台車でしか集電できないようになりますが、リード線をハンダ付けすれば何とかなるかなと、いろいろと考えてみたり、ネット上の作例を見たりしていますと、アルモデルというメーカーから「鉄コレ動力TM-TR01延長改造キット(京阪80形・台車中心間54mm)」という、そのものズバリの商品が発売されているのを見つけ、すぐに購入しました。
このキット、一言で言うと「親切・丁寧」な商品です。
説明書はカラー写真をたくさん盛り込んでいて判り易く、工程ひとつひとつが解説されています。
エッチングパーツもハンダや接着剤を使う事無く、ヤットコで曲げていくだけでしっかりと組み上がります。さらに嬉しいのは、T車用の4㎜径車輪が付属していることで、一般流通していないこの径の車輪が手に入るのは有難いです。この車輪、他にも流用できそうです。
動力ユニットの延長が主な工作ですが、付属の排障器は見た目を大いに向上させてくれます。
クーラーのメッシュ部分を表現するパーツも付属しており、これは厚みがあるので評価が分かれるところですが、私は貧乏性なのでこれも取り付ける事にしました。
ナンバーはグリーンマックスの京阪2400系用で、過去に2000系で使用したものを流用しています。
よって、前面のサイズは少し違います。
パンタはどれが正解かよく判りませんが、実物の印象からグリーンマックスのPT42を使用しました。
完成した80形を机の上でコトコト走らせましたが、愛嬌があって楽しいものです。
こんな小型車が似合う小さなレイアウトも作りたくなります。
2両編成ということで気軽に楽しく工作することができました。