イヴァロの街

９月１７日

朝６時頃起床するが、予報通り曇り空。旅仲間の２人が、私より一足先に帰国するので、車を返却するのも兼ねて、イヴァロ空港へと車を走らす。
見送った後、歩いて宿に戻ることにする。



Ｅ７５にさしかかった時、トナカイが数匹歩いているのを発見。



いつも車に乗っているとき見かけるので、じっくり見ることができなかったが、今度は間近でゆっくり観察できる。



とはいっても、ある程度近づいたら離れていくし、そんなに近づくことができない。
自分が帰る方向に、トナカイも歩いていく。
おかげで、比較的長く観察することができた。
宿に戻って昼食をとって、レセプションの前に並んでいる自転車を見に行く。
自転車は、無料で借りられる。
その代わり、自転車はベストなコンディションではないが、と宿の主人が借りる時言った。
今日は特にすることもないので、曇り空だがイヴァロの街を散策することにした。



少し横から見ると‥‥



今にも倒れそうに見える‥‥



正教会



川に浮かぶ飛行機



図書館



ロシア語表記が目立つ



斬新なデザインの教会



ロシアのムルマンスクへは３００ｋｍほど‥‥

バスステーションで、明日の１６時ムルマンスク行きバスがあるか確認し、席の予約はできないと言うが、チケットをとりあえず買っておく。
曇り空なので早めに夕食にして、明日の準備をしてから寝る前の恒例の空の確認をした。
すっかり諦めていた天気だったが、見上げると一面の星ではないか！
この宿は、だだっ広いスペースがあり周囲に遮るものがあまりなく、照明もあまり届かず、オーロラ観賞向きだ。
しかしせっかく空が晴れてくれたにもかかわらず、オーロラの気配は全くなし。オーロラ予報を確認しても、どうやら活動的ではないようだ。
流れ星が空を横切った。
睡魔に負けて、１２時頃寝床に着く。