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北極圏のバレンツ海にあるノルウェー本土とスピッツベルゲン島との約中間地点に浮かぶ不毛の島ビュルネイ島
(Bjørnøya)。英名ではBear Islandとも言う。
北緯74度31分、東経19度01分、面積178km2、スヴァールバル諸島最南端の島である。
気候は北のスピッツベルゲン島よりマイルドだが霧が多く、降水量もノルウェー本土よりはずっと少ないが、他のスヴァールバル諸島の島々より多い。
以前は石炭採掘、漁業、捕鯨のため一時人が住んでいたこともあるが、現在は気象観測所で働くスタッフが9人ほどいるだけの無人島である。
北極グマやセイウチ、北極ギツネなど野生動物が生息していたが、北極グマやセイウチは捕獲され、いなくなってしまった。北極グマは冬流氷に乗ってたまにやってくる程度である。今は多くの海鳥と絶滅寸前の北極ギツネが生息している。
2002年に気象観測所周辺以外の全ての土地が石油天然ガス業界の反対を押し切って自然保護区に指定された。
船
スヴァールバル諸島クルーズに参加すると寄ることがある。気象観測所ではちょっとしたお土産も買えるらしい。博物館もある。