THE ARCTIC - オーロラの地を旅する

北欧北極圏、アイスランド、グリーンランドの旅行情報

アイスランド火山噴火2

2010-04-20 | 北極圏ニュース


アイスランド火山噴火の影響で、大混乱に陥っていたヨーロッパ航空網は20日、英仏など各国の空港閉鎖が相次いで解除され、航空機の運航が再開された。EUが19日に飛行規制を緩和したことを受けた措置で、欧州空路の混乱は5日ぶりに正常化へ向かう。

EU加盟各国の航空当局は19日の運輸相会議で、火山灰が高濃度の空域を「飛行禁止空域」と定め、火山灰があっても低濃度の空域は「運航許可空域」とすることを決めた。

だが、火山の噴火活動は相変わらず続いている。
アイスランドの専門家は、火山活動は沈静化に向かい、火山灰の噴出量は減りつつあるとの見解を示したが、英航空当局は「新たな火山灰が英国に向かっている」と警戒。ロンドンのヒースロー空港は再開の見通しが立っていない。20日朝に再開された北部のグラスゴー空港は同日午後、再び閉鎖された。
19日に一部の空港を再開したポーランドも再び空港閉鎖に追い込まれた。
ドイツやデンマーク、フィンランドは空港閉鎖を継続。デンマークは航空会社による試験飛行すら認めていない。
目的地の空港閉鎖で欠航する便も多く、ヨーロッパ北部を中心に混乱は収まりそうにない。

一方、アイスランドはというと、今回の噴火による火山灰は噴火地点より東に広がっており、被害はそれほどでもないらしい。実際、ケフラヴィック国際空港はオープンしており、北米便などは正常に運行している。
レイキャヴィクでも、火山灰による大気汚染はなく、被害はアイスランド南海岸に限定されている。

アイスランド火山噴火

2010-04-15 | 北極圏ニュース
4月14日、アイスランド南部エイヤフィヤトラヨークトル氷河にある火山が2度目の噴火を起こし、ヨーロッパの北西部に火山灰が広がっていて、ヨーロッパの空の便に影響を与えている。
ヨーロッパで一番発着数の多い空港、ロンドンのヒースロー空港では、少なくとも150の便がキャンセルとなった。

エイヤフィヤトラヨークトル氷河の火山が3月20日に噴火して以来、ここは人気観光スポットになっていた。この氷河は首都レイキャビクの東約160キロに位置し、火山は氷河の下にある。旅行会社はヘリコプターや四輪駆動車で周辺をめぐるツアーを企画、壮大な光景を一目見ようと観光客が詰め掛けていたらしい。 一面雪に覆われた周囲の光景と、溶岩が噴き出す火山との対照は壮観だという。

 Fly Bus の ツアー

●Volcano Tour 
 18:00-0:00 9900ISK 
●Volcano Super Jeep Tour
 16:30-1:00 39000ISK 夕食付
●Volcano Super Jeep Tour & Helicopter flight
 13:00-20:00 99000ISK 夕食付

 一生に一度のこの機会をお見逃しなく!!とのこと。

2回目の噴火の兆候が確認されると同時に近隣の住民約800人、旅行者約70人を避難させた。火山近くのリングロード(国道1号線)も一時閉鎖されている。

AIR BERLIN

2010-04-12 | 空の移動
ドイツで2番目に大きな航空会社である、エアーベルリン。
ヨーロッパ内だけでなく、アメリカ、カリブ、アフリカ、中東、東南アジアへの便もある格安航空会社だ。
北欧へは、ドイツ(ベルリン、デュッセルドルフ等)からストックホルム、オスロ、ヘルシンキ、レイキャヴィク等への直行便がある。うまく使えば、格安で北極圏旅行を楽しめるかもしれない。



その他航空会社新情報

●フィンランドの格安航空会社Blue1

冬季限定で新路線 Paris⇔Kittila、Moscow⇔Kittila が新たにできている。

●SAS

グリーンランドには最近飛ばないようだ。


スノーホテル IN  RUSSIA

2010-04-11 | 北極圏ニュース


北極圏に程近いロシア連邦北西部の都市、アルハンゲリスクから400KM南の村 Kononovskaya にロシア最初のスノーホテル(アイスホテルではない?)が最近オープンしたようだ。



「Malinovka」というスキーコンプレックス内にあるこの施設は、9つのリビングルーム、展示ホール、映画館、会議室、特別室とアイスバーから成りたっている。特別室は結婚式などが行えるようにデザインされている。

この新しい施設は、冬の観光における風光明媚なこの地方の宣伝にもなり、アルハンゲリスク州観光の目玉の一つとなるでしょう。

アルハンゲリスク州は観光開発に力を入れており、観光客の数は2006年の18万人から2008年には28万人以上に増大した。しかし2009年に関しては観光客数は30パーセント落ち込んだ。

次の冬には、アルハンゲリスク市内にスノーホテルを建設する計画もある。



AIR BALTIC 新路線

2010-04-10 | 空の移動
リガからフィンランドの Rovaniemi、Kuusamo、スウェーデンの Luleå 、Umeå 等に最近新たに直行便を運航しはじめたエアーバルティック。

エアーバルティックはラトビアの国営航空会社で、スカンジナビア航空傘下の航空会社だが、安さが売りの成長著しい格安航空会社だ。

今のところノルウェー北極圏へはTromsø への便しかないが、北極圏経済の活性化に伴って、Kirkenes 、Lakselv 、Bodøへの便も検討中とのこと。