9月15日
出発日の朝は曇り。
駐車場から車をキャビンの入口まで持ってきて、荷物を詰め込む。
9時半頃出発、アビスコともお別れだ。
とりあえずキールナへ向かう。
道沿いの黄葉はかなり進んで、来るときとすっかり変わっているようだ。
一面黄金色に輝いて、ルスカ真っ盛りの森もあるが、だいたい葉も落ち全体が黒ずんでいる森が多い。
キールナのインフォメーションでWIFI接続し、天気の最終チェック。今夜晴れるらしいムオニオに宿泊することにする。3年前泊まった宿を予約し、給油をした後、東へと向かう。
キールナからヴィタンギまでの道は、一部工事中で長めの砂利道を行かねばならない。
ヴィタンギの教会前で駐車し、曇り空で風も少しあるので車内で軽くパンの昼食。
教会前の木々からはらはらと、黄色に染まった葉が落ちていく。
もうすでに晩秋の趣。
Pajalaへの道を行く。
またしても、工事中の道路があり、砂利道を走る。
Pajalaの手前を左へ。
今度は100キロ程北上。
また工事中の砂利道を越え、牧歌的な道をひたすらすすと、空も晴れてきた。
国境の橋を越え、3年前にも泊まった宿にチェックイン。
今度は、結構奥まったところにあるキャビンだ。
しかし、ヒーターが熱くならない。
今年は、やや暖かい秋とはいえ、夜中は5℃まで下がる。
フロント係に来てもらって、なんとか熱くなってきた…
夕食は、宿のレストランで取ることにする。
もう8時過ぎで他に客はコーヒーを飲んでいる客が1人。
隣のバーが、すでに結構賑わっているようだ。
我々はラップランド定番のトナカイのソテー、北極イワナのフライを注文。
北極イワナはキルピスジャルビの辺りの湖から来る、と注文を取りに来たおじさんは言った。
今日は疲れたが、夜空は予報通り雲がほとんどない快晴。寝る訳にはいかない。
11時過ぎ、川辺の暗い場所で張っていると、薄くオーロラが北の空に現れ始めた。
北の空を横切ってゆっくり揺らめいている。オーロラの明かりが国境の川に反射している。
しかし一度、明るく輝き始めたかと思うと、すぐ雲と見分けがつかなくなるほど薄くなった。
諦めてコテージに戻ろうととぼとぼ歩いく。コテージの手前まで来て天井を確認すると、湧き上がるようにオーロラが揺らめいているではないか!
唖然と見上げていると、突然ものすごい速度で波打ち、空一面緑からピンクへ降るように光の束が渦巻いた。
一瞬の出来事だった。
そののち、しばらく明るめのオーロラが続いたが、段々と薄くなっていき、余韻が残るのみとなった。
諦めて寝床に着く。
真夜中目を覚ましたので、外に出ると、空はすでに厚い雲に覆われて星一つ見えなくなっていた。
今日の宿
Harriniva Holiday Center
4人用コテージ(シャワー、トイレ、キッチン共用)がBooking.comで€52だった。ヒーティングの調子が悪い場合があって、工夫が必要。
出発日の朝は曇り。
駐車場から車をキャビンの入口まで持ってきて、荷物を詰め込む。
9時半頃出発、アビスコともお別れだ。
とりあえずキールナへ向かう。
道沿いの黄葉はかなり進んで、来るときとすっかり変わっているようだ。
一面黄金色に輝いて、ルスカ真っ盛りの森もあるが、だいたい葉も落ち全体が黒ずんでいる森が多い。
キールナのインフォメーションでWIFI接続し、天気の最終チェック。今夜晴れるらしいムオニオに宿泊することにする。3年前泊まった宿を予約し、給油をした後、東へと向かう。
キールナからヴィタンギまでの道は、一部工事中で長めの砂利道を行かねばならない。
ヴィタンギの教会前で駐車し、曇り空で風も少しあるので車内で軽くパンの昼食。
教会前の木々からはらはらと、黄色に染まった葉が落ちていく。
もうすでに晩秋の趣。
Pajalaへの道を行く。
またしても、工事中の道路があり、砂利道を走る。
Pajalaの手前を左へ。
今度は100キロ程北上。
また工事中の砂利道を越え、牧歌的な道をひたすらすすと、空も晴れてきた。
国境の橋を越え、3年前にも泊まった宿にチェックイン。
今度は、結構奥まったところにあるキャビンだ。
しかし、ヒーターが熱くならない。
今年は、やや暖かい秋とはいえ、夜中は5℃まで下がる。
フロント係に来てもらって、なんとか熱くなってきた…
夕食は、宿のレストランで取ることにする。
もう8時過ぎで他に客はコーヒーを飲んでいる客が1人。
隣のバーが、すでに結構賑わっているようだ。
我々はラップランド定番のトナカイのソテー、北極イワナのフライを注文。
北極イワナはキルピスジャルビの辺りの湖から来る、と注文を取りに来たおじさんは言った。
今日は疲れたが、夜空は予報通り雲がほとんどない快晴。寝る訳にはいかない。
11時過ぎ、川辺の暗い場所で張っていると、薄くオーロラが北の空に現れ始めた。
北の空を横切ってゆっくり揺らめいている。オーロラの明かりが国境の川に反射している。
しかし一度、明るく輝き始めたかと思うと、すぐ雲と見分けがつかなくなるほど薄くなった。
諦めてコテージに戻ろうととぼとぼ歩いく。コテージの手前まで来て天井を確認すると、湧き上がるようにオーロラが揺らめいているではないか!
唖然と見上げていると、突然ものすごい速度で波打ち、空一面緑からピンクへ降るように光の束が渦巻いた。
一瞬の出来事だった。
そののち、しばらく明るめのオーロラが続いたが、段々と薄くなっていき、余韻が残るのみとなった。
諦めて寝床に着く。
真夜中目を覚ましたので、外に出ると、空はすでに厚い雲に覆われて星一つ見えなくなっていた。
今日の宿
Harriniva Holiday Center
4人用コテージ(シャワー、トイレ、キッチン共用)がBooking.comで€52だった。ヒーティングの調子が悪い場合があって、工夫が必要。