THE ARCTIC - オーロラの地を旅する

北欧北極圏、アイスランド、グリーンランドの旅行情報

ミーヴァトン(Myvatn)

2008-11-19 | アイスランド



Akureyriから車で1時間半。国道1号線を東に進むとアイスランドで4番目に大きな湖、ミー湖(Mývatn)にたどり着く。
 Mývatnとは「蚊の湖」という意味らしく、ワタシは冬行ったんでわからないが夏は蚊が多いらしい。
 あたり一帯奇岩が多く林立し、クレーターもたくさんある。
 冬でも凍らない湖としても知られていて(少し凍っていたところもあったが)湖に反射するオーロラという組み合わせで鑑賞できるかもしれない。 湖中にはマリモの大群生もあるらしい(世界でここと阿寒湖だけらしい)。
 この辺はアイスランドでも最も火山活動や地熱活動が活発な地帯の一つで、「火の国」アイスランドが実感できるところだ。
 小さな村Reykjahlíð が拠点になる。湖の南西湖畔のSkútustaðir にもホテル、キャンプ場などがある。あとReykjahlíðから南へ2.5KMのVogarというところにも宿、キャンプ場があるらしい。

宿

◇Hotel Elda http://www.elda.is/

Reykjahlíð にあるゲストハウス。建物があちこちにある。キャンプ場も併設。

◇Hotel Reykjahlid  http://www.reykjahlid.is/

周辺

◇Hverfjall

巨大クレーター。標高は462M、深さ140M、直径1000M。Reykjahlíð からハイキング道がある。

◇Mývatn Nature Baths(温泉)  http://www.jardbodin.is/

ブルーラグーンのMývatn版。Reykjahlidから国道1号線を東へ3KM行き、小道を右に曲がって進んでいく。周りはMývatnらしい風景。外から見た感じではブルーラグーンよりは小さい。

大人1400クローナ。年中開いている。

◇Namafjall

国道1号線を東へ6KM。硫黄の臭いが鼻を突く。無数の噴気孔からガスが噴出しているが、泥がボコボコと沸騰している様は圧巻だ。

◇Krafla

Namafjallからさらに国道1号線を東へ行き小道を左に7KM。地熱発電所の向こうに火口湖があるらしいが雪で行けなかった。近くにTバー一本のみの簡易なスキー場があった。リフト券は確か500クローナだったと思う。レンタルなどはない。周りはすばらしい風景なんで一度滑降してみたかった。 
 Reykjahlidからハイキング道があるらしく、歩いてでも来れる。

2006年4月上旬、私がここに来た時はKraflaより東の国道1号線は雪のため通行できなかった。

  Krafla地熱発電所

  Namafjall



Hotel Reykjahlid発の各種ツアー

6月15日~9月30日まで。人数が揃わないと行われない。トレッキングブーツ、温かい服装、お弁当が必要。

Nonni Travel  http://www.nonnitravel.is/

◇アスキャ(Askja)スーパージープツアー  

月面のようなAskja周辺に向かう。8時出発。

◇Dettifossスーパージープツアー

ヨーロッパ最大の滝DettifossとKrafla、Gjástykki、Jökulsá 渓谷を巡るツアー。8時出発。

アークレイリ(Akureyri)

2008-11-06 | アイスランド


アイスランド第2の町、ということだが人口は1万5千人ほどの小さな港町だ。
 ここはアイスランドの中では比較的晴天率が高い地方でオーロラ観測にはいいかもしれない。

Akureyriインフォメーション  http://www.akureyri.is/



宿

◇Akureyri HI Hostel http://hostel.is/

街の中心から歩いて5、6分。すぐ近くにはスーパーがある。1900ISK~



街の南部に空港がある。歩いてでも行ける距離だ。レイキャヴィクからの他、夏にアイスランドエクスプレスがコペンハーゲンとの間を結んでいる。


周辺の見どころ

◇Hlíðarfjall スキー場

町から西に5KM。レンタカーで行ったので果たしてスキー場までのバスとかあるのかわからない。ロンリープラネットにはバスがあると書いてあるが。
 アイスランドでベストのスキー場ということだが規模は小さい。雪質は良かった。木など生えていないので一面真っ白だ。天候が悪いとすぐ休業する。一日リフト料金はアイスランドの物価にすれば安いほう。1800クローナだった。半日リフト券もある。レンタルスキーもあるが数は少なめ。

◇Goðafoss

 AkureyriとMyvatnの間にある滝。国道1号線を東へ40KM、Myvatn方向に車を走らせると標識が見えてくるので右側に曲がる。駐車場に車を置いて、少し歩くとなかなか迫力のある滝が見えてくる。

Goðafoss   



◇Grímsey

実はアイスランドの大部分は北極圏より南である。しかしこの本土の41KM北に浮かぶGrímsey島は北極圏(Arctic Circle)上にあり、ここに来て初めて立派に北極圏に来た、と言える。したがってミッドナイトサンもアイスランドで唯一ここで拝められる。(白夜の頃で曇ってなければだが)
 ここにはDarvíkからフェリー、またはAkureyriから飛行機で来れる。
 
◇Kolbeinsey

Grímseyよりさらに74KM北に浮かぶ島。無人。アイスランドの最北端だが荒波に侵食されてもうすぐなくなってしまうといわれている。

レイキャヴィク(Reykjavik)

2008-11-04 | アイスランド


アイスランドの首都で人口は17万。首都としては世界最北の北緯64度8分に位置する。レイキャヴィークの最低気温は一年で最も寒い日でも-10度ぐらいにしかならず、緯度のわりに非常に温暖な場所だといえる。しかし風が強く、天気がころころ変わる。晴れ間は少ない。

 郊外までマンションがたくさん並んでいて北極地方の都市の中ではかなり大きな都市だ。緑がなく割と密集しているせいか、少し殺風景にも下手すれば見えなくもないが、北欧の町らしく清潔感があり整然としている。
 ワタシはアイスランドの水道水は水道水としては世界で一番うまいと思う。まったく塩素臭くないし、日本で売ってるミネラルウォーターよりよほどうまい。しかしアイスランドではお湯の方の蛇口をひねると硫黄臭い温泉のお湯が出て来るので飲料には適さない。うっかり料理なんかに使うと温泉臭い料理になってしまう。
 余談だがアイスランドのビールもうまい水を使うせいか非常にうまい。値段は高いが。。

 2006年4月に来たときはアイスランドの物価は恐ろしく高かったと感じた。日本の1.5~2倍ぐらいだったような気がする。所得が高く、なにもかも輸入で、人口も少ないのでしょうがない気もするが、とりたてて裕福な国という感じもしなかった。走ってる車は日本車が多い。しかもかなりの年代ものも見かけた。北欧の人たちは余計な出費はしないし環境に対する意識も高いので物を大切にするのだろう。だから古い車が走ってたり、何十年前だろうと思える洗濯機がまだ現役だったりする。
 最近ニュースでアイスランドの経済が破綻した、などと話題になっている。為替をチェックしてみると、なるほど2006年春当時より半分ぐらいまでクローナの価値が下がっている。アイスランドの人々には申し訳ないが我々には少し旅し易くなったかもしれない。

 街中の図書館ではインターネットができるが、アイスランドでは図書館のインターネット利用は有料だ。

宿

◇Travel Inn and Guesthouse Pavi

www.activehotels.comで予約した。バスターミナルのすぐそば。国内線空港にも歩いていける距離。ハトルグリムス教会にもすぐ。家庭的な宿だ。朝食付で物価の高いレイキャビクではかなり安い方だと思う。

ハトルグリムス教会   



◇Laugardalur HI Hostel

街の中心から歩いて30分ぐらいでちょっと遠いが北欧のユースホステルらしく綺麗でおしゃれで心地よい。キャンプもできる。インターネットも有料で可。
 オーロラ観測には街の中心よりましだろうが周りは夜でも真暗にはならないので特に向いている場所とは言い難い。しかしワタシは2006年4月ここで天から降りそそぐ強烈なオーロラ、いわゆる「ブレイクアップ」現象をはっきり見た。それがあまりに凄かったため、今こういうブログを書いている遠因にもなっている。

アイスランドのユースホステル  http://hostel.is/

アイスランドのユースホステルは安くて綺麗で居心地がいい。なによりキッチンがあって自炊できるのがいい。キッチンの設備も立派だ。シーツは別料金なので安くあげるなら持っていた方がよい。レンタカーとホステル代のパックなどもある。


周辺

◇BLÁFJÖLL スキーエリア

レイキャヴィクから国道1号線を東に行くと標識が見えてくるので右折する。レイキャヴィクからスキーバスもある。

◇Blue Lagoon  http://www.bluelagoon.com/

超有名な巨大露天風呂。Keflavik国際空港から近い。宿も併設している。ここはオーロラ鑑賞にもいい場所だ。
 近くにある地熱発電所も見学できる。
 レイキャヴィクからバスで45分。ここに来てから空港へ行くツアーもある。

   ブルーラグーン




日本からだとSASでコペンハーゲン経由&オスロ経由で来るのが一番便利かもしれないが同日着はできない。英国航空は昔飛んでいたと思うんだが今はないようだ。
Iceland Express で格安でロンドン、コペンハーゲンなどから来ることも可能。
 Keflavik国際空港からレイキャビク市内まで45分。空港バスはユースホステルまで連れてってくれた。空港ではアイスランド入国後免税店でショッピングを楽しめる。夜遅くの便で来たのだがちゃんと開いてて賑わっていた。アルコール買うならここがいい。
 グリーンランド行きの便は市内の国内線の空港から出発。グリーンランドはデンマーク領なんで空港の免税店で酒類など免税で買える。

各地へのバス、ツアーなど

http://www.bsi.is/


Laugarvatn(Gullfoss&Geysir)

2008-11-04 | アイスランド
レイキャビクから東へ100KM。Laugarvatnは300人ほどが住む小さな村。ゲイシールやグルフォスに近いので滞在した。

周辺

◇Gullfoss

アイスランド旅行のハイライト。レイキャヴィクからバスもあるらしいが、普通旅行者はGolden Circle Tourに参加して来る。車でも標識がしっかりしているのでそんなに迷わずに来れた。

◇Geysir

有名な間欠泉。5~10分おきに噴き出していた。ホテルや土産物屋、カフェもそばにある。

宿

◇Hostel Laugarvatn

2006年4月に来た時は新しい建物を建築中でオーナーの自宅兼ホステルに泊まった。近くにはスーパーもあった。

  Geysir 

  Gullfoss
                              

Hrutafjordur

2008-10-22 | アイスランド
宿

◇Sæberg Hostel

レイキャビクとアークレイリの中間あたり、国道1号線のそばにSæbergユースホステルがある。国道1号線を北上して行ってユースの看板を見たら左に入り、1KM進む。
周りはとても辺境な感じがしていい。露天風呂があり海を見ながら、うまくいけばオーロラ観ながら入ることも可能だ。
スーパーもレストランも周りにない。立派なキッチンがあるので食材持ち込んで自炊しよう。