カラショーク（Karasjok）

　サーメ議事堂


昔から山岳サーメ人の集落となっていた場所。
　沿海部のノルウェーの町とは違って大陸性気候で乾燥していて気温差が激しい。史上最低気温－５１．４度、最高気温３２．４度を記録したことがあるらしい。

バス

アルタまで５時間弱、ヒルケネスまで５時間半。フィンランドのIvaloまで２時間半。

宿

◇Karasjok Vandrerhjem

通年営業。街から６KM。サーメ人の文化にどっぷり浸かれそうな宿だ。３００NOK～

◇Rica Hotel Karasjok　http://www.rica.no/

ノルウェー全土に展開するホテルチェーン。サーメ公園そば。サーメ風山小屋の施設もあり、サーメ料理も楽しめるらしい。

ハンメルフェスト（Hammerfest）

北緯７０度３９分の人口約９千の町。極端に北に位置するが年平均気温は+２度で永久凍土も存在しない。1月でも氷点下になることは少なく、世界最北の不凍港であるとも言われている。
　北ノルウェーでは最も歴史の古い町で、１８９１年に北ヨーロッパ初のガス灯が街路に灯された事でも有名。

　北極海初のガス田、スノービット（Snøhvit）ガス田はHammerfestの北西１４０KMのバレンツ海にある。ハンメルフェストに多くの雇用を生み出している。

宿

◇Hammerfest Turistsenter

街から１KM。

４人用キャビン　５００NOK

◇Hotell Skytterhuset

街から１KM。

シングル　８５０NOK　ダブル　１０５０NOK　週末割引あり

◇Thon　Hotel

街の中心。市庁舎の隣。

シングル　８５０NOK～　ツイン　９５０NOK～

空

WiderøeがTromsø、Alta、Honningsvågなどを結ぶ。

船

Hurtigrutenの寄港地なのでKirkenes、Honningsvåg、Tromsø、Svolvær、BodøやBergenまで行くことも可能。フェリーはAltaへはバスより速い。



夏はトナカイをよく見かける。運転には注意！

ヒルケネス（Kirkenes）

ノルウェーの東の果ての町ヒルケネスはロシア国境からわずか７キロで人口３千ほど。イスタンブールやカイロより東にある。沿岸急行船の北の終着点となっている。
　気候は他のノルウェー海岸線の町より大陸性気候に近く、寒さは厳しいようだ。
　毎月最後の木曜は街でロシアンマーケットが開かれるらしい。

インフォメーション　

http://www.destinationkirkenes.no/

http://www.kirkenesinfo.no/

ツアー

Arctic Adventure Resort　　http://www.arctic-adventure.no/

◇King　Crabサファリ

ヒルケネスでは世界最大と言われる食用蟹が獲れるらしく、最大のもので２．５M、重さは１５キロにもなり、２５年も生き長らえる蟹だそうだ。日本のパックツアーでもルートに入っていたりする。
　ボートに乗りボートでダイバーが捕ってくるのを見れる。あとで試食もできる。




◇北極点でダイビング

北極点の海に潜るという超コアなダイバー向けのツアーをやってるらしい。北極点の海に潜って何が見れるんだろうか？底も深そうだし真っ暗なんじゃないだろうか？あとロシア領Franz　Josef　Landへもダイビングツアーがあるらしい。

その他にも各種普通のツアーもある。

宿

◇Kirkenes　Snowhotel　http://www.radius-kirkenes.com/

冬の間だけ営業の氷のホテル。もうこの手のホテルはちっとも珍しくなくなってしまった。宿泊代やたら高いし寒い部屋で寝るなんて客来るんだろうか？
街の中心からから１．５KMで他の町のアイスホテルより便利な位置だ。２００８年は１２月２０日オープン。

◇Kirkenes Overnatting　　http://www.kirkenesovernatting.no/

キッチンあり。

シングル　５００NOK　ツイン７００NOK　（６、７、８月は+１００NOK）

◇Barents Frokosthotel　　http://www.kbhotel.no/

街中にある。

シングル　６７５NOK～　ツイン　８２５NOK～　朝食付き

バス

Karasjokへ５時間半、Altaへは１３時間。
　夏の間フィンランドのIvaloへ行くバスがある。２００８年は６月２３日～８月６日だった。Tana　Bru　からIvaloは通年ある。
　ムルマンスク行きバスも毎日ある。５時間３００NOK。要予約。

ムルマンスク行きバス　http://www.pasvikturist.no/

Nikelツアーやムルマンスクツアーもやっている。

空

SAS、Widerøe、ノルウェジアンエアーが就航している。

ボードー（Bodo）

人口約４万５千の商業都市。北緯６８度１８分で北極圏の少し上なんで夏至の頃は真夜中の太陽も見ることができる（曇りや雨が多いので、晴れてればの話だが）。
　鉄道駅、沿岸急行船停泊港、空港を有するノルウェー北部の交通の要所でノルウェー本土から対岸のLofoten諸島への玄関口でもある。

宿

Bodøsjøen Camping　　http://www.nafcamp.com/bodosjoen-camping/

街から３KMの空港近く。

周辺

◇サルトスラウメン（Saltstraumen）

Bødoの近くのSaltstraumenという場所は世界一強い潮流があるところで、橋の下の辺りで渦潮が見れる。新月と満月の日は渦巻きは最大になる。
　ネットで調べて一番流れの激しい時に行ってみた。確かに大きく渦巻いており上流へと逆流していた。
　日本の鳴門の渦潮を見たことないが、そちらの方が大きいかもしれない。

　　Saltstraumen



Bodø Turist Information （いつ見頃かがわかる） http://www.visitbodo.com/

ツアー

Tuvsjyen　　http://www.tuvsjyen.com/

この辺はは豊かな漁場になっていて釣り師にとって天国らしい。ボートの貸し出しからフィッシングツアーまである。ダイビングツアーも行っている。渦潮に飲み込まれないのだろうか？

空

SAS、Widerøe の他、ノルウェジアンエアーが就航していて安くオスロに飛べる。空港へは街の中心から徒歩でも行ける。

船

Lofoten諸島のSvolværやMoskenes、VærøyやRøstへのフェリーがある。沿岸急行船も近くの岸壁から出航する。

ハシュタ（Harstad）

Lofoten諸島の隣、Hinnøya島というノルウェー最大の島（Svalbard諸島を除いて）にある人口２万の割と大きな町。インフォメーション、大きなスーパーなど一通りそろっているが、特に観光客で賑わう町ではない。沿岸急行船の寄港地。

宿

◇Thon　Hotel　http://www.thonhotels.com/

街の中心で港の前。Thon　Hotelはノルウェー全土に展開するホテルチェーンだ。安宿がなく、仕方なく泊まった。土日は割引が利く。この町は軍の施設があるせいか、軍関係の人たちが多く利用していた。

船

Tromsoから高速フェリーが1日1～3便運行する。所要約2時間45分。沿岸急行船でもTromsoやSvolværへ行ける。

　

沿岸急行船。周囲の建物より高いので入港すればすぐ分かる。　　　


バス

ナルヴィクへはまずEvenes空港に行ってそこからナルヴィク行きに乗り換える。Svolvær行きもある。

空

Narvikの空港としても利用されているEvenes空港は４５KM南。ノルウェジアンエアーが就航していて、安くオスロから来れる。もちろんSAS、Widerøeも就航している。